iPhone/iPadガラス・液晶交換について
iPhoneの画面って割れやすいの?? | スマホスピタル
修理店に長く働いていると、お客様に「どうしてiPhoneってこんなに割れるの??」と言われることが多いです。
確かにandroidよりもiPhoneのほうが割れているイメージです・・・
そこで「なんでiPhoneって割れやすいのか?」ご紹介します。
iPhoneの画面割れの理由と原因
まずiPhoneの画面割れの原因としまして多いのが、
「iPhoneを落とした際の画面割れです」
修理にもって来られる方で多いのが、ダントツにiPhoneを落として画面を割ってしまっています。
それ以外で多いのが
- iPhoneを踏んでしまい割れた!!
- iPhoneを投げつけて割れた!!
- カバンの中に入れていて何かが画面に当たり割れていた!!
この3つが比較的多いかと思います。
あとレアなケースで言うと、
- 車に惹かれてしまった
- 指圧で割れてしまった
等の修理依頼もございます。
iPhoneが割れる理由として、衝撃や圧等が加わっていて割れるのが分かります。
androidよりiPhoneが割れやすいと言われている理由
実は日本のスマホ市場でiPhoneのシェア率が高く
スマホユーザーの約60%がiPhoneユーザーとのこと!!
世界でも日本がなんと1位とiPhoneを持っている方がほとんどなんです。
画面が割れたiPhoneを持っている人を見かけたり、修理店が多いのがその理由で
iPhoneが割れやすいと思ってしまう理由です。
また、iPhoneは画面が割れても操作ができる場合が多い機種です!!
割れていてもそのまま使っている人が多く、画面が割れたiPhoneを見かける機会が多いと思います。
逆にandroid端末の中には、画面が割れてしまうと操作ができない機種もあり修理にすぐ出している方が多いと思います。
【android】
画面が割れる→操作ができない→修理に出す→画面が割れてる人を見かけない
【iPhone】
画面が割れる→操作ができる→そのまま使用している→割れている人を見かける
これがiPhoneの方が割れやすいのでは?と思う理由につながるかもしれません。
iPhoneは実は割れにくい!?
iPhoneの画面ガラスは実は「ゴリラガラス」という素材が使用されており、
ガラスの中でも強度が強いものが使われているので、割れにくい機種の1つです。
簡単に言うと、カッターで画面を擦っても傷がわからないほど頑丈なんです!!
また、iPhoneを落として画面のガラスが割れてしまっている人の多くは、
地面と水平に落としているのではなく、フレームから落ちて割れていることが殆どです。
つまり、画面よりもiPhone側面から落ちていて、側面から落とすと、衝撃が一点に集中し、強い衝撃となってしまいます。
落とした衝撃でフレームが歪むことで、フレームにフィットしているガラス面にヒビが入ってしまいます。
iPhoneの画面を割れないようにするには??
画面が割れにくくする方法は何パターンかございます。
- ケースをつける
- 保護フィルムを貼る
- 落とさない!!
