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iPhone修理について

iPhoneの画面は割れにくくなっている?割れない為に何が最善? | スマホスピタル

iPhoneの画面強度はいったんiPhone12シリーズが最強?

2020年に発売されたiPhone12シリーズ発表会の際に「過去iPhoneの4倍画面耐久性があがった」と豪語したApple、ここまで言うという事は自社でも画面強度について何かしら思うところはあったと推察できますね。

「セラミックシールド」という金属よりも固い!というガラスをアメリカのコーニング社と共同で開発を行いiPhone12シリーズより採用されています。
「ナノセラミッククリスタル」をガラスと混ぜる事によってすさまじい強度を実現できたという事です。

iPhone11とiPhone12比較

Youtubeで「iPhone 強度テスト」「iPhone 耐久テスト」と検索してみると発売当日にさっそくiPhone13シリーズの強度テストを行っている動画が世界中でアップされていますので興味のある方はご覧ください。

Appleから公表はなかったですが、多くの動画内でiPhone13シリーズの画面強度はほぼiPhone12シリーズと同等と評価されています。
つまりはiPhone12シリーズのセラミックシールド画面がAppleでは現在最強のガラスであり、iPhone13シリーズも継承していると推察できます。

動画内では結局割れてしまうのですが結論から言うといくら強度があがったからと言って「割れない」訳ではないのです。

先にあげた「コーニング社」ですがその名を聞いてもピンとこないですよね、ですが「ゴリラガラス」と聞けばいかがでしょうか?画面保護用のガラスでも「ゴリラガラス」と記載があるのは目にした事があるのではないでしょうか?
実はAndroid機種のほとんどはこのゴリラガラスを採用しております、なので強度としてはほぼどの機種も同じで独自のコーティングを施しているなどの違いを出している事が多いかと思います。iPhoneのセラミックシールドはそのゴリラガラスを製造しているコーニング社と共同で開発されたより硬いガラスという事になります。

iPhoneの画面強度は使い方や保護の仕方でカバーする

前項でもあげた様にYoutubeなどのドロップテスト動画で結局画面は割れてしまってはいるのですが、普段の使い方以上のテストを行っている動画もあるので何とも言えない部分はあります、どうしても割りたいという意図も感じられる動画もありますよね。

ここでガラスが割れる仕組みをちょっと解説してみましょう。

  1. 耐えきれない程の圧力がかかった場合
  2. 小さな傷に圧力がかかった場合
  3. 急激な温度変化があった場合
  4. 一点で圧力をうけた場合
  5. 正面からではなく横から衝撃を受けた場合

私生活で起こりえるのは2,4,5だと思います、まずは2ですねガラスは表面に傷があると強度はガクッと下がってしまいます、もちろんゴリラガラスやセラミックシールドはそういった表面の「耐摩傷性」には優れていますが落下した際に地面の石などで傷がついてしまう、ポケットやカバンの中で何かとぶつかり傷ができてしまうなんて事も起こりえます。

4のケース、落下した地面が平面であればよいのですがゴツゴツした石や突起がある場合に写真の様にパリッと割れてしまう事もあります。

5のケース、iPhoneのフレームから強く落下した場合などに下の写真の様に横からの衝撃で割れが発生してしまう事もあります。

角からiPhoneが割れる

このような場合には高強度のiPhoneといえども割れてしまう可能性はあります。

iPhoneシリーズは決して安い買い物ではないですよね、さらには個人の大切な情報が詰まっていたり、ライフスタイルの中でSNSやNEWSを頻繁にチェックをしたりカメラでの撮影、動画鑑賞、音楽、ゲームなど様々なアプリを使用していますよね。

そんな大切なiPhoneの画面を割ってしまわない様にするためにはまず

  1. 画面正面からの衝撃から保護
  2. フレームやボディーからの衝撃から保護

画面正面からの衝撃から保護

オススメの画面保護は3種類あります。

「衝撃吸収フィルム」

特殊構造のフィルムが衝撃を吸収してガラスを保護してくれます、種類は様々で指紋がつきにくい防指紋タイプや横見え防止タイプ、最近だとブルーライトカットタイプなどあります。
デメリットは摩耗して傷が目立つことや端の浮き上がり等が発生がガラスフィルムと比べると起こりやすく貼り替えのサイクルが早い事があげられます。

