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iPhone/iPadガラス・液晶交換について

iPhoneの液晶が無反応?!原因と対策 | スマホスピタル

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iPhoneの液晶が突然真っ暗になったり、

映像は映るけどタッチ操作が効かなくなったりなんてことはありませんか?

画面が全く操作できないとなると、大事な電話やメールのやりとりにこまってしまいますよね。

今日はiPhoneのタッチパネルが無反応になってしまったときの対処法や原因についての記事を

書いていきたいと思います。

iPhoneの液晶の仕組みを簡単に説明!

液晶画面の構成は動作に大きく関わる部分だけをピックアップして説明すると

ガラス、OCA、液晶とタッチセンサーの順で構成されています。

ガラス

iPhoneの画面の一番上に鎮座するのがガラス。

液晶を保護する役割を持っていて、iPhoneの場合は普通のガラスよりも強度の高いガラスが採用されているのですが、

やはりガラスはガラスです。落下すると簡単に割れてしまいます。

材質上傷はつきにくくても、衝撃にはどうしても限界があるかと思われます。

OCA(光学粘着シート)

Optical Clear Adhesiveの略で、ガラスと液晶を接着するために用いられる

フィルム状の接着剤になります。

粘着性が高く、圧力によって隙間なくガラスと液晶を接着しています。

そしてある程度の厚みを持っているので、ガラスが割れてしまうような衝撃でも

このOCAが緩衝材(クッション)代わりになって液晶とタッチセンサーを

守っているのです。

液晶+タッチセンサー

iPhoneが通常のスマホと比べてバキバキになってもある程度タッチが効くのは、

通常のスマホはガラスのすぐ下に這うようにタッチセンサーがあるのに対し、

iPhoneはガラス、OCAの下の液晶の中に組み込まれているからなのです。

iPhoneがタッチできる仕組み~投影型静電容量方式~

一般的に流通しているタッチパネルの検出方式には様々なものがありますが、

iPhoneのタッチパネルには投影型静電容量方式というものが採用されています。

これは、演算処理ICを搭載した液晶の上に、特定のパターンで大量に並んだ透明電極の層を

大量に配置して表面にはガラス(絶縁体)を重ねています。

パネルの表面に指を近づけることにより、複数の静電容量が同時に変化し、

この電流量の比率を測定することによってどこをタッチしたのかを高い精度で特定することが

可能になっているのです。

タッチ操作が効かないときの原因&対処法

iPhoneの液晶(タッチパネル)が一切無反応なときは、もしかしたらこれらのことが原因かもしれません。

1つ1つ詳しく解説していきます!(*’ω’*)

・画面の割れ

先述したとおり、iPhoneのガラスと液晶、タッチセンサーの構造的に割れてもある程度は

操作が効くのですが、絶対というわけではありません。

見た目はそれほど割れていなくても当たりどころが悪かったり、

液晶画面が真っ黒になるまでバキバキに割れていたりすれば、タッチパネルの反応は悪くなってしまいます。

これらの問題の大半は、画面交換をすることによって治る場合が多いです。

・水没(水濡れ)

水濡れ等の水没によっても液晶画面が動作しなくなることがあります。

水につけていなかったとしても、お風呂の湯気や梅雨などの湿気の多い環境下にiPhoneを置いていても

水没してしまう、ということも十分にあり得ます。

意外かもしれませんが、水濡れした手でiPhoneを触っても水没してしまうことがあります。

この場合、画面を変えれば治る場合もあるかもしれませんが、基本的に長く使う事はできません。

基盤まで水が侵食している場合は、画面を変えても治らない可能性が大いにあります。

・バッテリーの膨張

バッテリーが大きく劣化し、膨張することでiPhoneの画面が圧迫されることにより

液晶が反応しなくなる、というケースがあります。

バッテリーが入っている側(iPhoneの画面の左半分)が異様に浮いている、

浮いているiPhoneパネルから光が漏れている

などの事象が起こっている場合はiPhoneのバッテリーの膨張、圧迫による画面のタッチ不良の可能性が高いです。

この場合はiPhoneのバッテリーを交換することによって改善する可能性が高いです。

・本体の湾曲

本体が外部からの何らかの強い圧力がかかり、本体が湾曲して液晶が反応しなくなるケース。

湾曲することによって、バックパネルやフレームがまがるだけでなく、

中の基盤ごと曲がってしまい、その影響で液晶パネルが反応しなくなっていることがあります。

フレームを極力もとに戻してあげて基盤を真っ直ぐにすることにより改善する可能性はあります。

基板が湾曲した際に生じたダメージの度合いによっては治らない可能性も十分にあります。

・iOSのに何らかの問題が生じている

iOSなどのソフトウェアに何らかの問題が生じている場合、タッチパネルを正常に動作させることができず

液晶が反応しない、ということがあります。

この場合は、強制再起動やリカバリーモードからの復元をすれば治る場合があります。

(iPhone7以降の端末は強制再起動ができないので要注意です)

必ずバックアップを取った上で実行するようにしてください。

また、単純にiOSの更新をすることで改善される場合もあります。

iOSの更新はパソコンが無くてもwifi環境下にiPhoneがあれば更新できるようになっているので

是非お試しくださいね(*’ω’*)

・フィルムの問題

単純にiPhoneに貼っているフィルムのせいでタッチ操作が効いてない場合もあります。

この問題を解決するには、iPhoneに貼っているフィルムを剥がして

操作できるかどうかを確かめてみてください(・∀・)

この問題は比較的安価なフィルムで起こる事が多いです。

フィルムやiOSの更新、復元などはご自身でも解決できる内容にはなっているのですが、

画面交換やバッテリー、本体の湾曲などはお客様自身で解決できない場合が多いです。

それらを自己修理で解決しようとすると大変危険ですし、正規店などに持ち込むとデータが消えてしまう事も・・・。

タッチ操作でお困りの際は是非スマホスピタルまでまずは電話でご相談くださいませ!

データはそのままに、即日修理でお返しいたします!

 

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