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iPhone/iPadガラス・液晶交換について

突然iPhoneの画面が砂嵐になって困った!原因と対処法 | スマホスピタル

iPhoneを使っていると、画面に砂嵐(サンドノイズ)が出るようになり、何の操作も受け付けてくれない症状が発生する場合があります。

砂嵐ではなく、黒や白の線だったり、カラフルなモザイク状の画面になったりすることもあります。

こんなときは、どのように対処すればいいのでしょうか。この記事では画面が砂嵐になったときの対処法について紹介していきます。

iPhoneの画面が砂嵐状態になる原因

iPhoneの画面に砂嵐が出るのは、外的要因と内的要因が考えられます。

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外的要因

iPhoneは精密機器です。耐久性があっても、外部から強い力が加わると簡単に故障してしまいます。

例えば、高いところから落としたり、何かにぶつけたり、曲げたりするなどです。

ディスプレイだけでなく基板やほかの部品が壊れて、正常な画面表示ができなくなります。

水没も画面表示がおかしくなる原因です。iPhone7以降は防水機能が備わり、最大水深1mで30分まで耐えられるようになっていますが、

iPhoneが濡れている状態で使用することは推奨されていません。

水没マークが赤く変色していたら、内部まで水が入り込んでいる可能性は高いでしょう。

ほかの故障を自分で修理しようとして砂嵐になる場合もあります。

その理由は修理中にディスプレイや基板を傷つけてしまったからです。こうなると大がかりな部品交換が必要になり、

自分では修理が難しいでしょう。

バッテリーの劣化で起こる場合もあります。バッテリーが劣化すると、時間をかけても、ほとんど充電されません。

この状態でiPhoneを起動させると、電力が不十分で、画面表示が異常を起こしやすいです。

内的要因

iPhoneを動かすiOSは、定期的にアップデートを行います。けれども失敗すると、画面に砂嵐が出るなど、

大きなダメージをもたらす原因です。

リンゴマークから先に進めず再起動を繰り返す「リンゴループ」も、アップデートの失敗によって起こります。

アップデートが失敗するのは、途中で通信接続が切れたり、電力不足になったりするからです。

パソコンを経由してアップデートする場合でも、iPhoneと接続するケーブルに不具合があると、

やはりデータのやり取りがうまく行われずに失敗します。意外とデリケートな作業です・・・

また、iPhoneの空き容量が少ないのも注意しなければいけません。

アップデートに失敗するだけでなく、古いiOSのまま使い続けなければならず、思いがけないトラブルに見舞われる可能性があります。

最近では、iPhoneだけでアップデートしようとすると、5GB以上の空き容量が必要です。不足している場合は、

不要なアプリを削除したり、大きなデータを別の記憶媒体に移動したりしましょう。

パソコンを使ってiTunes経由でアップデートするなら、もっと少ない空き容量で済みます。

あんしん!自分でできる砂嵐状態への対処法

では、画面に砂嵐が出たら、どのように対処すれば良いのでしょうか。自分でできる方法を紹介します。

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再起動をする

まずは再起動です。けれども、砂嵐が発生しているときは画面操作を受け付けないので、通常の再起動はできません。

そこで、ボタン操作だけで強制的に再起動します。 iPhoneを強制的に再起動する方法は機種によって異なりますが、

大きく分けて以下の3種類です。

iPhone8以降(iPhoneX、11、12、SE第2世代を含む)

左側にある「音量を上げるボタン」を押してすぐ離す その下にある「音量を下げるボタン」を押してすぐ離す 右側にある「サイドボタン(電源・スリープボタン)」を電源が切れるまで長押しする

iPhone7、同Plus

左側にある「音量を下げるボタン」と右側にある「サイドボタン」を、同時に長押しする リンゴマークが表示されたらボタンを押すのを止める

iPhone6以前(SE第1世代を含む)

