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iPhoneで特定のサイトが見れない!7つの原因とすぐに解決する方法 | スマホスピタル

 

原因①スクリーンタイムによる制限

サイトが見られなくなる主な原因のひとつに、iPhoneに標準搭載されている機能「スクリーンタイム」が設定されている場合があります。

スクリーンタイムとは

スクリーンタイムは、iOS12以降から搭載されている機能です。アプリやサイト閲覧をどのくらい利用しているかということを一目で知ることができたり、アプリの利用制限をかけたり、不適切なサイトを表示できなくするなど、設定次第でiPhoneに利用制限をかけられます。主に、子どもが安全にiPhoneを使えるようにするために、保護者が設定する機能です。

このスクリーンタイムが設定されている結果として、特定のサイトへのアクセス制限がかかっていたり、許可されたウェブサイトのみ閲覧可能になっている場合があります。

スクリーンタイムの設定変更方法

スクリーンタイムでは、さまざまな機能を制限できますが、特定のサイトが見られないという場合は、Webサイトへのアクセスを制限する設定項目を確認してください。

「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」と進み、スクリーンタイムパスコードが設定されている場合は、コードを入力します。

「コンテンツ制限」→「Webコンテンツ」と進み「無制限アクセス」を選択すれば、すべてのサイトが閲覧可能になります。

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原因②Wi-Fiの問題

Wi-FiにつないでiPhoneを利用している場合、プロバイダーやWi-Fiルーターが原因になっている可能性もあります。

プロバイダーの問題

Wi-FiでiPhoneをつないでいる場合、ごくまれにですが、特定サイトだけアクセスできない障害が起こることがあります。

例えば4Gなどのモバイル通信で接続したときはサイトが見られるのに、Wi-Fi接続時にのみ特定のサイトが見られないという場合は、利用しているWi-Fiのプロバイダーを確認し、障害情報が出ていないかホームページなどで確認してください。

Wi-Fiルーターの問題

プロバイダーに障害情報が出ていなくても、Wi-Fiルーター側の設定が原因になっている可能性も考えられます。

見落とされがちですが、ルーターのファイアウォール設定が原因で、サイトの閲覧が制限されているケースがあるのです。

この場合は、ルーターの設定を変更しなければなりません。ルーターの設定変更は、メーカーごとに異なるので、取扱説明書やメーカーのホームページで確認しましょう。

ただし、以前は閲覧できていたサイトが見られなくなっている場合は、ルーターが問題になっている可能性は低いと考えられます。

 

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原因③iOSのアップデートをしていない

しばらくiOSのアップデートをしていないのであれば、最新のiOSにアップデートすることで、サイトが見られるようになる可能性があります。

アップデート方法は、まずWi-Fiに接続し「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップします。

「お使いのソフトウェアは最新です」が出ていなければ、「ダウンロードしてインストール」→「インストール」でiOSは最新のバージョンになります。

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原因④サファリがうまく機能していない

iPhoneの標準ウェブブラウザであるサファリが原因で、特定のサイトが見られない場合もあります。

サファリが固まった

iPhoneの標準ブラウザに設定されているサファリは、何らかの理由で上手く機能しなくなる場合があります。

こういった場合は、一度サファリを強制終了して、もう一度アクセスできなかったサイトを開いてみてください。

サファリの強制終了の方法は、iPhone X以降の「ホームボタンがない機種」と、それ以前の「ホームボタンがある機種」で異なります。

ホームボタンがない機種の場合は、iPhoneの画面下側に指を置き、下から上へスライドさせます。途中で指を止め離すと起動中になっているアプリが出てくるので、サファリを探し画面下から上へスライドさせましょう。

これでサファリが強制終了するので、もう一度下から上へ素早くスワイプするとホーム画面に戻ります。

ホームボタンがある機種の場合は、ホームボタンを素早く2回押してください。起動中になっているアプリが出てくるので、サファリを探し画面下から上へスライドさせましょう。これでサファリが強制終了します。

ホーム画面に戻る場合は、ホームボタンを1回押せば戻せます。

サファリのキャッシュの蓄積

サファリには、キャッシュ機能が搭載されています。これは一度訪れたサイトの画像やテキストなどの情報をiPhoneに保存し、もう一度同じサイトに訪れたときに、情報のダウンロードにかかる手間を減らすための機能です。

この機能は通信量の削減や、より高速にサイトを表示するのに役立ちますが、キャッシュが蓄積されていくと、iPhoneの内部ストレージを圧迫しサファリがうまく機能しなくなることがあります。

