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「反応しない!」Surfaceでキーボードが打てないときの7つの対処法 | スマホスピタル
「Surfaceを使おうとしたらキーボードが反応しない…」といった経験をしたことはありませんか。仕事中や、外出先で急にキーボードが使用できなくなってしまうと一大事です。
そこで本記事ではSurfaceのキーボードが反応しないときにまず試して欲しいこと、キーボードが反応しない原因と対処法を解説します。
Surfaceのキーボードが使えなくなってしまったとお困りの方は、ぜひチェックしてください。
Surfaceのキーボードが反応しない!まず試したいこと
Surfaceのキーボードが反応しないとき、真っ先に故障を疑いたくなるものです。しかし、本体の故障を疑う前に、まず試すべきことがあります。ここではSurfaceのキーボードが反応しないときに試したいことを解説します。
キーボードを取り付け直す
一度Surfaceからキーボードを取り外して、取り付け直してみましょう。Surfaceとキーボードの接続部分に何かが挟まって、接触不良を起こしている可能性があります。
取り外した際に、Surfaceとキーボードの接続部分に接続不良の原因になりそうなゴミや破片がないことを確認します。ゴミがあれば取り除き、全ての磁石がSurfaceに触れるように取り付け直してキーボードが反応するか確認してください。
更新プログラムを確認&再起動する
更新プログラムが保留されているかどうかを確認しましょう。Surface を更新すると、発生している問題が解決する場合があります。
更新プログラムの有無を確認するには、「検索」→「更新プログラムのチェック」と入力→「更新プログラムのチェック」の順に選択します。文字入力する際は、スクリーンキーボードを利用すればキーボードが使用できなくても入力できます。
スクリーンキーボードを開く手順は以下のとおりです。
「スタート」→「キーボード設定」→「アクセシビリティ」→「スクリーン キーボード」のトグルをオンにすれば、画面にキーボードが表示されて、テキスト入力ができるようになります。
必要な更新プログラムをインストールできたらSurface を再起動(※シャットダウンしないこと)して、キーボードが使用できるか確認してください。
Surfaceのキーボードが反応しない4つの原因
Surfaceのキーボードが反応しないときに考えられる原因は、以下の4つがあげられます。
・Surface本体のシステムトラブル
・Surface本体の物理的故障
・システムファイルの不具合
・デバイスドライバーの不具合
原因によって対処法も変わってきます。なお、複数の問題が同時に発生している場合もあり、原因の特定が難しいケースもあります。
Surfaceのキーボードが反応しないときの7つの対処法
ここではSurfaceのキーボードが反応しないときの主な対処法を7つ解説します。順に試してみて改善されるか確認していきましょう。
1.Surface本体をツーボタンシャットダウンする
Surface本体をツーボタンシャットダウンすると内部的な問題が解決する場合があります。
Surfaceのタイプによってツーボタンシャットダウンの操作方法が異なるため、それぞれの方法を解説していきます。
【Laptopシリーズ】
STEP.1 本体が起動している状態で電源ボタンを10秒程押し続ける
STEP.2 電源が切れたことを確認し、10秒程度待ってから再度電源ボタンを押して、Surfaceを起動させる
STEP.3 Microsoftのロゴが表示されたあと、キーボードが反応するかチェックする
【Surface Pro・Pro 2・Pro 3・Pro 4】
STEP.1 本体が起動している状態で電源ボタンを30秒程押し続ける
STEP.2 電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に15秒程押し続ける
STEP.3 電源が切れたことを確認し、10秒程度待ってから再度電源ボタンを押して、Surfaceを起動させる
【Surface Pro (第5世代)・Pro 6・Pro 7・Pro X】
STEP.1 本体が起動している状態で電源ボタンを20秒程押し続ける
STEP.2 Windowsのロゴが表示されたら、電源ボタンから指を離す
STEP.3 電源が切れたことを確認し、再度電源ボタンを押してSurfaceを起動させる
2.高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップ機能とは、Windowsの起動を高速化するための設定です。この高速スタートアップ機能が原因で、キーボードが反応しないケースも報告されています。高速スタートアップ機能を無効にする手順は以下です。
【高速スタートアップ機能の手順】
STEP.1「Windowsマーク」をクリックし、「電源オプション」を選択
STEP.2 関連設定の画面から[電源の追加設定]をクリック
STEP.3「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
STEP.4「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
STEP.5「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して、「変更の保存」をクリック
上記の手順で改善した場合、高速スタートアップは常時オフにしておきましょう。
3.キーボードの簡単操作機能を無効にする
キーボードの簡単操作機能がオンになっていると、キーボードが反応しない場合があります。キーボードの簡単操作機能を無効にして改善されるか確認してみましょう。手順は以下のとおりです。
【キーボードの簡単操作機能を無効にする手順】
STEP.1[Windowsマーク]をクリック
STEP.2[設定]をクリック
STEP.3[簡単操作]をクリックし、左ペインで[キーボード]を選択
