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iPhone/iPadガラス・液晶交換について

iPhoneX以降の画面修理をお考えの方必見!有機ELディスプレイ(OLED)と液晶(LCD)の違いとは | スマホスピタル

最近は、iPhoneX・Xs・Xs Maxでも、画面割れ修理のご相談・ご依頼が多くなってきました。

全面ディスプレイになっても、画像が更に美しくなっていても、

落下や衝撃などで画面が割れたり表示・操作がおかしくなったりするのは変わらないというわけです。

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さて、これら3機種の画面を修理する際に注意したいのが、

「修理で使用する画面部品の材質」なんです。

8シリーズ・XRまでは、そもそも搭載されているのが液晶ディスプレイ(LCD)なので

材質の違いをそこまで気にする必要はないのですが、

iPhoneX・Xs・Xs Maxは、元々の画面が有機ELディスプレイ(OLED)に変わりました。

そうなると、修理で使用する画面部品の材質も有機ELなのかどうかがポイントになってきます。

 

そもそも、LCDとかOLEDとか、どう違うんでしょうか?

 

LCDとは?/OLEDとは?

LCDはLiquid Crystal Displayの略ですが、

この「Liquid Crystal」が「液晶」に当たります。

元々は、流動性という液体特有の性質と、結晶が持つ光学的異方性の両方を備える物質ということで、

液体(liquid)と結晶(crystal)の2語を組み合わせて生み出された言葉です。

液晶を組成する物質そのものは光らないのですが、

それを利用して光を変調させることにより、表示を替える仕組みなんです。

 

一方、OLEDはOrganic Light Emitting Diodeの略で、

日本語では「有機発行ダイオード」という訳が当てられています。

その名の通り、有機物からできていて、

電気が流れると、それ自体が発光する物質を使用したダイオードなんです。

有機ELとは、この「ある有機物に電気を流すと発光する」現象そのものを指します。

有機物を使用して発行させる部品自体は、この有機発行ダイオード以外にもあるため、

『有機ELを使用したものの一種がOLED』というのが、より適切な言い方になるでしょう。

ただ、現時点では、有機ELもOLEDも、特に区別されず使われることが多いようです。

 

LCDとOLEDって、そんなに違うの?

構造や仕組みが違えば、表示能力などにも違いが出てきます。

そういうわけで、LCDとOLEDの違いをいくつか並べてみましょう。

 

①厚みが違う

LCDは、それ自体は発行しない液晶物質の後ろから光を当てる必要があるため、

バックライト部分が必要になります。

そのため、LCD搭載の部品はそれ自体に一定の厚みが出てしまいます。

一方、OLEDの場合は、材質そのものが発光するため、LCDに必要なバックライト部品を必要としません。

その分、部品の厚みを抑えることができます。

 

②色(特に黒)が違う

皆さんは、家電量販店などで有機ELを採用したテレビなどの広告を見たことはありませんか?

そういった広告の多くが、「黒の美しさ」をアピールしています。

これも、LCDとOLEDの違いから来るものなんです。

 

LCDで黒を表現しようと思うと、内部の液晶部分が光を遮ることにより表現します。

しかし、あくまでも遮るだけであって光そのものが出ているため、

黒とは言っても若干の光は感じられることでしょう。

一方、OLEDで黒を表現する場合は、その部分にだけ電気を流さなければいいのです。

つまり、全く光のない、より完璧な黒を表現できるというわけです。

 

有機EL搭載テレビが「黒」の美しさをアピールするのも、

その構造ならではというわけですね。

 

もちろん、黒以外の色も、同じような理屈が適用できます。

LCDだと後ろから光を当てて表示させるため、

どうしても多少は色が混じってしまいます。

一方、OLEDは発行する・しないで色を差別化することができるため、

LCD以上に美しい発色が実現できるんです。

 

③消費電力が違う

発色の仕組みの部分で、発光部分の違いをご紹介しましたが、

発光の程度が異なるということは、消費電力にも違いが出てくるというわけです。

LCDはどんな色を表現する時にもバックライトを光らせないといけないのですが、

OLEDは色によって発光しない部分が生まれます。

そうなると、OLEDの方がLCDよりも消費電力を抑えやすいと言えるでしょう。

 

スマホスピタルならiPhoneX・Xs・Xs Maxの画面修理時にOLED部品とLCD部品をお選びいただけます。

ただ、上でご紹介した違いにより、

修理後も長くお使いになられたい方・iPhone本来の表示の美しさなどにより近い状態でお使いになられたい方には、

OLED部品での修理をオススメしております。

 

その他、iPhoneの修理に関するご質問等ございましたら、

お気軽にお立ち寄りください^^

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