注意しなければならないのは、キャッシュの削除自体は簡単な操作でできますが、キャッシュと同時にCookieや閲覧履歴も削除されてしまうことです。

閲覧履歴からサイトをさかのぼって見られなくなったり、今までログインせずにアクセスできたサイトからログアウトしてしまうことになるので、再度ログインが必要になったりします。

今まで便利に使えていたサファリが初期化されてしまうので、自己責任で行うようにしてください。

キャッシュを削除する方法は、「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」をタップすると完了です。

 

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原因⑤iPhoneがうまく機能していない

サファリの強制終了をしても特定のサイトが見られない状態の場合、iPhone自体がうまく機能していない可能性があります。このような場合は、iPhoneの再起動が有効です。

iPhoneの再起動方法は、機種ごとに異なります。

【iPhone X以降の機種】1.サイドボタン(電源ボタン)とボリュームキーのどちらかを同時にスライダーが出るまで長押し
2.スライダーをドラッグして30秒程度待つ
3.サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押し

【iPhone8・7・6】

1.サイドボタン(電源ボタン)をスライダーが出るまで長押し
2.スライダーをドラッグして30秒程度待つ
3.サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押し

【iPhone SE・5 以前の機種】

1.iPhone上部のボタンをスライダーが出るまで長押し
2.スライダーをドラッグして30秒程度待つ
3.iPhone上部のボタンをAppleロゴが出るまで長押し

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原因⑥サイト側の問題

iPhone本体やアプリに問題があるのではなく、サイト側が機能していない可能性も考えられます。

サイトがサーバーダウンしている

閲覧しようとしているサイトがサーバーダウンしている場合は、いくらアクセスしてもサイトを見ることができません。

「503 Service Unavailable」や「Service Temporarily Unavailable」という表示が出てきているなら、サーバーダウンしています。

サイトがサーバーダウンする理由は、影響力のあるテレビ番組で紹介されたり、SNSで話題になるなど、世間が注目し一斉にアクセスしようとしたときが多いです。サイトへのアクセスが極端に集中することで、一時的に負荷がかかりサーバーダウンしてしまうのです。

サイトが見られないときは、サーバーダウンも疑ってみてください。公式アカウントが障害情報を告知していないか、SNSで話題になっていないかなど確認しましょう。

サーバーダウンしている場合は、しばらく時間を開けてからアクセスすると見られるようになっていることが多いです。

サイトが削除された

「404 not found」や「お探しのページは見つかりませんでした」と表示された場合は、サイトが削除されています。以前は見ることができていたサイトでも、削除されてしまうと見ることはできません。

見たいサイトのトップページを表示させてみて見られない場合は、サイト自体が削除されていると考えられます。

トップページの表示方法は、例えば「https://smahospital.jp/blogs/」というURLであれば、「/blogs/」部分を削除したドメイン名の部分のみ(https://smahospital.jp)を検索することで表示できるでしょう。

 

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原因⑦URLが間違っている

特定のサイトが表示できない場合、URLが間違っている可能性も否定できません。URLは、1文字間違っていても表示されないのです。

URLのコピーミスや入力ミスがないか、今一度確認しましょう。

それでも特定のサイトが見られない時は

ここまで紹介した方法を試しても特定のサイトが見られない場合は、iPhoneの専門業者を頼りましょう。

Appleやキャリアのサポートへ問い合わせる

iPhoneの製造元であるAppleや、ご自身が契約している携帯キャリアのサポートセンターに相談する方法です。

公式ホームページから、電話やメールで相談してみてください。

スマホ修理専門店へ相談する

スマホ修理専門店へ相談すると、Appleやキャリアで対処してもらうよりも素早く対応してくれます。

スマホ修理専門店は、さまざまな業者が存在しますが、できることなら実績の多い店舗に依頼することがおすすめです。

スマホスピタルなら、iPhoneの修理実績が80万台以上となっています。全国に80店舗あるので、お近くの店舗に持っていけばすぐに原因を特定し、修理が必要であればその場で対応可能です。

特定のサイトが表示できずお困りの際は、スマホスピタルへぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

iPhoneで特定のサイトを見られないときは、さまざまな原因があります。原因を特定できれば自分で対処可能ですが、原因が不明の場合はiPhoneの故障も考えられるため、早目に専門店に相談するのがおすすめです。

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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