STEP.4[固定キー機能を使用する][切り替えキー機能を使用する][フィルターキー機能の使用]を全てオフにする
STEP.5[ショートカットキーの許可]もオフにする
4.キーボードデバイスを再起動する
キーボードが反応しない原因として、キーボードデバイスドライバーに不具合が生じている可能性があります。キーボードデバイスを再起動して改善されるか確認してみましょう。
【キーボードデバイスを再起動する手順】
STEP.1[Windowsマーク]をクリック
STEP.2「デバイスマネージャー」を選択
STEP.3「キーボード」の左側にある下矢印を選択
STEP.4 キーボードのデバイスドライバー名を右クリック
STEP.5「デバイスを無効にする」を選択
STEP.6 STEP.5で無効にしたデバイスドライバー名をクリックし、「デバイスを有効にする」を選択
デバイスマネージャーを閉じて、キーボード反応に改善が見られるか確認してみましょう。
5.デバイスドライバー削除し再ダウンロードする
デバイスドライバーの再インストールを行うと、改善する可能性があります。
【キーボードデバイスを再起動する手順】
STEP.1[Windowsマーク]をクリック
STEP.2「デバイスマネージャー」を選択
STEP.3「キーボード」の左側にある下矢印を選択
STEP.4 キーボードのデバイスドライバー名を右クリック
STEP.5「デバイスのアンインストール」を選択
STEP.6「アンインストール」をクリック
STEP.7 PCを再起動
※PCを再起動すると、アンインストールしたドライバーが自動で再インストールされます。
再インストール中に「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」というチェックボックスが表示される可能性があります。このチェックボックスが表示された場合は、チェックを付けないように注意が必要です。
6.タブレットモードをオフにする
タブレットモードは、タッチパネルで入力や操作が可能になる機能です。タッチ操作とキーボード操作を交互にすることで誤作動が起こることがあります。
【タブレットモードをオフにする手順】
STEP.1 タスクバーのアクションセンターを選択
STEP.2 タブレットモードを選択
STEP.3 オフを選択
7.Surfaceのトラブルシューティングツールを使用する
ここまでの手順で改善されない場合、ドライバーやSurface本体の問題ではない可能性があります。トラブルシューティングツールを使用すると、現在生じている不具合の原因を特定して、改善方法をアナウンスしてくれますので試してみましょう。
【Surfaceのトラブルシューティングツールを使用する手順】
STEP.1 タスクバーからタッチキーボードボタンを起動
STEP.2 タスクバーの検索ボックスに「Surface 診断ツールキット」と入力
STEP.3「Surface 診断ツールキット」を起動
STEP.4 結果応じて画面の指示に従い操作を進める
STEP.5 PCを再起動
トラブルシューティングツールを使用すると、修復には15分以上、長ければ1時間以上かかることもあります。また、診断途中にSurfaceを操作したり、シャットダウンしたりすると正常な診断結果が出なくなるケースが考えられるため、注意しましょう。
それでもキーボードが反応しない場合の解決策
ここまで紹介してきた改善策を試してもキーボードが反応しない場合は、キーボードもしくはSurface本体が故障している可能性があります。ここでは故障が疑わしい場合の解決策を解説していきます。
キーボードを買い替える
使用しているSurfaceに、別のキーボードが使用できる場合、キーボード本体の故障が疑われます。この場合は、キーボードの買い替えが必要です。Surface Proのタイプカバーは、公式サイトで18,000円~購入できます。また、買い替え後に新しいキーボードを使用していると、同じようにキーボードが反応しなくなる可能性も考えられます。そのときのために予備として、Bluetoothで使用する安価なキーボードを購入しておくのもひとつの手段です。
Surface本体を修理に出す
Surfaceは購入から1年間の無料保証期間がついているので、保証期間内であれば保証書を用意して、メーカーへ修理依頼することをおすすめします。
ただし、メーカーに修理を依頼する場合は修理時間がかかってしまうことが多いです。また、修理に出して、本体交換になると内部データがなくなる可能性もあります。修理に出す際には、あらかじめバックアップを取るなど対策を考えておきましょう。
購入から1年過ぎている場合は、専門の修理業者に依頼する方法がおすすめです。不具合を放置し続けてしまうと、初期化せざるを得ない状態になってしまうほど状態が悪化してしまうこともありますので、そうなってしまった場合は大切なデータが消えてしまう可能性が高いです。
修理業者をお探しの方は、ぜひスマホスピタル第4ビル店にご相談ください。スマホスピタル第4ビル店なら、パーツ交換修理がメインなのでデータが保存されているメイン基板はそのまま保存できるので、データが消える心配がほとんどありませんので、ご安心ください。しかし、修理に出す際は万が一のために自分でバックアップを取っておきましょう。
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まとめ
surfaceのキーボードが急に反応しなくなったときに試して欲しいこと、キーボードが反応しない原因と対処法を解説しました。
surfaceのキーボードが反応しない不具合の原因はいくつもあります。場合によっては、原因が複数重なっていることもありますので、紹介した対応策を一つひとつ試してみてください。不具合の原因が自分では分からない、判断に迷うといったときは、専門の修理業者へ相談するのが得策です。
更新日:2023/04/19
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