iPhone XRの高品質液晶「Liquid Retina HD」の特徴と故障の種類のご紹介 | スマホスピタル

2018年10月に発売された【iPhone XR】

 

同時期に発表された他のモデルに比べて、

最後発で発売されたものの、そのカラーバリエーションや

他モデルとほぼ同じようなスペックで

価格も抑えられて販売されたこともあり、

話題となりました。

 

今回はそんなiPhone XRの特徴的な画面に

起こり得る破損や故障についてご紹介していきます。

 

iPhone XRの液晶画面の特徴とは

【iPhone XR】は、10周年モデルとして発売された

iPhone Xのデザインを引き継いでおり、

ホームボタンのないベゼルレスデザインになっています。

 

ただ同時期に発表されたiPhone Xsシリーズとは、

いくつかの違いもあります。

 

 表示ディスプレイは液晶のLiquid Retina HD

iPhone XRの表示ディスプレイには、

iPhone Xsシリーズに採用されている

「有機EL」のディスプレイではなく、

【液晶】ディスプレイが採用されています。

 

最近のスマートフォンディスプレイのトレンドは

「有機EL」を採用したディスプレイで、

それと比べると色彩の鮮やかさや表現力は

劣りますが、実際に並べて比較してみても

その違いを判別することは難しいです。

 

iPhone XRの液晶ディスプレイは

【Liquid Retina HD】と呼ばれており、

液晶ディスプレイを採用している

iPhoneシリーズの中では最高品質の

液晶ディスプレイとなっています。

 

もちろん有機ELディスプレイのメリットは

画像の表現力だけではありませんが、

そこまで画像の画質にこだわりがないのであれば

iPhone XRの液晶ディスプレイでも

十分かもしれません。

 

 画面サイズは大きめの6.1インチ

iPhone XRの画面サイズは6.1インチと

最近のスマホのトレンドなのか、

比較的大きめの画面サイズになっています。

 

そのため片手操作が難しく、少し頑張らないと

画面の端まで指が届かない大きさになっています。

 

それまではiPhone 8くらいの大きさのものを

使われていた方にとっては、

使い慣れるまでに少し時間がかかりそうですが、

Plus系をお使いだった方にとっては、

そこまで使い勝手は変わらないかもしれません。

 

意外⁈ 3D Touchは不採用

意外にもiPhone XRは3D Touchは

非対応となってしまいました。

 

3D Touchは、画面を押し込む強さによって

いろいろな操作ができる機能です。

 

アプリのショートカットやテキストのカーソル移動など

細かいところが手がとどく機能がありましたが、

使用している人が少なかったのか、

iPhone XR以降のモデルでは3D Touchは

廃止されてしまいました。

 

代わりに「Haptic Touch」（触覚タッチ）が

採用されて、3D Touchで使えていた機能は

使えるようになっているので、

そこまで大きな影響はないかと思います。

 

iPhone XR 画面故障のあれこれ

iPhone XRで画面の修理と聞くと、

「画面ガラスのひび割れ・破損」を

思い浮かべる方も多いと思いますが、

実際にはそれだけではありません。

 

iPhone XRの画面パーツには、

液晶表示パネルやタッチセンサーなど

さまざまなパーツがあるので、

故障もさまざまです。

 

 画面表示が乱れる、変な線が表示される

iPhone XRの画面故障でひび割れと同じくらい

お問い合わせが多いのが、

液晶表示画面に変な線が表示されたり

表示画面がブレて綺麗に表示されなくなる、

液晶表示についての故障です。

 

液晶表示部分に強い衝撃が加わると、

液晶パネルが破損してしまい

正常に表示されなくなってしまいます。

 

画面表示が乱れていても動作が問題ないことも

ありますが、液晶パネルが破損したまま

放置しておくと、タッチセンサーにも

影響がでて機能しなくなることもあるので

注意が必要です。

 

 画面表示の一部に黒い滲みができる

画面パーツにある液晶表示パネルに強い

衝撃が加わると、物理的に液晶パネルが

割れてしまうことがあります。

 

液晶表示パネルが割れてしまうと

液晶漏れを起こしてしまい、

その部分が真っ黒に滲んでしまうことがあります。

 

