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PS3が起動しないYLODが急増中!YLODとは? | スマホスピタル
PS3といえば、筆者がまだ中学生だった当時、FF13のために購入した思い出がございます。
中学生当時としては大きな出費ですが、それ相応の価値はあったように感じております。
さて、今回はそんなPS3の修理依頼で急増しているYLODをご紹介します。
Contents
ワイエルオーデー?YLODって何?
まず初めにYLODとは何かご紹介します。
“Yellow LED of Death”を略してYLODと呼ばれています。
電源ランプが一時的に黄色か、赤色に点滅して一切起動しなくなってしまう症状になります。
PS3やPS4で起きる症状になりますが、PS3の方が発症率は高い症状となっています。
PS3でYLODが発症する原因は?
YLODが起きてしまう原因はおおよそ基板にあるといわれています。
基板に付いているCPU(人間でいう脳にあたるもの)が故障していることが原因とされています。
本来であればCPUは基板とはんだで溶接されており、CPUが正常に機能しています。
ですが、経年劣化や本体の発熱により、はんだの溶接が甘くなってしまったり、はんだが割れてしまうことがあります(はんだクラック)。
その結果、CPUと基板が接続されていない状態になり、YLODが発生するのです。
PS3のYLEDはどういう修理をするの?
当店で行う修理として、まずはPS3内部を分解し、メイン基板を取り出します。
その後、そのメイン基板のCPUへ熱を加えることで改善を目指すというものになっております。
CPUに熱を加えることで、CPUと基板を接続しているはんだを再度溶接することを目的とします。
しかし、この修理にはデメリットもあります。
それは、改善が見られても一時的な復旧の可能性が非常に高いということです。
そのため、あくまでも一時的な復旧であるということは前提に置いて、バックアップを取るための改善であると考えるのがベストかと思われます。
ソニーでPS3のYLODは修理してもらえる?
PS3についてはほとんどの型番がソニーのアフターサポートを終了している状況です。
公式のアフターサポートをまずはご覧になった上で、型番が書かれているかを確認いただくのがベストです。
ソニー公式ページ(メーカー)のリンクをご覧ください。
どうやらほぼ全て終了しているようではありますが、一度ご確認ください。
PS3のYLODの修理ならスマホスピタルまで!
もしもメーカーのサポートが継続しているPS3を当店が修理する場合、サポートを受けられなくなる可能性が高いのでお気をつけください。
サポートの期間が終了している機種については、メーカーでの修理が出来ない状態ですので、街の修理屋さんに修理依頼をするのが主になるかと思います。
当店でもPS3の一部の修理を受け付けておりますので、今回のようなYLODやディスク取り出し等、メンテナンス等も行っております。
郵送でも修理は受け付けておりますので、ご興味のある方は一度ご相談頂ければ幸いです。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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