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「iPhoneの画面でちらつきが発生するようになった!」主な原因と対処法 | スマホスピタル

iPhoneの画面でちらつきが起こる主な6つの原因

iPhoneの画面でちらつきが起こる原因は、物理的な問題とシステム的な問題に分けられます。システム的な問題であれば自分で対処が可能ですが、物理的な問題を解決するには修理技術と知識、修理部品などが必要です。

ここからは、iPhoneの画面でちらつきが起こる原因を具体的に解説します。

1.メモリが不足している

液晶画面が点滅したりちらついたりしたときは、メモリ不足を疑いましょう。iPhoneを含む全てのスマートフォンやタブレット、パソコンにはメモリが搭載されています。メモリは、行う処理を一時的に記録しておく役割をしていますが、記録量には限界があります。

そのため、一度にたくさんの処理を実行したり、多量にメモリを消費する作業を同時進行したりするとメモリ不足になるのです。メモリ不足になると、うまく処理できなくなり、液晶画面のちらつきやアプリの強制終了、フリーズなどの問題が起こります。

メモリはスマートフォンの電源をOFFにするか、メモリ消去のアプリを使用することで消去できます。

起動しているアプリを消去するだけでは、メモリは消去されません。アプリを消去したのに画面のちらつきが直らないからといって、あわてて修理店に持ち込むことのないようにしましょう。

2.問題のあるアプリをインストールしている

iPhoneのOSと相性が悪いアプリをインストールしている場合も、画面がちらつく可能性があります。アプリを入れた後から不具合が出ていると思う場合は、該当するアプリを削除してちらつきが改善するかどうかを確認してください。

OSとは、スマートフォンやパソコンにおける頭脳のようなものです。iPhoneにはiOS、アンドロイドスマートフォンにはAndroidがインストールされています。相性が悪いアプリをインストールすることでOSに不具合が生じると、液晶そのものには問題がなくても、正常に点灯させるための指令がうまく送れなくなるため、画面がちらつくようになるのです。

アプリは、Apple社やGoogle社の他、多くの企業や個人が開発しています。そのため、OSとの相性が良いアプリだけが存在するわけではありません。中には、悪意のあるアプリや技術不足でうまく作動しないアプリなどもあります。

ただし、実際にインストールしなければ、相性が悪いかどうかはわかりません。また、アプリがアップデートされることで、不具合が解消する可能性もあります。

3.OSに不具合がある

OSの不具合で、液晶が点滅するケースがあります。OSは、常に安定して動作するのではなく、インストールされているアプリや内部容量など、さまざまな影響を受けます。そのため、定期的にアップデートをして、OSの安定を図ることが大切です。画面のちらつきが起こる場合は、アップデートのお知らせがないか確認し、必要があれば更新をしましょう。

ただし、OSのアップデート後に液晶が点滅する場合もあります。これはアップデートによりファイルが破損したりするなどの不具合が起きることが原因です。Apple社が気づき次第、新たなアップデートファイルが配布されますが、それまでは画面の点滅で悩まされることになるでしょう。

※OSアップデート後に不具合が起こることは多くありません。アップデートせずに使い続けることでセキュリティ面に問題が起こる可能性の方が高いので、通知が来たときは早めに更新しましょう

そのほか、知らないうちにセーフモードや開発者向けモードになっていて、画面がちらつく場合もあります。

4.バッテリーの電力供給が不安定である

iPhoneのバッテリーの電力供給が不安定なために、画面がちらつく場合があります。iPhoneの液晶画面を点灯するために使う電力は、全体の50~70%にも及びます。そのため、バッテリーの電力供給が不安定だと、画面のちらつきが起こるのです。

バッテリーの電力供給が不安定になる理由には、バッテリーの劣化や電力を供給するシステムの問題などがあります。バッテリーが膨らんでいる場合は交換が必要ですが、そもそもiPhoneのバッテリーの交換には専用器具が必要なため、自分で確認することは難しいでしょう。

他の原因を解決しても画面のちらつきが改善しない場合は、バッテリーの電力供給の問題を考えて、修理店やメーカーに修理を依頼してください。

5.環境光センサーが故障している

iPhoneには、環境に合わせて液晶画面の明るさを調節する機能があります。現在の明るさを確認するのが、環境光センサーです。環境光センサーが故障していると、明るさを自動調節できなくなるうえに、画面の明るさがチカチカと変動してちらつくようになります。

環境光センサーの表面が汚れていたり、物理的に壊れていたりするほか、システム的な問題も考えられます。環境光センサーには直接触れられない仕様のため、汚れているかどうか確認できません。汚れていたとしても、自分ではクリーニングできないのです。

明るさの自動調節ができなくなったときは、環境光センサーに何らかの問題が起きていると考えて、修理店やメーカーに修理を依頼しましょう。

6.液晶画面そのものが故障している

経年劣化や衝撃、水没などによって、液晶画面そのものが故障しているケースがあります。液晶画面は非常にもろいため、部分的に強い力が加わるように衝撃を加えられると、簡単に割れてしまいます。iPhoneを手で持ち歩くと、うっかり机の角にぶつけて、液晶が割れる場合もあるでしょう。

また、画面を下向きにして落とした場合も割れる可能性があります。そのほか、水の中に落として水没することで電子回路に問題が生じて、画面が正常に点灯しなくなります。雨に当たるだけでも故障の原因になるのです。一見、内部に水が浸入していないように見えても、実際には侵入している場合があるため注意しましょう。

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ちらつきやブレが発生するときに自分でできる対処法

まずは、すべてのアプリを閉じたうえで本体を再起動しましょう。フリーズをしている場合は、強制再起動をしてください。

最終手段として本体を初期化する方法もありますが、データのバックアップが必要なので、バックアップを取っていない場合は、必ず取りましょう。

OSのアップデートがあるかどうかも確認し、必要であれば実行します。

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自分で解決しないときは修理に出そう

アプリの削除やOSのアップデートをしても画面のちらつきが改善しない場合は、修理を依頼することをおすすめします。修理の依頼先とそれぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

Apple正規店に出す

Apple正規店に修理を依頼することが可能です。Apple正規店には、Apple Store、Apple正規サービスプロバイダ、携帯電話キャリアがあります。正規店であれば、サポートが充実しているうえに、純正パーツで修理してもらえます。

しかし、店舗数が少ないうえに来店予約が必要な場合があることから、修理依頼に行きたいと思ってもすぐに行けない場合もあるでしょう。また、修理を依頼しても、完了までに日数がかかることもデメリットです。

街の修理店に出す

街の修理店は修理対応がスピーディな傾向が強いため、iPhoneを早く修理したい場合におすすめです。ただし、店によってサービスの質が異なるため、信頼できる修理店を選ぶ必要があります。

どこを選べば良いかわからないと思ったら、ぜひスマホスピタルへご相談ください。グループ全体で全国80店舗あり、約80万台もの豊富な修理実績があるため、安心してご依頼いただけます。また、スマホスピタルは総務省登録修理業者です。高品質なパーツを使用して、確かな技術で修理対応しています。

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まとめ

iPhoneの画面がちらつくときは、原因を突き止めたうえで適切に対処することが大切です。

iOSのアップデートや不具合の原因となるアプリの消去、再起動などを試しましょう。それでも改善しない場合は、バッテリーの電力供給に問題があるかもしれません。そのほか、画面の損傷や経年劣化、水没なども、ちらつきの原因です。Apple正規店か信頼できる街の修理店に持ち込みましょう。

街の修理店のどこに依頼すれば良いか迷ったら、総務省登録修理業者のスマホスピタルへ、ぜひ足を運んでみてください。

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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