【Nintendo Switch】「ジョイコンが認識しない」原因と対処法 | スマホスピタル

ゲーム機の修理依頼のなかでも、3DSシリーズやNintendo Switchの修理件数は多いです。
特に最近増えている相談例として「Nintendo Switchのジョイコンが反応しない」症状でお悩みの方が増えてきました。
いつも通りゲームで遊んでいただけなのに、突然反応しなくなるトラブルもあります。

ジョイコンが反応しない症状とは、Nintendo SwitchのHOMEメニューで左下に表示されるジョイコンアイコンが下記の状態になっているときです。

• アイコンがグレーのままで黒色にならない
• アイコンの片方のみがグレーのまま

Nintendo Switch本体がジョイコンを認識しないと、充電できなくなってしまうため、ゲームプレイができません。
今回は、Nintendo Switchに接続したジョイコンが反応しないときの不具合の原因と、対処法について解説します。
対処法を試してもジョイコンが反応しない場合の修理方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Nintendo Swithcのジョイコンが反応しない・認識しない原因は？

Nintendo Switch本体のジョイコンが反応しない・認識しない原因はNintendo Switch本体かジョイコンのどちらかに異常が起きている事例が多いです。
ここからはジョイコンが反応しないときの原因について詳しく解説します。

ジョイコン側の不具合と、Nintendo Switch本体の不具合をそれぞれ紹介しますので、症状を確認してみましょう。

ジョイコン側の不具合

ジョイコンが反応しない場合、ジョイコン自体に不具合が起きているケースが多いです。
小型ゲーム機であるNintendo Switchのジョイコンは、精密部品が詰められているため、それぞれのパーツが落下などが原因で故障・不具合を起こしてしまう可能性があります。

ジョイコン側で考えられる不具合は次の4つです。

スライダー部分の汚れ、破損

ジョイコンのスライダー部分が汚れていたり、壊れていたりすると、本体側のスライダー端子と合わず反応しません。
反応しないと本体に接続しても充電がされず、不具合の原因がわからずに困ってしまうケースもあるでしょう。

スライダー部分の汚れが見られる場合は、接点の洗浄で改善する可能性があります。

内部のバッテリーや内部基板が劣化している

精密機器であるジョイコンは、衝撃に耐性がなく、落下などによる衝撃で内部基板が破損する可能性があります。
特にゲームに夢中になり、ジョイコンを投げたり、叩いてしまったりで壊れたというケースも少なくありません。
飲み物をこぼしてしまった、お風呂で遊んでいて水没させてしまったなど、水濡れによる故障も考えられます。

また、ジョイコンのバッテリーや内部基板は徐々に劣化するため、落下や水没など直接的な故障原因がなくとも突然反応しなくなる可能性があります。
バッテリーであれば交換修理ができますが、内部基板の修理となると買い替えしたほうが安く済むでしょう。

ジョイコンが正しく取り付けられていない

Nintendo Switch本体やジョイコンに問題がなくても、正しく取り付けられていないと反応しません。
ジョイコンを接続する際は、本体の両サイドにあるスライダーに上から下へカチッと音がなるまで差し込みましょう。
カチッと音がしない場合は、スライダー部分にゴミがあったり、うまくハマッていなかったりする可能性があります。

ジョイコンが正しく接続できていれば、Nintendo SwitchのHOMEメニュー左下にアイコンが表示されます。
アイコンが表示されていないときは、もう一度本体からジョイコンを外して、差し込み直してみてください。

ジョイコンの充電がない

正しく接続できていても、ジョイコンの充電がないと反応しません。
基本的にNintendo Switch本体に接続している場合は、自動で充電されますがうまく接続できていないと充電されずにバッテリー切れを起こしてしまう可能性があります。

ジョイコンを充電するには本体に差し込むか、別売りの充電グリップまたは拡張バッテリーを使用する方法があります。
充電がうまくされない場合は、ジョイコンが故障している可能性もあるため、一度修理業者に相談してみましょう。

