iPhone修理について
動作チェックで症状を確認!iPhone修理の前にしておくこと | スマホスピタル
Contents
iPhoneの基本的な動作チェック
まずは基本的な動作チェックから行って、iPhoneの動きに問題はないか、iPhone自体が壊れていないか、みてみましょう。
アプリを終了して端末を再起動する
iPhoneの動きに問題がないかをみるために、アプリをすべて終了させてからiPhoneを再起動してみます。
起動したアプリは、自分でアプリを終了させるまでバックグラウンドで動いています。
アプリをすべて終了させてiPhoneを再起動することで、動きが改善されれば、アプリの不具合が考えられるでしょう。
■アプリを終了させる方法
1. ホームボタンを2回押す
2. いま起動されているアプリが、横に並んで表示される
3. アプリをひとつひとつ上の方向へスライドさせていく
■iPhoneを再起動させる方法
・iPhoneX、11の場合
1. 「上か下、どちらかの音量ボタン(iPhone左側)」と「サイドボタン(右側)」を同時に押す
2. 電源オフのスライダ表示がでたら、マークをスライドさせる
3. 電源がきちんと切れるまで待つ(30秒ほど)
4. 電源を入れるために「サイドボタン」を長押しする
5. Appleのロゴが、iPhone画面でてきたら再起動完了
・iPhone8、7、6の場合
1. 「サイドボタン(右側)」を長押しする
2. 電源オフのスライダ表示がでたら、マークをスライドさせる
3. 電源がきちんと切れるまで待つ(30秒ほど)
4. 電源を入れるために「サイドボタン」を長押しする
5. Appleのロゴが、iPhone画面にでてきたら再起動完了
・iPhoneSE、5の場合
1. iPhone本体の上部にあるボタンを長押しする
2. 電源オフのスライダ表示がでたら、マークをスライドさせる
3. 電源がきちんと切れるまで待つ(30秒ほど)
4. 電源を入れるために、また上部にあるボタンを長押しする
5. Appleのロゴが、iPhone画面にでてきたら再起動完了
iOSをアップデートする
今回はiOS5以降の方法を紹介します。
1. 「設定」を開く
2. 「一般」をタップする
3. 「ソフトウエアアップデート」を開く
新しいアップデートがある場合は、アップデートをうながすログがでます。そのログに従って、iOSをアップデートしましょう。
自己チェックがダメならiOS診断でチェック
iPhoneの動きをみるために、自分でできる方法をいくつか紹介してみました。
しかし、それでもうまくいかないときは、Appleの「iOS診断」を試してみましょう。
「iOS診断」では、iPhoneに起きている動作や不具合について答えていくことで、iPhoneに異常があるかないか、どのような問題点が考えられるか、などを知ることができます。
こちらの方法を行うときは、パソコンを使ったほうが便利なので、パソコンでの利用がおすすめです。
まずは、Appleの「サポートページ」にアクセスします。
1. Appleのサポートページにある「お問い合わせ」を開く
2. ホームページ上部ある「こちらからスタート」をクリック
3. iPhoneやiPad、Macなどのデバイスが表示されるので「iPhone」を選ぶ
4. iPhoneに起きている問題に該当するものを選んで、質問に答えていく
5. シリアル番号とシステム情報を聞かれるので、それを選んでクリックする
6. iPhoneで使用できるメールアドレスを聞かれるので、メールアドレスを入力し右横にある「続ける」を押す
7. 診断がはじまります
つぎからは、iPhoneを操作します。
1. 先ほど入力したメールアドレスのアプリを開き、Appleから届いたメールを確認
2. メールの下部にある「簡易テスト」「詳細テスト」から、好みのテストを選んでタップ
3. iPhoneのデータをAppleに送信完了
4. 先ほどのサポートページに診断結果が表示される
iPhoneに異常があった場合は、サポートページで解決方法を確認したり、サポート相談や修理を依頼したりできます。
部品ごとの動作チェック
iPhoneの各機能がスムーズでなかったり、違和感があったりすることがあります。そのようなときは、各機能の動作も確認してみましょう。
