iPhone修理について
iPhone画面がおかしい?黄色など変色する原因や対処法も解説 | スマホスピタル
普段iPhoneを使用していて突然画面の色や色味が変わってしまい見にくくなってしまった事はありますか?
- 色味が黄色や青色などに変化した
- 設定などの背景が暗い
- アップデート後に色味がおかしくなっている
- 画面を切り替えているのに残像が残る
- 落下後に表示の色味がおかしい
- 画面のふちや一部にシミがある
上記のような内容があった場合の対策方法や、システム問題ではなく故障だった場合も含めて本記事では解説をいたします。
Contents
iPhone画面の色味がおかしい 黄色、青、反転するなど
黄色く見える原因はいくつか考えられます。当てはまるものがないか、持っているiPhoneと見比べてみてください。
iPhone画面の明るさ表示設定を確認しよう
iPhoneには目の負担や疲れを減らす機能がいくつかあります。色味を変更したり、明るさを調整する方法を解説いたします。
■明るさを変更する方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. 一番上にある「明るさ」のゲージを左右にスライドする
左にスライドすると画面は暗くなっていき、右にスライドしていくと画面が明るくなります。
ほかに画面の明るさを調整できる機能として「True Tone」と「Night Shift」という2つの機能があります。
もしくは待ち受け画面の右上から下へスワイプすると現れるコントロールセンターでも同様に調整が可能です。
- スワイプをしてコントロールセンターを開く
- 太陽のマークのバーで上下で明るさ調整
太陽マークを長押しするとこの後で説明するNightShiftやTrueTone、ダークモード切り替えも簡単に行えます。
True Tone
True Tone(トゥルートーン)は、iPhone7までの機種にはなかった機能で、iPhone8やiPhoneXから搭載された新しい機能です。
スマホを使用するとき、屋外のとても明るい場所で使うこともあれば、室内で使うこと、暗い場所で使うことがあります。
True Toneは、そのときの環境に合わせて、明るさや色味を自動で調整してくれます。このTrue Tone機能がオンになっていると、画面が黄色く見える可能性が高いです。
■True Tone機能をオフにする方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. 「True Tone」の横にあるボタンをオフにする
もしもTrue Tone機能がオンになっていたら、オフにして画面に変化があるか確認してみてください。TrueToneがオフの場合はやや青みが強い画面の色味となります。
Night Shift
Night Shift(ナイトシフト)機能は、設定した時間になると画面が暖色に変わっていき、ブルーライトによる影響や「眠れなくなる」などの悩みを減らしてくれます。
■Night Shift機能をオフにする方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. Night Shiftをタップして詳細を開く
4. 「時間指定」か「手動で明日まで有効にする」のタブを確認する
5. どちらかがオンになっている場合は、横にあるボタンをオフにする
時間設定によって、昼間や日中にNight Shift機能がオンになると、画面が黄色く見えることがあります。
■Night Shift機能・時間指定の変更方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. Night Shiftをタップして詳細を開く
4. 「時間指定」の下にある「開始・終了」を開く
5. 好みの時間に変更する
もしもNight Shift機能の色味が「強い」と感じるときには、色味を調整してみましょう。
■Night Shift機能の色温度(色味)を調整する方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. Night Shiftをタップして詳細を開く
4. 画面の下部にある「色温度」をスライドして調整する
右側の「暖かく」の方へスライドすると、画面がオレンジがかった色味になります。また左側の「冷たく」にスライドすると青白くなります。
ダークモード
画面表示を2種類のモードで表示が出来るようになりました。
- ライトモード
- ダークモード
ライトモードは今までの明るい画面デザイン、ダークモードは全体的に暗い画面デザインになりアプリも対応していればダークモードでの表示が可能です。
- 設定を開く
- 画面の表示と明るさをタップする
- 外観モードで好きなモードを選ぶ
コントロールセンターにも追加は可能です。設定画面背景が本来は明るい灰色ですが黒くなり文字が白く表示されます。意図せず変わってしまった場合は上記方法でライトに戻せます。
アクセシビリティ設定
その他意図的に色味を変更できるメニューがアクセシビリティです。ハンディキャップのある方にiPhoneを使いやすくするのが目的の機能となります。
- 設定を開く
- アクセシビリティをタップする
- 画面表示とテキストサイズを選ぶ
実施可能な内容
- コントラストを上げる
- 反転(スマート)
- 反転(クラシック)
- カラーフィルター
- ホワイトポイントを下げる
などで色味などを調整する事が可能です。基本はオフになっているのですが過去にはアップデート後に上記設定がオンになるバグが発生して急に色味が変わったという事もあった様です。色味が変わったなという時には上記を確認してみてください。
iPhone液晶画面のふちの色味がおかしい
iPhoneの液晶画面全体が黄色いのではなく、ふちだけ黄色い場合や、一部分だけ黄色くなっている場合は、次の理由が考えられます。
iPhoneを落下させてしまった
うっかりiPhoneを落下させてしまったことはありませんか?