液晶漏れで黒く滲んでしまった箇所は、

タッチ操作の反応もしなくなってしまいます。

 

表示画面が真っ黒でタッチも効かないとなると

本体動作が不安になってきますが、

たいてい画面パーツの破損であることが多いので

修理可能のため、ご安心ください。

 

表示の明るさが暗くなって微かにしか見えない

iPhone XRの画面はLCD（液晶パネル）を

使用しているため、画像を表現するために

液晶を裏から照らして映し出しています。

 

液晶を裏から照らし出すために、

液晶パネルの後ろ側にはバックライトがあり、

その光によって画面が映っているのですが、

そのバックライトが故障してしまい、

光らなくなってしまうことがあります。

 

バックライトが光らなくなると、

画像が暗くなってほとんど映し出されなく

なってしまい、微かにしか見えなくなってしまうのです。

 

バックライトが点かなくなってしまう原因には

本体メイン基板の故障も考えられますが、

バックライト自体の故障の可能性の高いです。

 

画面が無表示

iPhone XRに使われている画面パーツが

完全に故障してしまうと、

表示が全く映らなくなってしまうこともあります。

 

こうなった場合、

・画面が映らないだけで動作はしている

・画面が映らないだけでなく起動すらしていない

のどちらかであることが多いですが、

どちらの場合でも画面パーツだけが故障している

ケースがほとんどです。 

 

タッチ操作ができなくなる

iPhone XRの画面パーツは、

液晶表示のパネルだけが組まれている

わけではありません。

 

画面ガラスの下には、本体操作のための

タッチセンサーが組み込まれています。

 

そのため外部からの衝撃等で

そのタッチセンサーが故障してしまうと

操作しようにもタッチ反応がしなくなり、

操作できなくなってしまうことがあるのです。

 

画面が誤動作してしまう

画面にあるタッチセンサーが故障してしまうと

画面操作ができなくなってしまうこと以外にも、

起こってしまう症状があります。

 

中でも厄介なのが、タッチ操作が勝手に

誤動作してしまうことです。

 

iPhone XRやスマホをお使いの方のほとんどは

本体を起動するときにパスコードロックを

かけているかと思いますが、

このパスコード入力画面での誤操作が厄介です。

 

画面が破損してタッチセンサーが故障してしまい

操作ができなくなって、さらに誤動作がする状態で

パスコード入力画面で間違ったパスコードが

勝手に入力されてしまうと、セキュリティロックが

勝手にかかって完全にロックされてしまい、

初期化しないと使えない状態なることがあるからです。

 

この「iPhoneが使用できません」の状態は、

例え画面を交換しても改善することはできず、

使えるようにするためには、工場出荷時の状態に

初期化しないといけません。

 

そうなると内部のデータも失うという

最悪の状態になってしまうので、

画面が破損してしまったときは、

なるべく早く修理することをおすすめします。

 

iPhone XRが破損した時の修理方法

iPhone XRも含めて、iPhoneシリーズの

故障について修理をしようとした場合、

一番に思い当たるのは正規修理店での修理です。

 

メーカー保証やキャリア保証も適用でき、

品質も保証されているため、安心して

ご利用いただけると思いますが、

デメリットもあります。

 

一つはデータの取り扱いについてです。

 

基本的に正規修理店での修理は事前のバックアップが

前提のため、バックアップをとっていないと

保存されているデータが消えて戻ってくることもあります。

 

事前にバックアップが取れれば問題ありませんが、

画面故障で操作ができない状況だと、

最新のデータをバックアップすることはできず、

データを諦めないといけません。

 

そんなときは、正規修理店以外の

【第三者修理店】を利用してみても良いでしょう。

 

当店スマホスピタル和歌山店も

【第三者修理店】の一つで総務省認定の

【総務省登録修理業者】としても

認められた修理店の一つです。

 

当店での修理では、iPhoneの修理でも

故障箇所のパーツ交換で修理を行っておりますので

基本的にデータはそのままで修理を行っております。

 

そのため修理後も大切データはそのまますぐに

お使いいただくことが可能です。

 

また基本的には当日修理で対応しておりますので、

もしiPhone XRを破損してお困りの時は、

お気軽に当店までお問い合わせください。