画面機能のチェック
・画面の明るさ、液晶表示
画面の明るさを上げたり下げたりして、問題なく明るさが変わるかを確認してみましょう。問題がなければ、画面の明るさをMAXにして、画面に変色や色ムラがないかチェックします。
また画面の上部に指を当てて、きちんと画面が暗くなるかも、あわせてチェックしてみましょう。これは接近センサーによるもので、センサーが動いていない場合は画面に変化がなく、通話時などに画面が暗くならず表示されたままになってしまいます。
・タッチ機能
画面操作には欠かせないタッチ機能(3Dタッチ、触覚タッチ)を確認してみましょう。
iPhone画面に並んでいるアプリをいろんな方向に動かして、タッチ反応に問題がないかをチェックします。
つぎに、3Dタッチ機能の確認です。
3Dタッチは、iPhone6sから搭載された機能で、画面(アプリ)を強めに長押しして画面がスムーズに操作できるか試してみましょう。
また触覚タッチは、iPhone11やXRなどから搭載された機能です。画面を長押しするとサブメニューやプレビューが表示されるので、わざわざアプリを開かなくても操作がしやすくなりました。
触覚タッチに問題ないかを確認するために、画面を長押しして、サブメニューやプレビューが表示されるか確認しましょう。
カメラ機能のチェック
カメラを起動してアウトカメラやインカメラが正常に映るか、各機能に問題はないかチェックしましょう。
バイブ機能のチェック
本体の側面にある「サイレントスイッチ」を操作して「オン・オフ」を切り替えることが可能です。
サイレントスイッチは着信音を鳴らしたくないときに使用するものなので、サイレントスイッチをオンにすれば、バイブ機能が使えるようになります。
ボタンがオレンジ色のときは、サイレントスイッチがオンになっている状態です。
・どうしてもバイブ機能が使えないときは?
バイブレーション機能自体がオフになっていることが考えられます。
1. 「設定」を開く
2. 「サウンド」をタップ
3. 画面上部にある「バイブレーション」の「サイレントスイッチ選択時」をオンにする
そのほかにも、画面下部にある「サウンドとバイブレーションのパターン」の各項目も確認して、バイブレーション機能が連動しているかみてみましょう。
スピーカー機能のチェック
iPhoneには相手の声を聞くための「受話スピーカー」と「下部スピーカー」があります。
実際に通話をして受話器部分から相手の声が聞こえるか、また通話中に「スピーカー」に変えて、下部スピーカーから音がでるか確認してみましょう。
通話ができないときは「ボイスメモ」アプリに声を録音・再生して試してみてください。
それでも改善しなければ修理に出す
これまで紹介した方法を試しても動作がよくならない、不具合が起きてしまう場合は、Apple直営店やApple正規サービスプロバイダの専門店、修理専門店で、iPhone本体を調べてもらうことをおすすめします。
調べてもらった結果、もしも修理が必要と分かったら、そのまま早めに修理に出しましょう。
Apple直営店やApple正規サービスプロバイダの専門店では、予約が必要だったり、混んでいる場合は時間がかかったりすることがあります。
しかし修理専門店なら早く修理ができ、修理にかかる料金もお安くなります。
当店スマホスピタルなら、最新機種修理にも対応。予約なしで即日修理・引き渡しが可能です。
詳しくは、お気軽にお問合せください。
修理に出すときは具体的な症状や不具合、もしiOS診断を行ったのなら、診断結果もあわせてスタッフに伝えておくと良いでしょう。
まとめ
iPhoneやスマホは、毎日の生活に欠かせないものなので、動きが悪かったり、思うように操作ができなかったりするとストレスになります。
症状が悪化してiPhoneが使えなくなってしまったら不便ですし、とても困ってしまいますよね。
そんな深刻な状態になる前に、1度専門店でiPhoneをみてもらいましょう。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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