iPhone/iPadガラス・液晶交換について
画面は割れてないのに、液晶に線が? | スマホスピタル
スマホを落下させてしまった経験はおありですか?
手が滑ってしまったり、
スマホを持っている手をぶつけてしまったり、
机の上に置いていたら手が当たってしまったり、
ポケットに入れようとおもったら目測が外れてしまったり、
さまざまな理由でスマホを落とした事がある人が多いかと思います。
落とした場所が
例えばアスファルトなんかだった場合は最悪です。
恐らく画面や背面はバキバキになっている事でしょう…
家の中なら
クッション性のある床が多いので、割れていない方も多いのではないでしょうか?
しかし、最近の機種になると
「画面が割れてなくても、液晶が壊れる」
という現象が頻繁に起こっています。
なぜ画面が割れていないのに液晶が壊れてしまうのでしょうか?
有機ELは衝撃には少し弱い
「画面が割れてなくても、液晶が壊れている」という現象が起こりやすいのは
実はiPhoneXやiPhoneXsなどの有機ELを使用した機種です。
そもそも有機ELという液晶をご存知でしょうか?
いったい以前の液晶と何が違うのか?
従来の液晶は電気が通った時に配列を変え、いろんな色を生み出しますが
自身で発光することはないため、液晶の裏にはバックライトが必要でした。
そのため、薄くするにも限度があったり曲面に耐え切れなかったりしたのです。
しかも、黒を表していてもバックライトは光続けているため消費電力が多かったのも特徴です。
しかし新しい有機ELは自身が色を出し、発光もするためバックライトが必要ありません。
バックライトが要らないということでかなり薄型化に成功しています。
しかも、有機ELでの黒は発光しないことで表現することが出来るので
以前の液晶に比べると格段に消費電力の削減が出来ています。
この様に従来の液晶と新しい有機ELではかなりの違いがあるのですが
表題の件に関しては「薄型化に成功している」というところがポイントになります。
実は薄型化に成功している反面、どうやら衝撃や圧力には少し弱くなってしまったようなのです。
そういった意味で画面が割れない程度の衝撃でも、液晶が先に壊れてしまうんですね…
いままでのiPhoneを使用していた方は
有機ELの壊れ方をみると「これは基板がやられたのか?」とちょっと焦ってしまいます。
どういう壊れ方かというと
「液晶に光る謎の線が入ってしまう」「画面一面が緑or白になってしまう」
といった症状が多いです。
従来の液晶の壊れ方のほとんどは
黒い液晶漏れや、液晶まで行く前にガラスが割れてしまったりと
見てわかる故障が多かったのですが
その点有機ELはちょっと心配になってしまいますね。
スマホスピタルでは、有機ELの端末(iPhoneX・iPhoneXs・iPhoneXsMax・iPhone11pro・iPhone11Promax)の
修理も随時行っております!
ぜひお困りの際はスマホスピタルへ!いつでもお待ちしております。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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