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iPhone12/11/Xの写真を消してしまった!復元する方法を徹底解説 | スマホスピタル

iPhone12/11/Xに保存していた大切な写真をうっかり消してしまった場合や一度消した写真を取り戻したい場合、写真の復元方法を知っていれば安心です。

iPhoneで消してしまった写真を復元する方法は複数あります。この記事では、簡単な方法から少し難易度の高い方法まで、状況によって使い分けられる対処法を解説していきます。

最後には自力での復元が難しい場合の最終手段も紹介しているので、データの復元ができずに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

iPhoneで30日以内に削除した写真は復元できる

iPhoneで誤って写真を削除してしまった場合、削除してから30日以内であれば復元が可能です。

この方法ならiPhoneから直接データを戻すことができ、とても簡単です。

「最近削除した項目」を調べる

iPhoneで削除した写真は、写真アプリ内の「最近削除した項目」というフォルダに30日間保存されます。

誤って写真を削除してしまった場合、30日以内であれば、このフォルダ内を探せば写真を復元できます。

ただし、削除の操作をしてから30日を過ぎるとこのフォルダからもデータが削除されてしまい、この方法は使えなくなります。

復元の手順

「最近削除した項目」から写真を復元する手順を見ていきましょう。

「最近削除した項目」を開く

まず、iPhoneの写真アプリを開きます。

「アルバム」のタブを開き、1番下の「その他」のセクションから「最近削除した項目」を選択します。

表示された一覧の中に元に戻したい写真のデータがあれば、そのまま復元に進むことができます。

写真を復元する

フォルダ内に復元したい写真を見つけたら、画面下の「復元」をタップします。

続けて「写真を復元」をタップして、データを復元することを確定します。

以上で復元は完了です。復元した写真は元のライブラリに戻ります。

iPhoneで30日以上前に削除した写真を復元する方法

30日以内に削除した写真であれば、写真アプリの機能で復元することができますが、それ以前に削除した写真を復元するにはどうすればよいのでしょうか。

ここからは、削除してから30日以上経過した写真を復元する方法を解説します。

メールやSNSの履歴から復元する

復元したい写真を過去にメールやSNSで送受信していた場合、その履歴から再度保存することでデータを元に戻すことがきます。

メールの送受信履歴から復元する

削除してしまった写真が、過去に送受信したメールに添付されていた場合、その履歴から写真を復元できます。

復元するには、まずメールアプリを起動して、写真が添付されているメールを選択します。続けて、添付されている写真をロングタップすれば、「写真を保存」という選択肢が表示されるので、そのまま写真アプリに保存できます。

なお、写真が添付されたメールには、クリップのマークがついているので、それを目印にすると探しやすくなります。

メッセージの送受信履歴から復元する

iPhoneのメッセージアプリは各ユーザーとやりとりした画像を端末に保存することができます。

ユーザー名をタップして「i(詳細)」をタップすると「写真」が表示されます。写真を開くとそのユーザーとやりとりした写真の一覧を見ることができます。

保存したい写真を見つけたらアクションボタンをタップし、「画像を保存」を選択しましょう。

写真を複数選択してまとめて保存することもできるので便利です。

LINEから復元する

削除してしまった写真を過去にLINEで共有していた場合、LINEのトークから復元できる可能性があります。

復元したい写真が履歴に残っていた場合、写真をタップしてダウンロードボタンを押すだけで、iPhoneに写真が保存されます。

Twitterから復元する

Twitterで共有した写真であれば、そのツイートから復元することができます。

Twitterアプリを開き、保存したい画像を長押しすると「写真を保存」と表示されるので、そこをタップするだけです。

クラウドサービスから復元する

GoogleフォトやDropboxといったクラウドサービスを利用している場合は、そのバックアップから写真を復元できます。

ただし、この方法で復元するには、写真のアップロード機能がオンになっている必要があります。

ここでは、GoogleフォトとDropboxを使ってデータを復元する方法を見ていきましょう。

Googleフォトを使って復元する

Googleフォトに写真をバックアップしていれば、Googleフォトのアプリから端末に写真をダウンロードできます。

ダウンロードの手順は次の通りです。

  1. Googleフォトアプリを開く
  2. 保存したい写真を選択する
  3. 画面右上の「…」をタップ
  4. 「ダウンロード」をタップ
  5. 「画像をカメラロールに保存しました」と表示されたら完了

なお、写真はiPhoneの写真アプリに保存されますが、「PDF形式で保存する」を選択するとファイルアプリに保存されます。

Dropboxを使って復元する

Dropboxに写真のバックアップを作成していた場合、アプリから端末に写真をダウンロードできます。

手順は次の通りです。

  1. Dropboxのアプリを開く
  2. 「写真」を開く
  3. 復元したい写真を開く
  4. 「…」をタップ
  5. 「エクスポート」を選択
  6. 共有オプションから「画像を保存」を選択

以上で写真がiPhoneの写真アプリに復元されます。

iCloudのバックアップから復元する

iCloudに保存されたバックアップから写真を復元する方法もあります。

しかし、バックアップの作成日時によっては目的の写真が復元できないことがある上、バックアップ作成後に保存したデータが全て失われる可能性もあるという難易度の高い手段です。

