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iPhoneの画面に線が入ってしまったときの原因と対処法 | スマホスピタル

スマートフォンの故障で多いのが「画面割れ」ですが、割れていなくても線が入ってしまう症状も少なくないんです。

液晶画面に線が入ってしまうと見にくくなってしまうだけではなく、タッチパネルの操作にも影響が出てしまうことがあります。

そこで今回は、「画面に線が入ってしまう」症状の原因と対処方法について詳しくお伝えします。

スマホの画面異常で入る線の種類は「縦か横か」「線の数」「色」

画面に線が入ってしまう故障、その線の入り方にも種類があります。

・縦の線
・横の線
・斜めの線
・白い線
・黒い線
・さまざまな色の線

さらに、線の入り方にも特徴があります。

・1本縦に線が入る
・何本も縦に線が入る
・1本横に線が入る
・何本も横に線が入る
・縦にも横にも線が入る

こうした線の入り方によって、原因がある程度特定できるのです。

 

 

線が入る原因は「システム的故障」と「物理的故障」

線の入り方によって、故障の原因は予測ができます。

故障の原因は大きく分けて2種類。

スマートフォンを働かせるためのソフトウェアの故障「システム的故障」と、機器自体のハードウェアの故障「物理的故障」です。

システム的故障

システム的な故障は、液晶画面に正しく電気が伝わっていないことにより起こります。

この場合の故障は、スマートフォンを落としたりぶつけたりしなくても起こりえます。

システムにバグが発生したり、定期的に行われる新しいシステムへの更新に失敗したりしたときに、故障してしまうことが多いようです。

システム的故障で起こりえる線の入り方は以下の通りです。

・白い線
・縦線が入る

ただ、白い線が入る、縦線が入ることが必ずしもシステム的な故障とは限りませんので、スマートフォンのメーカーや修理の専門業者にきちんと原因を突き止めてもらうことが大切です。

物理的故障

スマートフォンを落としてしまったり、どこかにぶつけてしまったり、また、水没させてしまったり、物理的に衝撃を与えてしまうことが原因の故障によって線が入ってしまうことがあります。

こうした故障は、画面割れしてしまったことによって引き起こされるという特徴もあります。

物理的故障で起こりえる線の入り方は、以下の通りです。

・黒い線
・白い線
・縦の線
・横の線
・斜めの線
・さまざまな色の線
・何本もの線

物理的故障ではシステム的故障のときと同じような「白い線」や「縦線」も出ることもありますが、「斜め線」「黒い線」などの現象は物理的な故障の場合が多いので、原因を特定しやすくなります。

 

 

優れた性能を誇るスマートフォン特有の「焼き付き」現象

ハイエンドモデルという、とても優れた機能や性能をもつスマートフォンの機種特有の画面の症状があります。

なぜハイエンドモデルに出てしまうのかと言いますと、「有機EL」というタイプの画面であることが関係しているのです。

「有機EL」とは、「液晶」と同じような画面を表示する仕組みのひとつです。

有機ELと液晶の違いは、画面を表示させるとき有機ELは「自発光方式」であるのに対し、液晶は「バックライト方式」だということです。

画面を表示する素子のひとつひとつが自発光するのが有機EL、バックライトが必要なのが液晶というわけです。

有機EL特有の症状が「焼き付き」

有機ELは色のコントラストに優れていて、とにかくきれいな画像であることが特徴。

ただ、デメリットもあります。

電力をたくさん消費してしまうということや、「焼き付き」という画面の現象が出てしまうのです。

焼き付きというのは、画面に表示された映像がそのまま残ってしまう現象のことで、画面が見にくくなってしまうのです。

有機ELディスプレイを搭載するスマートフォン例

有機ELが採用されているスマートフォンは、202年現在数多く登場しています。

・SAMSUNG製のスマートフォンのほぼ全ての機種(Galaxy Note8など)