本体下部にある「ホームボタン」と右側にある「サイドボタン」を同時に長押しする リンゴマークが表示されたらボタンを押すのを止める

初期化する

砂嵐が解消されても、原因によっては再び出るかもしれません。バックアップを取ってから、iPhoneを初期化するのがおすすめです。

iPhoneのバックアップは、iCloudを使う・パソコンを使う・の2通りの方法があります。

どちらかといえば、通信接続を使わず、ケーブルで接続する後者のほうが安心です。

iPhoneの画面が操作できなくても、認識できればデータを取り出せる可能性があります。

iCloudを使う場合

iPhoneをWi-Fiに接続する 「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」を選択する 「iCloudバックアップ」を有効にして、

「今すぐバックアップを作成」をタップする バックアップが終わるまでWi-Fiに接続した状態にする

パソコンを使う場合

iPhoneとバックアップを取るパソコンをケーブルで接続する パソコンが、Catalina10.15以降のmacOSが

インストールされているMacならFinderを開く。

Mojave10.14以前のmacOSがインストールされているMacや、Windowsのパソコンであれば、iTunesを開く 画面上でiPhoneを選択し、

「すべてのデータをこのMac(あるいはパソコン)にバックアップ」にチェックを入れて、

「今すぐバックアップ」をクリックする バックアップが終わると、「前回のバックアップ」の日時が変わるので、

正常に行われたか確認する。 なお、iPhoneにヘルスケアやアクティビティのデータがある場合は、

3番で「ローカルのバックアップを暗号化」という項目にチェックを入れなければいけません。

パスワードを設定するので、忘れないようにしましょう。

バックアップが完了したら、次は初期化です。こちらも、iPhoneだけで行う方法と、パソコンを使う方法の2通りがあります。

新たにインストールしたアプリやデータは消えてしまいますが、iOSだけは最新のバージョンです。

iPhoneだけで初期化する場合

事前にiCloud、iTunes Store、Apple Storeからログアウトする。

Apple Watchとペアリングしている場合は解除が必要 「設定」→「一般」→「リセット」の順で選択し、

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする パスコードを入力する

(iOSのバージョンによっては、さらにApple IDのパスワードを入力する場合もあり)

「iPhoneを消去」をタップすると初期化が始まるので、完了するまで待つ

パソコンを使う場合

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(iPhone側の準備)iCloud、iTunes Store、Apple Storeからログアウトする。

Apple Watchとペアリングしている場合は解除が必要 (パソコン側の準備)

OSとiTunesを最新のバージョンにアップデートしておく iPhoneとパソコンを接続し、

Catalina10.15以降のmacOSがインストールされているMacならFinderを開く。

Mojave10.14以前のmacOSがインストールされているMacや、Windowsのパソコンであれば、

iTunesを開く 画面上でiPhoneを選択し、「iPhoneを復元」をクリックする 確認画面で「復元」

をクリックすると初期化が始まるので、完了するまで待つ

砂嵐が続くなら修理専門店に相談

強制的に再起動しても、初期化しても画面に砂嵐が出るようであれば、自分で修復するのは難しいかもしれません。修理に出しましょう。

プロに修理を依頼するのが確実

iPhoneを自分で修理するユーザーもいますが、先ほども触れたとおり、ほかの箇所まで破損する恐れがあります。

さらに自分で分解すると、その時点で加入している保証は無効になるので、最初からAppleに修理を依頼するのが無難です。

けれども、Appleの修理は基本的に預かり対応になるため、手元に戻るまで時間がかかります。

また、出荷時の状態になってしまうため、データも残りません。保証に未加入だと修理代が高額になるのも悩ましいところです。

そんなときは、iPhoneの修理専門店に依頼すると、比較的安価で短時間に修理をしてくれます。

総務省登録修理業者であれば、基準に適合した方法と部品で修理を行うので安心です。

安心できるスマホ修理店を選ぶ

スマホスピタルでは、iPhoneの画面で砂嵐が発生したときの修理にも対応しております。

症状にもよりますが、事前にご予約をいただければ即日の交換や修理が可能です。

画面の修理だけなら、データもそのまま残ります。お困りの際は、ぜひご相談ください。

iPhoneの画面に砂嵐が出るのは、衝撃や水没などによる部品の破損やiOSの不具合が考えられます。

強制的な再起動や初期化で回復する場合もありますが、そうでなければ修理が必要です。

 

 

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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