まず最初にケースをつけることをお勧めします。
「ケース付けてても割れた!!」なんてお声もいただきますが
ケースにも複数種類があり、【手帳タイプ・ケースタイプ・バンパータイプ】の3種類が今ケースを付けている方で多い素材です。
スマホケースに関して
ケースの種類によりメリットやデメリットがあります。
お好みに合わせて使用をオススメします。
手帳タイプの特徴として
【メリット】
- 画面だけではなく、背面も傷からスマホを守れる
- ICカードなどを収納できる
- 機能性がいいものが多い
- 画面も隠れるのでプライバシー保護になる
- デザインが豊富
メリットとして、手帳の良さでもある画面を隠せる事だと思います。
閉じた状態であれば、落としたとしてもケースが守ってくれやすい。
スマホをはめ込むケースの素材も、ポリカーボネートやシリコンなど様々
【デメリット】
- 手帳を開いて使用する不憫さ
- 本体に熱がこもりやすい
デメリットとして、使用する際は手帳を開いて使用しないといけないので、何かと不憫。
閉じてることにより、通気性も悪く、本体が熱くなり安いのもデメリットの一つです。
ケースタイプの特徴として
【メリット】
- 背面と側面を保護できる
- 耐衝撃性が高い
- 軽くて持ちやすいデザインが多い
背面はもちろんの事、側面も保護できるケースが豊富
ケースの素材も、ポリカーボネートやシリコン、TPU素材といった強度のあるケースが多い。
【デメリット】
- 液晶画面は保護されないため、保護フィルムは必須
- 熱がこもりやすいケースもある
- スマホとケースの間にゴミがたまりやすい
素材にもよりますが、シリコンタイプのケースだと
ポケットやカバンの中にスマホを入れていて電話がかかってきた時、取り出しにくさを感じます。
手で掴みやすいというメリットの裏返しで、ポケットやカバンの内布とケースとの摩擦が大きいので、取り出しにくいみたいです。
また、シリコン素材のケースにはほこりや小さなゴミが付着しやすく、ケースから外してみると汚れているなんてこともあります。
通気性を重視したケースもありますが、素材により熱がこもりやすい物も多い。
バンパータイプの特徴として
【バンパータイプのメリット】
- シンプルで軽いものが多い
- 熱がこもりにくく、本体の負担も軽減される
- デザインがシンプルなのでスマホそのもののデザインが活きる
バンパー型の最大のメリットは、スマホ本体の洗練されたデザインをそのまま利用して、スマホを魅せることができます。
iPhoneのロゴをちゃんと魅せたい、スマホの形状を楽しみたい方が好まれる事が多い。
また、スマホ本体が露出される面積が広いので、放熱性が良いこともメリットです。
バッテリーに大敵の熱が本体にこもりにくいので、スマホの寿命にとって優しい設計だと思います。
【バンパータイプのデメリット】
- 画面と背面が露出しているので本体に傷がつきやすい
- デザインや素材の選択肢が少ない
- サイドボタンが押しにくくなることがある
- デザイン的に純正以外のケーブルが使用できない場合がある
- 価格が高くなるものが多い
デメリットとして、解放的なデザインのため、画面や本体への傷付きやすさが挙げられます。
また、バンパー型のケースで見落とされがちな注意点として、純正以外の充電ケーブルが使用できないことがあることです。
サードパーティの商品は、純正よりもコネクタ根本の寸法が大きいことが多く、
運が悪いとバンパーケースを着用したスマホには挿せないことがあります。
基本は純正のケーブルを使用したほうがいいですが、出先などで充電したい方などは充電できない可能性もあります。
種類が多いためどのケースを使えばいいか迷う方も多いと思いますが、デザインやお好みでつけるのもいいかもしれません。
保護フィルムに関して
ケースの次に大事なのが画面を守るフィルムだと思います。
iPhoneを割れにくくするのは画面全体を守ってくれるフィルムがオススメです!!
液晶部分だけでなく、全面守ってくれるフィルムの場合、
落とした時に、フィルムによって守られる面積が大きいため。画面が割れる確率を下げることができます。
種類に関して大きく分けて2種類!!【PETタイプ・ガラスタイプ】です。
こちらもお好みに合わせて貼るのをオススメします。
特徴として
「PETタイプ」は衝撃に対して強い素材が多く、割れにくい物が多い。
防指紋タイプや光沢タイプといろいろな種類がある。
「ガラスタイプ」は衝撃に対しても強い素材が多く、傷にも強いため剥がれにくさが特徴!!
種類も多く、貼っている方も多いと思います。
全面タイプに関してケースの種類などにより、端が浮いてくることもあるため、現在使用しているケースに合わせて貼るのをオススメします。
割れないようにするには?
ケースや保護フィルムとiPhoneの画面を割れにくくする方法をご紹介しましたが、
最終的には、落とさない!!これだと思います。
いくらいいケースを付けたって、いい保護フィルムを付けたって落とし方や、当たり所により簡単に割れる可能性もあります。
日々のスマホライフを満喫するためにも、ながらスマホや扱いにはお気を付けください。
最悪不意に落として割れてしまった場合は、修理店での修理もオススメです。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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