iPhoneの画面は、ガラスパネル・タッチパネル・液晶・バックライトの4つの部品が圧縮されて、ひとつのパネルになっています。
iPhoneの落下などによって液晶部分が損傷すると、「液晶漏れ」を起こして画面が黄色くなったりシミが表示される事があります。
この場合は、画面交換・液晶交換が必要です。
iPhone画面の焼き付き
先ほど紹介した「明るさ設定」で画面を明るくしたまま、同じ画面を長時間映していると、画面焼けを起こして画面に焼き付いてしまうことがあります。
焼き付きはiPhoneだけではなく、パソコンや液晶テレビでも起こります。
改善方法としては「明るさを調整して、少し暗めにする」「同じ画面を長時間表示しない」「明るさの自動調節をオンにする」「自動ロックの時間を短く設定しておく」とよいでしょう。
■明るさの自動調節をオンにする方法
1. 設定を開く
2. 一般をタップする
3. ディスプレイ調整をタップして詳細を開く
4. 明るさの自動調節をオンにする
■自動ロックの時間を変更する方法
1. 設定を開く
2. 画面表示と明るさをタップする
3. 自動ロックをタップして詳細を開く
4. 自動ロックになるまでの好みの時間を選ぶ
自動ロックまでの時間が「なし」になっていると、いつまでも画面がつきっぱなしになり、画面焼けのリスクが高くなります。
必要でないときは「なし」に設定せず、適当な時間を選ぶようにしてください。
アイコンや背景が残像として残り続けてしまう場合は画面交換が必要です。
iPhone画面にシミが表示される
iPhoneの落下以外にも劣化で画面ふちが黄ばむような症状が起こる事があります。特にiPhoneX以前のiPhone5s~iPhone8、iPhoneSEなどの機種は2〜3年程使用していると画面のふちが黄色に変色したりします。その他、バッテリーが劣化によって膨張して内側から押し上げて部分的に画面の色味が変わってしまう事もあります。どちらも画面の交換やバッテリーの交換で改善が可能です。
iPhone画面が黄色など色味問題で修理に出すなら
修理業者の中には、素人が修理していたり、正規品を使用しないで部品修理を行っていたりすることがあります。
「大切なデータが消えてしまった」「データをきちんと移せなかった」ということがないように、きちんとした修理業者や修理専門店で修理するようにしてください。
Appleのサポートセンター
Appleが認定した専門家が、Appleの純正部品だけを使用して修理を行うので安心です。
Appleの修理を受ける方法は、
■Appleリペアセンター
「オンライン申し込み」か「電話での申し込み」ができます。配送修理となり、Appleから集荷に来てくれて、そのままAppleリペアセンターへ送られます。
■Apple 正規サービスプロバイダ
Appleの修理を身近な場所で受けられるように、全国各地に修理サービス店があります。店舗に修理したい商品を持ち込めば、Appleの技術者が修理を行ってくれます。
■Apple Store
全国にあるApple Storeでも、修理サービスやサポート、アドバイスを受けられます。
iPhoneには、1年間の保証期間がついています。また「Apple care+」に加入している場合は、保証期間がさらに2年に延長されます。
購入してからまだ時間が経っていないときは、iPhoneの保証機能についても確認してみましょう。今後もしも故障などのトラブルが発生してしまったとしても、保証期間内であれば安心です。
キャリアショップ
各携帯会社の保証制度に加入している場合は、修理対象であるかを、キャリアショップに相談してみてください。
保証制度に加入しているのか不明な場合は、キャリアショップに直接問い合わせて確認してみましょう。
iPhone修理専門店
Apple Storeやキャリアショップは、修理に時間がかかってしまいます。しかしiPhone修理専門店なら「即日対応が可能」なので、修理にかかる時間が少なくなります。
iPhone修理専門店である、当店スマホスピタルは全国展開中です!ぜひ近くの店舗を検索してみてください。
もしも近くに店舗がない場合でも、郵送での修理が可能です。
修理商品が店舗に届いたら、当日はすぐに修理に取り掛かります。支払方法は「代金引換え」と「銀行振り込み」があり、代金引換えであれば、修理後すぐに返送が可能です。最短で翌々日には、修理品が手元に届きます。
まとめ
この記事を読んでから実際に「True Tone」や「Night Shift」ダークモード、アクセシビリティの設定を変更して、画面の黄色さに変化はありましたでしょうか。紹介したいくつかの方法を行うことで、画面の違和感が改善できているといいですね。
しかし、スマホを落下させてしまい「液晶漏れ」を起こした場合や、画面の焼き付きが原因の場合などは、修理するしか改善方法はありません。
そのまま使い続けると、液晶漏れがひどくなったり、タッチパネルが反応しなくなったりする場合もあるので、早めに修理するようにしてください。
AppleのサポートセンターやiPhone修理専門店など、自分の状況や都合に合わせて修理先を選択していきましょう。
更新日:2023/09/29
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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