ここまで解説してきた他の対処法を全て試した上で、最終手段として行うことをおすすめします。

バックアップが取れているか確認する

まずは、削除してしまった写真がバックアップに含まれているかどうか、バックアップの作成日時を確認します。

確認の手順は次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. ユーザー名をタップ
  3. 「iCloud」を選択
  4. 「ストレージを管理」をタップ
  5. 「バックアップ」を選択
  6. 「このiPhone」を開く

以上で前回のバックアップの日時が分かります。

また、この時「フォトライブラリ」がオンになっているかどうかも確認しましょう。オフになっていると写真がバックアップに含まれないため、初期化しても写真が復元されません。

さらに「iCloud写真」がオフになっていることも確認してください。オンになっている場合、iCloud.comに写真が保存されるため、この方法では復元ができません。

最新データは別途バックアップを取っておく

iCloudのバックアップでデータを復元する場合、バックアップ作成時点までiPhoneの状態が戻ってしまうため、それ以降に保存したデータは消えてしまいます。

消えて欲しくないデータがあれば、USBやSDカードに保存したり、別のクラウドストレージサービスを利用したりして、別途バックアップを取っておくようにしましょう。

iPhoneを初期化する

以上の準備が完了したら、実際に復元を進めていきますが、その前にiPhoneを初期化する必要があります。

iPhoneの初期化は設定アプリから次の手順でおこないます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」を開く
  3. 「リセット」をタップ
  4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  5. 「今すぐ消去」をタップ
  6. iPhoneのパスコードを入力
  7. 「iPhoneを消去」をタップ

以上で初期化は完了です。

データを復元する

初期化が終わり、iPhoneが再起動したらiCloudからデータを復元します。

復元の手順は次の通りです。

  1. 案内に従って設定を進める
  2. 「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
  3. Apple IDとパスワードでiCloudにサインイン
  4. 信頼する端末に送られる確認コードを入力
  5. 利用規約に同意
  6. 復元するバックアップを選択
  7. 案内に従って設定を進める

設定が全て完了するとiCloudバックアップからの復元が始まります。全てのアプリのインストールが終われば、復元は完了です。

iTunesを使って復元する

iPhoneとパソコンを接続し、iTunesのバックアップを使ってデータを復元する方法です。

iCloudの場合と同様、iPhoneをバックアップ作成時点の状態に戻すため、新しいデータは消えてしまいます。消えて欲しくないデータがある場合は別途バックアップを取っておきましょう。

iTunesを使った復元の手順は次の通りです。

  1. iPhoneをパソコンに接続する
  2. パソコンのiTunesアプリケーションでデバイスボタンをクリック
  3. 「概要」をクリック
  4. 「復元」をクリック

以上で復元が完了します。

完全に消えてしまった写真を復元するには

ここまではバックアップや別のアプリなど、何らかの方法でデータが残っていた場合の復元方法を解説してきました。

それでは、バックアップデータもなく、メールやSNSにもデータが残っていない場合、どのような方法で復元すればよいのでしょうか。

ここでは完全に消えてしまったデータを復元するための手段を2つ紹介します。

データ復元ソフトを使う

1つ目は、専用のアプリやパソコン用のソフトを使用する方法です。

データ復旧アプリやソフトはたくさんあり、価格や機能も様々です。

無料のものは安全性の面で不安があるため、できるだけ有料で信頼性の高いものを使用することをおすすめします。

また、水没や経年劣化などiPhoneに物理的障害が生じている場合、復旧アプリやソフトは使えません。

復元できたはずのデータが失われてしまう恐れもあるので、本体が故障している場合は専門業者に相談しましょう。

専門業者に依頼する

もう1つは専門業者に依頼する方法です。

ソフトやアプリを使っても自力で復元するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

ただし、水没などで基盤が激しく損傷している場合、業者でも復元ができない可能性があります。

スマホスピタルなら水没でのデータ復元も可能

スマホスピタルは、全国に約80店舗を展開するスマホ修理業者です。

100万台以上の修理実績があり、データの復旧や取り出しサービスもおこなっています。スマホスピタルなら水没によって電源の入らなくなったiPhoneでもデータの復旧作業が可能です。

水没などでiPhoneが起動しない場合であれば、データを復旧できる可能性があるので、電源が入らずにデータ復元を諦めている方はぜひご相談ください。なお、データを削除されている場合には対応できかねますのでご承知ください。

スマホスピタルにデータ復元を相談する

大切な写真を取り戻そう

iPhoneで一度消してしまった写真を取り戻したい場合、削除してから30日以内であれば、写真アプリ内での復元が可能です。

30日以上経過してしまった場合でもメールやSNSの送受信履歴から復元したり、クラウドサービスから復元したりと様々な方法でデータを戻すことができます。

iPhone本体の故障などで自力での復元が難しい場合は、専門業者に依頼する方法もあります。

また、いざと言うときに備えて、大切な写真は何らかの方法でバックアップを取っておくことをおすすめします。

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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