iPhoneが勝手に動く！？ゴーストタッチの原因と対処法を徹底解説 | スマホスピタル

触っていないiPhoneが、勝手に動き出す不具合に悩む人は少なくありません。

目に見えない幽霊が操作しているように見えることから、「ゴーストタッチ」と呼ばれています。

今回は、ゴーストタッチが発生してお困りの人に向けて、原因と対処法を詳しくご紹介します。

ゴーストタッチの症状とは

ゴーストタッチにもさまざまな症状があります。

下記のような状態になったら、ゴーストタッチが疑われます。

iPhoneのゴーストタッチが疑われる症状

・アプリが勝手に起動する
・画面をタッチしても動かない
・触っていないのに画面が高速で動いている
・ウェブサイトがスクロールし続けられる
・メッセージアプリで勝手にスタンプを連続送信される
・電話が勝手にかかる
・SNSに勝手に投稿される

iPhoneでゴーストタッチが起こる原因

それでは、iPhoneを触っていないのに勝手に動いてしまう原因を確認しましょう。

原因によって対処方法が異なるため、まずは原因特定が必要です。

ディスプレイが指以外のものに反応している

最初に挙げられるのが、ディスプレイの不具合です。

iPhoneのディスプレイは、「静電容量方式」と呼ばれる、微弱な電流に反応して動くタッチパネルです。

そのため、指以外のものが当たった際に、タッチしたときと同様の静電気の変化が起きれば、実際に触れていなくても画面が動いてしまいます。

たとえば、画面に水やホコリが付着していると、静電気を感じ取って誤作動を起こしている可能性があります。

そのほか、保護フィルムと画面との間にゴミや気泡が入る、画面に傷がつくなどの理由で、小さな静電気の変化を起こし、画面が動く場合もあります。

ディスプレイが破損している

ディスプレイが割れたり、ヒビが入っていたりすることでも、ゴーストタッチが起こることがあります。

iPhoneのディスプレイは、ガラスやタッチセンサー、液晶などが一体になった構造をしています。

表面のガラスが割れると隙間から水やホコリが入り込んで、各パーツが分離したり、機能しなくなったりするのです。

熱暴走が起こっている

精密機械は、総じて熱に弱い特性を持っています。

iPhoneも同様に、本体に熱が溜まるとさまざまな不具合や誤作動が発生するようになります。これを熱暴走と呼びます。

特に、充電したまま動画を見たり、ゲームなど電池消費が激しいアプリを使ったりすると熱が発生しやすくなります。

さらにスマホケースを着用していると、熱が逃げにくく、熱暴走が起こりやすくなってしまいます。

熱がこもった状態は、iPhoneへの負担が大きいため、本体が熱くなりすぎないようにすることが大切です。

iOSに問題がある

外的要因のほかに、iPhone内部の問題によってゴーストタッチが起こる場合もあります。

iPhoneのソフトウェアであるiOSが壊れた、ダウンロードしたアプリと相性が悪い、バージョンが最新でないなどの理由が考えられます。

また、水没したり、落下させたりした影響が、ソフトウェアに出ることもあります。

インターネットやアプリをダウンロードした後ならウィルスに感染している可能性も。

いずれにしても、iOSのトラブルは、外から見て原因が特定できない点が難点です。

iPhoneが勝手に動いてしまうときの対処法

それでは、原因別にゴーストタッチが発生した際の対処法を確認していきましょう。

以下の方法を試しても問題が解消しない場合は、修理店での修理が必要になります。

また、水没した可能性がある場合、充電したり操作したりすると、基板がショートしてiPhoneが復活しなくなるリスクがあります。

そのため、まずはSIMカードを出して、本体内部にある水没マークが赤くなっていないかを確認してください。

水に落とした記憶がなくても、水没マークの色が変わっている場合は、触らず修理店に出しましょう。

ディスプレイに問題がある場合

ディスプレイの表面が汚れている場合は、専用のクリーナーや眼鏡拭きで綺麗にふき取りましょう。

ただの汚れであれば、表面を綺麗にするだけでゴーストタッチはおさまります。

保護フィルムが剥がれかけていたり、気泡やホコリが入っている場合は、新しいものを綺麗に貼りなおしましょう。

一方、ディスプレイが割れている、ヒビが入っている場合は、画面交換が必要です。修理店に持ち込み、修理してもらいましょう。

自分でも画面交換ができないわけではありませんが、部品がなくなったり、接続が上手くいかなかったりと、トラブルになるリスクが多いためおすすめしません。

熱暴走が起こっている場合

熱暴走が疑われる場合は、iPhoneケースを外して熱を逃がしましょう。

普段から、充電中は操作しない、放熱性に優れたiPhoneケースを使うなど、熱がこもらないよう注意することも大切です。

熱がiPhoneにこもっているようなら、涼しい場所においてゆっくり冷やしましょう。

焦って氷や保冷剤で冷やすと、内部に結露が発生して水没状態になり、iPhoneが故障するリスクがあります。

涼しい場所が見つからない場合は、扇風機の前など急激に温度が下がらない場所を選んでください。

本体内部やiOSの問題が疑われる場合

iPhoneの外観に何ら問題がない場合は、本体内部の問題やiOSのトラブルが疑われます。

原因が特定できないと適切に対処できないため、分解して中を調べる必要があります。

原因の特定と修理には知識と経験が必要となるため、修理店に対応を依頼しましょう。

スマホの修理店には、AppleストアやAppleが指定する正規プロバイダなどの正規店と、正規店以外の非正規店があります。

正規店はどこに頼んでも信頼性が高い反面、中のデータがすべて消えてしまう点が大きなデメリットです。

一方で、非正規修理店では、データを残したまま修理を行うため、バックアップをとっていない人におすすめです。

ただし、非正規修理店は、事業者や店舗が多く、サービスの質や料金にバラつきがあります。

そのため、適切な修理や部品交換を行ってくれる、信頼できる修理店を選ぶことが大切です。

ゴーストタッチが起こったらスマホスピタルまで相談を

ゴーストタッチは、汚れやホコリが原因でない限り、修理店での修理が必要になります。

データが無くなってしまうのを避けたい場合、非正規修理店に出す必要がありますが、きちんと修理してもらえるか心配な場合もあるでしょう。

iPhoneの画面交換ならなんと当日最短30分でお渡しが可能、バッテリー交換などの同時修理も大歓迎です。

iPhoneのゴーストタッチでお悩みの方、ぜひスマホスピタルまでお気軽にご相談ください。