有機ELの先駆けであるSAMSUNG。現在はほぼすべての製品に有機ELが採用されています。

・SONY XPERIA XZ3

SONY製のスマートフォンで初めて有機ELが採用されたモデルです。

・iPhone X以降の上位モデル

iPhoneで初めて有機ELが搭載されたのがiPhone X。

その後、iPhoneXSやiPhone11 Proなどが有機ELを採用しています。

 

 

予想される原因別の対処法の紹介

画面に関するトラブルは原因が予測できれば、自力で直すことができる可能性があります。

システム的故障

システム的な故障の場合、画面にきちんと電気が伝わっていない可能性があります。

こういったトラブルの場合は、再起動や初期化などを行えば線が出なくなる可能性があります。

そこで、iPhoneとAndroidの再起動のやり方をご紹介します。

・ホームボタンがないiPhoneの場合
01.本体のサイドにあるスリープボタンと音量の調節ボタンを同時に長押し
02.「スライドで電源オフ」という表示が出たら、右にスライドさせて電源を切る
03.電源が切れたら、サイドのスリープボタンを長押し。Appleのロゴが表示されたら立ち上がるのを待つ

・ホームボタンがあるiPhoneの場合
01.本体の上の方、もしくはサイドにあるボタンを長押し
02.「スライドで電源オフ」という表示が出たら、右にスライドさせて電源を切る
03.電源が切れたら、サイドのスリープボタンを長押し。Appleのロゴが表示されたら立ち上がるのを待つ

・Androidの場合
01.サイドにある電源ボタンを長押しする
02.メニューが表示されたら、「電源を切る」もしくは「再起動」をタップ
03.「電源を切る」をタップしたときは、ロゴが出てくるまで電源ボタンを長押し

スマートフォンを最初の状態にもどす初期化することでも、システム的な故障が直る可能性があるそうです。

ただし、初期化は最終手段です。

アプリや写真などのデータすべてが消えてしまうので、どうしても行う場合は、事前にバックアップを取っておくようにしましょう。

・iPhoneの初期化の仕方
01.「設定」から「一般」をタップ
02.「リセット」をタップするとリセット画面になるので「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
03.「iPhoneを消去」をタップする

・Androidの場合
01.「設定」をタップ
02.「システム」をタップし「リセット」をタップ
03.「データの初期化」をタップ
04.注意文を下まで読み、「携帯電話をリセット」をタップ
05.「全て削除」をタップする

物理的故障

外部からの衝撃による故障は、残念ながら自力で直すことは難しいです。

下手に分解等しようとせず、専門業者に修理を依頼しましょう。

有機ELの焼き付きの対処法

有機ELによる画面の焼き付きを防ぐには、対策が必要になってきます。

画面を焼き付けさせない対策としては、画面の消灯時間の設定を30秒ほどにすることが有効です。

画面の焼き付きの原因は、強い光を連続して表示させていることにあります。

ですから、同じ色のものや強い光を防ぐことで焼き付きが予防できるので、同じ画面を長時間表示させなければ対策になるのです。

もし、すでに焼き付きになってしまったという場合は、基本的に画面交換してもらうしかありません。

症状が軽い場合は、電源や画面を消すことで焼き付きが直る場合がありますが、完全に焼き付いてしまった場合は専門業者に修理を依頼することをおすすめします。

 

 

画面に線が出たらスマホスピタルまでご相談を!

画面に出てしまった線は、さまざまな原因で発生します。

その原因はある程度予測ができても、完全な修理は素人には大変難しいもの。

症状によっては再起動や初期化で直る場合もありますが、専門業者に修理をお願いするのが一番安全で確実に直ります。

対処をしても症状が変わらないという方は、ぜひスマホスピタルにご相談ください。

iPhoneの画面交換修理なら、最短当日30分。

本体のデータはそのままに修理できるので、初期化やデータのリセットの心配もありません。

GalaxyやXperiaなど、Androidスマホの画面交換修理ももちろん承ります。

当日飛び込みも大歓迎ですが、事前にお問い合わせいただければ当日待ち時間なしで受付可能。

スマホの画面異常でお困りの方、スマホスピタルにお任せください!

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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