本体側の不具合

ジョイコンだけでなく、本体側の不具合でも反応しないケースがあります。
特によくある本体側の不具合は次の4つです。

スライダーの端子部が汚れている

Switchをドックに保管せず、床におきっぱなしだったり、布団の中で遊んでいたりすると、内部にホコリが溜まってしまう可能性があります。
スライダーの端子部分にホコリや汚れがつくと、ジョイコンが反応しづらくなるため、汚れていないか定期的に確認しておきましょう。

また、本体側のスライダーがぐらぐらしている場合は、固定しているネジが緩んでいる可能性が高いです。
ネジを締め直すだけで、ジョイコンが反応するケースもあるため、汚れとともにネジの緩みについても確認してみてください。

スライダーのフレックスケーブルが傷んでいる

スライダーと本体の内部基板を繋いでいるフレックスケーブルが、何らかの衝撃で抜けてしまった、断線してしまった場合は、ジョイコンを認識しません。
ただのケーブルが抜けてしまっただけであればすぐに直りますが、断線してしまっている場合は修理が必要です。

本体側のスライダーは基本的に交換ができるパーツのため、修理業者に相談すると交換対応してもらえる可能性があります。
まずはジョイコンが正しく反応するかを確認し、反応しないようであれば断線していないか確認してもらってください。

本体自体の破損

まれに、Nintendo Switch本体の内部基板が破損していて、ジョイコンが反応しないケースがあります。
スマホスピタルのような修理業者はパーツ交換などのメンテナンスは実施していますが、本体修理には対応していません。

Switch本体の内部基板は非常に繊細なパーツのため、任天堂公式の修理サービスを利用しましょう。

ジョイコンが登録できていない

ジョイコンが反応しないよくあるパターンとして、何らかのトラブルでコントローラーの登録が解除されているケースがあります。
本体に差し込んでも反応しない場合は、コントローラーの設定画面で登録状況を確認しましょう。

登録されているコントローラーがない場合は、下記の手順で登録してください。

1. TVモードでSwitchの電源をつける（TV画面にSwitchの画面を映す）
2. HOMEメニュー下部の「コントローラー」を選択する
3. 「持ちかた/順番を変える」を選択する
4. 登録したいコントローラーのシンクロボタンを長押しする
5. 左上に「登録しました」と表示されれば、正しく登録できています。

ジョイコンが登録されていない場合は、Proコントローラーや、ほかのジョイコンを接続したときに、登録が解除されてしまっている可能性があります。
再度登録し直して、反応するか確認し、反応しない場合は、Switchを再起動してコントローラーの接続状況を確認してみてください。

Nintendo Switchのジョイコンが反応しないときの対処法

ジョイコンが反応しない原因はいくつかありますが、対処法を試すことで改善できるかもしれません。
ここからは、Nintendo Switchのジョイコンが反応しないときに試したい5つの対処法について解説します。

Nintendo Switchを再起動する

ジョイコンが反応しないときにまず試したいのが、Nintendo Switchの再起動です。
本体が熱くなっていたり、処理に問題があったりと何らかのトラブルでジョイコンが反応していないケースがあります。

再起動は下記の手順で行います。

1. 本体右上部にある電源ボタンを3秒以上長押しする
2. 電源メニューが表示されたら「電源オプション」を選択する
3. 「再起動」を選択してしばらく待つ

再起動しただけでトラブルが解消したケースも多いため、ほかのトラブルで困ったときも再起動は効果的です。

コントローラーのシンクロボタンを短く押す

接続不良や登録が解除されているなど、ジョイコンの接続に問題がある場合は、シンクロボタンを短く数回押すことで改善されるケースがあります。
ジョイコンのシンクロボタンを数回短く押し、Switch本体に差し込んでみましょう。
シンクロボタンはジョイコン側面の中央部にあります。

ジョイコンを本体につけ直す

本体に挿しっぱなしのジョイコンが反応しなくなったら、一度本体から外して付け直してみましょう。
接触不良を起こしていた場合は、つけ直すだけで反応する可能性があります。

