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iPhoneの画面焼けはなぜ起こる?原因や予防法・対処法を解説! | スマホスピタル
iPhoneをお使いの方、これまでに「画面焼け」という症状に遭遇したことはあるでしょうか?
「画面焼け」とは、画面がピンク色がかったり残像が現れたりする症状で、「焼き付き」と表現することもあります。
液晶のiPhoneではほぼ見られない症状でしたが、有機ELディスプレイを採用したiPhone X以降、よく聞くワードになりました。
しかし、なにが原因で画面焼けの症状は起こるのかまでは、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、iPhoneで画面焼けが起こる原因や、起こった時の対処法、予防法などをご紹介していきます。
iPhoneの画面焼けを引き起こす原因
前述の通り、画面焼けが起こるリスクのあるiPhoneは、iPhone X以降で有機ELディスプレイを搭載したモデルです。
液晶ディスプレイでは基本的に画面焼けは発生しないため、有機EL特有の症状といってもいいでしょう。
有機ELディスプレイの仕組みが原因で画面焼けは発生する
有機ELディスプレイを搭載したiPhoneに多く見られる「画面焼け」は、なぜ起こるのでしょうか。
応答速度が速く、高画質で表示できるのが有機ELディスプレイの大きな魅力です。
ですがその仕組み上、長時間同じ画面を点灯させたり、長時間同じアプリを使い続けたりすると、RGB素子の明るさに差が生まれてしまいます。
それが残像が出るなどのトラブルを引き起こし、「画面焼け」と呼ばれる状況に繋がってしまうのです。
iPhone 12シリーズは全て有機ELディスプレイ
世界のスマホ市場では、有機ELディスプレイの採用が盛んに進められています。
Apple社も当然その流れを汲んでいて、iPhone 11までは液晶モデルもありましたが、2020年発売のiPhone 12では、ついに全モデルが有機ELを搭載しました。
有機ELディスプレイは高精細なだけでなく、バックライトが不要なため液晶よりも薄型軽量化が可能。
iPhone含めたスマートフォンに、とても適したディスプレイといえますね。
画面焼けを確認したら取るべき手段
画面がピンク色に見えたり、残像が出て画面が見づらくなったりしたら、あなたのiPhoneにも画面焼けの症状が出ていると考えてください。
画面焼けは一度起こってしまうと、画面を切り替えても残像が残ってしまいます。
ひどい状態になると操作にも支障が出てしまい、そうなると画面パネルを交換するしかありません。
画面焼けを起こしていないかを確認するために、以下の方法で状態をチェックしてみましょう。
電源を切る
まずは電源を切ってみてください。
軽い焼き付きであれば、電源を切って15分ほど放置しておけば状況が改善することも期待できます。
15分以上経過してもなお画面が見づらい、白くもやがかかったように見える場合は、やや危険な兆候です。
白い画面を表示させる
Apple社も公式に発表している改善策として、「白い画面を長時間表示させる」方法があります。
まずはロック画面が表示されないようにしてから、画面の輝度を下げ、ネットから取り込んだりグラフィックアプリで用意したりした白一色の画像(白画面)を一定時間表示させます。
表示される時間は使用環境によって異なりますが、画面焼けを起こした画面を長らく表示させていたら、その分だけ白画面を長く表示させるといいようです。
画面焼けの予防法と解決法
有機ELディスプレイの画面焼けは、同じ画面を長時間表示させることで起こります。
ですから、とくにiPhoneの場合は、アプリなどを立ち上げたまま、長時間画面を付けっぱなしにして放っておくという行為を避けることで、予防になります。
「自動ロック」の設定で画面焼けは防げる
iPhoneは、一定時間画面を操作しないと、自動でロックがかかるように設定できます。
この自動ロックが動作する時間を短めに設定しておくことが、画面焼け発生の防止にもなります。
注意として、アプリによっては自動ロックが無効になり、放置しているとずっと表示されっぱなしになる場合があります。
画面が動いていればあまり心配はありませんが、同じ画面のままで長時間放置してしまうことのないよう、アプリの動作には気をつけてください。
画面焼けがひどい場合は画面の交換を
前項でご紹介した対処法を試しても改善が見られない場合は、画面を交換するしか手段はありません。
画面の焼き付きは残念ながら自然に直ることはなく、修理しなければ改善できません。
少々の画面焼けなら我慢して使い続けることもできますが、操作に大きな支障をきたすレベルの画面焼けは、なるべく早く修理することをおすすめします。
iPhoneに画面焼けが発生したら修理店で交換を
iPhone 12で全てのモデルが有機ELディスプレイを搭載したように、今後有機ELのスマホはますます普及すると考えられます。
そうすると、これまであまり見られなかった画面焼けのトラブルが、増えてくることも予想されます。
液晶ディスプレイと同じような感覚で使用していると、いつの間にか画面焼けが発生してしまっていることも十分にあり得ます。
もし画面焼けが発生して、今回ご紹介したような対処法を試しても症状が改善しなければ、画面を交換するしかありません。
せっかくの綺麗な画面を十分に楽しむためにも、画面焼けに気をつけて、もし画面焼けが発生したらなるべく早く修理に出すことをおすすめします。
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