「ガラスフィルム」

衝撃や傷に強い強化ガラスでふちの部分(ベゼル)までカバー出来るタイプとふち無しのタイプがあります。衝撃吸収フィルムと同じ様に防指紋やブルーライトカット、映り込みがしにくいタイプなど様々です。
ガラスフィルムは衝撃を画面ガラス直接ではなく身代わりになって割れてくれるのが一番大きなメリットとなります。

割れたガラスフィルム

デメリットは割れてしまうと貼り替えになりますのでよく落としてして割ってしまう方は少しサイクルが早くなるかもしれません、それでも画面を交換するよりは安く済みます。

「画面のコーティング」

ガラスやボディー表面に塗布する事で被膜を形成する事で傷や衝撃に対して保護をする最近流行りの画面保護方法になります、平面だけではなく曲面もお手軽に保護出来る、ケースとの干渉が生まれないのがコーティングのメリットではないでしょうか。

スマホスピタルで使用しているコーティング剤は車の外装保護に使用する程の強度のものを使用しています。その他ブルーライトカットや抗菌・抗ウィルス(SIAAマーク認証)のコーティングもございます、最短15分程で施工完了しますのでお時間がない方にもおすすめです。

スマホフィルムを購入する際の豆知識

実際に販売店舗で購入される方もおられると思いますが、インターネットで購入される方も増えているのではないでしょうか。
購入されるときに注意しないといけないのが「硬度」つまりフィルムの固さです。

一般的に硬度として知られているのが鉛筆硬度になります。
鉛筆硬度には『6B』『5B』『4B』『3B』『2B』『B』『HB』『F』『H』『2H』『3H』『4H』『5H』『6H』『7H』『8H』『9H』と鉛筆芯の硬さでひっかいた時に傷がつかない硬度というのが基準となります。B<H Bは柔らかくHが上がるにつれて硬さが増していきます。

これともう一つ「モース硬度」という硬度基準があります。

段階 モース硬度 硬度の目安
1 滑石 最も柔らかく容易に傷が入る
2 石膏 金具で傷がはいる
3 方解石 コイン・硬貨で傷が入る
4 プラチナ ナイフなどの刃物で簡単に傷が入る
5 黒曜石 ナイフなどの刃物で傷が入る
6 ラピスラズリ 銅ヤスリで傷がつくが窓ガラスよりは硬い
7 水晶 銅ヤスリで傷が入る
8 トパーズ 銅ヤスリで傷がつかない
9 サファイア ダイヤモンド以外の宝石で傷が入る
10 ダイヤモンド 地球上の鉱物の中で最も硬い
鉱石のイメージ

鉛筆よりも遥かに硬い鉱石の硬度を基準としたモース硬度を表記しているガラスフィルムも販売されています、この鉛筆硬度とモース硬度を混同してしまっている方もおられると思います。

モース硬度9~10のガラスフィルムは販売されておりますがお値段はやや高くなることもしばしば・・・ですがiPhoneの画面ガラスを守る為にモース硬度9以上であれば安心も得られますよね。

ガラスフィルムを購入する際の参考にしてみてください。

 

画面を保護しても割れてしまったiPhoneの画面は修理しないと危険

ありとあらゆる手段でiPhoneの画面やボディーを保護していてもアクシデントは襲ってきてしまいます、iPhoneの画面ガラスは割れてしまった時点ではタッチ操作はまだ出来ることが多くそのままで使用されている方もおられるのではないでしょうか。

ガラスが割れたまま使用を続けて再度同じような衝撃を加えてしまった場合その下の画面部分も破損してしまい「画面が映らない」「タッチ操作が出来ない」などの深刻なトラブルに繋がってしまう可能性が高くなります。

スマホスピタルでは画面割れの場合、画面パーツのみの交換となりますので大切なデータは基本そのまま、即日(最短30分~)でお返しが可能です。
まずはお気軽にお近くのスマホスピタルにご相談ください。

 

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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