ジョイコンのつけ直しで反応した場合は、ジョイコンまたは本体スライダーにホコリや汚れがついている可能性もあるため、定期的にメンテナンスしてみてください。

ボタン・スティックを再調整する

ジョイコン自体は登録できていても、ボタンやスティックの操作が入らない場合は、設定から再調整してみましょう。
ボタン、スティックの調整方法は下記の通りです。

【ボタンの調整方法】

1. HOMEメニューの「設定」を選択する
2. 「コントローラーとセンサー」→「入力デバイスの動作チェック」を選択する
3. ボタンの動作チェックを選択する
4. 動作確認したいコントローラーのボタンを押し、反応を確認する

【スティックの調整方法】

1. HOMEメニューの「設定」を選択する
2. 「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」を選択する
3. 補正したいスティックを一定の方向に倒し続ける
4. スティックの反応を確認する
5. 動作に異常がある場合「補正する」を選択する
6. 画面の指示に合わせて調整する

ジャイロセンサーを補正する

ジョイコンには傾きを検知するジャイロセンサーが搭載されていて、何らかのトラブルで設定が初期化されてしまうと予期せぬ動作をする可能性があります。
反応はするものの、思った通りにジョイコンが操作出来ない場合は、次の方法で再設定を行いましょう。

1. HOMEメニューの「設定」を選択する
2. 「コントローラーとセンサー」→「ジャイロセンサーの補正」を選択する
3. 本体またはコントローラーの選択画面で「コントローラー」を選択する
4. +または-ボタンを長押しし、コントローラーを平らな場所に置く

Switch本体のシステムが最新バージョンでないと、補正が失敗する可能性があります。
最新バージョンでも補正が何度も失敗する場合は、故障が考えられるため、早めに修理業者へ相談しましょう。

Nintendo Switchのジョイコンが故障している場合は？

対処法を試してもジョイコンが反応しない場合、本体もしくはジョイコンが故障しているかもしれません。
ここからは、ジョイコンが故障してしまった場合の対応について、解説していきます。

新しいコントローラーを使う

ジョイコンが故障してしまった場合、故障内容によっては新しいコントローラーを使ったほうが費用が安く済む可能性があります。
パーツ交換であれば比較的安く修理できますが、基板修理など本格的な修理が必要になると修理費用が高くなりがちです。

修理に出すとしても、修理サービスを利用している間、コントローラーがないと遊べなくなってしまうので、サブとしてコントローラーを新調しておいてもいいでしょう。

ジョイコンを修理に出す

たまに反応しない、ジャイロセンサーやスティックの動作が不安定、など、ゲームプレイに支障がでているようであれば、修理サービスを利用してみましょう。
任天堂の公式サイトでは、さまざまな対処法が紹介されていますが、改善が見られない場合は、点検や修理が推奨されています。

任天堂公式修理サービスまたは、スマホスピタルのような修理業者のどちらかで修理が可能です。

ジョイコンを修理に出す方法

ジョイコンの修理は、依頼するサービスによって修理内容や費用、納期が異なります。

任天堂の修理サービスを利用すると、下記の条件で修理依頼が可能です。

• 修理内容：スティック交換、ボタン操作、バッテリー交換など
• 修理期間：サービスセンター到着後、10日〜2週間程度
• 修理費用：保障期間内は無料
  ：保障期間外はジョイコン1本につき2,200円（税込）※2023年12月現在

任天堂公式の修理サービスを利用すると、修理まで2週間前後かかってしまうため、早く修理したいなら修理業者の利用がいいでしょう。

たとえば、スマホスピタルの修理では、最短15分から修理対応が可能で、即日修理ができます。
費用は内容によって異なりますが、2023年12月現在新宿アルタ店では2,800円(税込)から対応可能です。

店舗への持ち込みのほかに、郵送での修理対応も可能なので、一度相談してみてください。

Nintendo Switchのジョイコンが反応しない・認識しない場合はスマホスピタルまで

ジョイコンが反応しない場合は、ジョイコンまたは本体の一時的な不具合であるケースが多いです。
しかし、対処法を試しても改善されない場合もあり、修理対応が必要になることも少なくありません。

スマホスピタルでは、Nintendo Switchの本体側、ジョイコン側のスライダー清掃や交換、バッテリー交換などに対応できる修理業者です。
修理内容によっては15分から修理が完了するため、任天堂公式修理サービスよりも早く修理できます。

修理依頼をご希望の方は、店舗にNintendo Switch本体とジョイコンを一緒にお持ちください。
近くに店舗がない、忙しくて持ち込みにいけないとお悩みの方は、郵送修理も対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。