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iPhone8の電源が落ちる…原因と対処法は? | スマホスピタル
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iPhone8の電源が突然落ちる主な3つの原因
iPhone8の電源が落ちるのが、たまに起きるだけの場合は、一時的なエラーが生じているのみかもしれません。頻繁に電源が落ちるのであれば、iPhoneの使用方法や別の問題が考えられます。主な原因を3つ見ていきましょう。
①バッテリーの問題
最初の原因は、バッテリーの問題です。通常の使い方よりも過酷で、終始iPhoneを使っているような人は、バッテリーの消耗が激しくなります。結果としてバッテリーにトラブルが起こっている可能性があります。
iPhoneのバッテリーは非常に繊細ですので、老朽化しやすいことが原因です。バッテリーを使わないということは考えられませんが、使い方によってはバッテリーにトラブルが起きる可能性が高くなるのです。バッテリーに熱がこもって、オーバーヒートするようになると、iPhoneの電源が落ちます。
②iPhoneのメモリ不足
iPhoneには機種ごとにメモリの上限が決められており、特別な設定を行わない限りは、データ量に限りがあります。たくさんのアプリを立ち上げて使用していたりすると、本人は普通に使っているつもりでもメモリの限界になっていることも。
メモリがいっぱいになっている状態で使い続けていると、電力も消費しますし、メモリの限界がきて電源が落ちてしまうことも考えられます。
③アプリ同士の相性の問題
別の原因は、アプリ同士の相性の問題です。多くの処理が必要なゲームアプリや動画アプリなどを立ち上げながら、地図アプリなども併用していることが原因となります。複数のアプリ同士の相性が悪いだけでなく、端末や電池に負担がかかっていることも理由となります。
アプリ同士の相性によるものかを判断する方法として、セーフモードでの起動があります。セーフモードを試してみることでアプリの相性が問題なのか、端末の問題なのか見ることができるのです。iPhone8のセーフモードへの入り方は、電源を一度切って、音量の+ボタンを押しながら電源ボタンを押します。
これで電源が落ちないのであれば、アプリが原因となっている可能性が高いと判断することができます。
iPhone8の電源が突然落ちるときの対処法
電源が頻繁に落ちるのであれば、最初に自分でできる対処法を試してみましょう。その際には、万が一に備えてバックアップしておくことをおすすめします。
①強制再起動する
電源トラブルに限らず、不具合が生じた時には、再起動をすることで症状が改善することがあります。強制再起動のやり方は、「スリープボタン」と「ホームボタン」を同時に長押しします。
10秒以上長押ししていると、強制的に電源がオフになった後に再起動します。Appleのロゴが表示された後に指を離して起動するのを待ちましょう。その後、症状が改善されているかをチェックします。
②iOSを最新版にアップデートする
iOSを最新版にアップデートすることも、電源が落ちる場合の対策となります。定期的なアップデートで不具合の修正をしたり、パフォーマンスの向上が図られていたりします。通常は最新のものにアップデートすべきですので、最新のiOSをインストールするようにしましょう。
設定アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で、最新のものがインストールされているか確認することができます。
③iPhoneの使用環境(温度)を整える
iPhoneを含むiOSデバイスは、使用環境として周囲の温度が0度〜35度、保管時は-20度〜40度が推奨されています。基本的には意図的に過酷な状況に放置しなければ、問題のない温度域です。炎天下の車の中などでは、適温以上になることもあります。通常の使用方法では、車の中に放置しないので、問題ありません。
しかし装着されているケースの影響によって、本体の放熱性が下がってしまうこともあります。熱がこもっている状態になると、適温環境でも問題を引き起こすこともあるのです。電源が頻繁に落ちるのであれば、装着しているケースの形状も再度確認してみるとよいでしょう。
④バッテリーリフレッシュする
バッテリーのリフレッシュも1つの解決方法となります。バッテリーのリフレッシュは、iPhoneのバッテリーを0%まで使い切り、電源が落ちた状態で30分ほど放置することです。その後バッテリーを100%まで充電させます。
いつもバッテリーを使い切る必要はありませんが、月に1度くらいは実施している方がバッテリーを原因とした不具合を避けることが可能です。バッテリーを最後まで使い切ると、充電するまでに時間がかかるので、十分に時間のある時にバッテリーのリフレッシュをしてみましょう。
⑤iPhoneを初期化して復元する
最後に試してみることができるのは、iPhoneの初期化です。パソコンのiTunesを使ってiPhoneのデータをバックアップした後に、初期化をして復元まで行います。全ての工程を完了するまでに、時間が必要になるので、休日などまとめて時間を取ることができる時にするのがおすすめです。
iPhoneの調子が悪い時には、初期化することで改善することがあります。内部のデータが初期化されるので、バックアップがあるかどうか確認してから実施するようにしましょう。
バックアップがあれば、初期化をしても元の状態に戻すことが可能ですので、安心です。
対処法を試してもダメなら修理に出そう
上記の方法を試してみても、症状が改善しない場合には、修理に出してみる必要があります。修理をするには、「正規店」で行うか、「非正規店」での修理があります。それぞれの違いを見ていきましょう。
Appleのサポートに修理依頼する場合
「持ち込み修理」と「配送修理」の2つの方法があります。持ち込み修理の場合には、Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダに持ち込んで、修理を依頼します。症状によっては、その日の内に修理を完了させることもできるでしょう。
iPhone が Apple Store 直営店や Apple 正規サービスプロバイダから Apple リペアセンターへ送られた場合には、10営業日以上必要になることもあります。iPhoneの不具合の症状によって異なるので、修理に必要な日数は変わります。
修理費用に関しては、AppleCare+ 加入の場合、保証対象外の場合、iPhoneの種類によって変わります。iPhone8の場合は、AppleCare+ 加入の場合12,900 円、保証対象外の場合48,200 円となります。(2022年11月時点)
非正規店に修理依頼する場合
別の方法は、非正規店で修理をするという方法です。保証の対象外となりますが、修理業者に依頼をすることで、Appleのサポートで修理をするよりも安く、また短時間で修理することが可能になるケースが多いです。
iPhoneを修理できるたくさんの修理業者がありますが、総務省登録業者から選ぶのがよいでしょう。登録されているので、質の悪いサービスを提供するという心配もせずに、素早く修理を完了させることが可能です。
スマホスピタルでは、電源が落ちてしまうという症状にも対応しています。何が原因かによって修理内容が異なりますが、バッテリーが原因とした電源の落ちでは、30分ほどで修理が完了します。
正規店よりも短時間で、しかも確実に交換ができるので、今すぐ修理をして欲しいという方にもおすすめです。
まとめ
iPhone8は発売から4年以上が経過しているので、電源が落ちるなどの症状に見舞われることもあります。この記事でご紹介したいくつかの方法を試してみて、電源が落ちる症状が引き続き現れるか試してみましょう。
自分でできる方法を試してみても、症状が変わらないのであれば、スマホスピタルで修理をするのを考えてみるのはいかがでしょうか?すぐに修理をすることができ、大切なiPhoneをすぐに元の状態に戻すことが可能です。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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