画面の故障で起こる、ゴーストタッチ現象。iPhoneが勝手に暴れるとデータを失うこともあります！ | スマホスピタル

梅雨も近づき最近では、晴れの多い埼玉県も雨の日が多くなってきていますね。そうなってくると心配なのが急な雨や小雨の中でスマホが濡れる、水溜まりへの落下にによる水没ではないでしょうか。端末が一切使用できなくなるケースもありますが、中には画面のみが水没したことで、何も映らないけど本体からは音が聞こえる、着信などのバイブレーションがなるというケースもあります。ただ、それでも安心できないのが精密機械になります。

防水だから大丈夫？

iPhoneは厳密には耐水機能となりますが、「お風呂に沈めて点かなくなった」たとお持ち頂いたお客様でも当店で調べてみたら内部に水が入り込んでおらず、画面交換によって復旧することはあります。使えるようになっててよかった～と安心されるのですが、電源が入った状態で画面が見えないという症状は実は非常に危険な場合があります。

見えない＝操作できないではありません

画面が故障していたら、タッチも効かないのかというと、そうとも限らない場合があります。なんとか動かせないか？水没したから電源切らなきゃ！という感じで画面を触ったり、タップしてみたりすることもあるかもしれません。しかし、表示されていないけれど内部的には「パスコード入力画面」になっている可能性があります。そのままタップし続けたら…iPhoneがロックされ、最悪の場合端末データをすべて削除しなければ使えなくなってしまうこともあります。

触らなければ安心！というわけでもありません。

水没や落下の衝撃で故障してしまった画面というのは、たまに指など触れていないのに触れたことになっている、「ゴーストタッチ」と呼ばれる現象が起こることがあります。iPhoneをお使いの方の中には、端末を持ち上げただけで画面が点灯するように設定されている方も多いかもしれません。そうなると操作せずともiPhoneを持ち上げただけでタップやスワイプをiPhoneが勝手に始め、パスコードの入力を繰り返しロックされてしまうことも実際にある現象です。

普段からできる対策とは？

本来、精密機器を水のある場所や雨の中で使用するのはご法度ではありますが、どうしても使いたいという場合であればこまめなバックアップは非常に重要です。携帯端末はいつどのように故障してデータにアクセス出来なくなるかわかりませんので、バックアップからデータを取り戻せる状態にしておけば、どんな状況で使用してもデータに関してだけは安心かと思います。また、iPhoneのパスコードは設定を解除したり数字以外にも設定することができます。４桁または６桁のパスコードよりはゴーストタッチが起こっても確率的にロックされにくいと考えられます。

最後に

水没も機器が起動できるかどうかにかかわる重大な事故ではありますが、今回のような本体が無事でも画面が見えない状態であれば、決して油断しないでください。起動しているのに修理しても端末データをすべて消さなければならない可能性があるのです。電源が入っているが画面が見えない症状に見舞われた場合にはぜひスマホスピタル埼玉川越店へご相談ください！パーツがあれば即日でのお渡しも可能かもしれません。