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iPhoneのアプリが削除できない時の原因と対処法を徹底解説 | スマホスピタル

iPhoneの空き容量を増やすためには、不要なアプリの削除が効果的です。通常は所定の手順を踏めばアプリを削除できますが、何らかのトラブルで上手くいかないこともあります。

また、削除したと認識していても、ホーム画面から消えただけでAppライブラリには残っていることも少なくありません。きちんと削除しないとアカウント情報が残り続けるため、正しい削除方法を把握しておくと安心です。

この記事では、アプリが削除できない時の原因と対処法をわかりやすく解説します。一般的な削除方法やデータを残したまま一時的に削除する方法も併せて解説するので、不要なアプリを整理する際に役立ててください。

iPhoneのアプリを削除する主な5つの方法

iPhoneでアプリを削除する方法は複数ありますが、まずは基本的な方法を確認してみましょう。アプリの削除は、基本的に次のような方法で削除可能です。

  • ホーム画面上で削除する
  • Appライブラリで削除する
  • App Storeから削除する
  • 設定のアプリから削除する
  • サブスクリプションサービスのあるアプリの削除方法

それでは、iPhoneでアプリを削除する基本的な方法をひとつずつ解説します。

削除方法1|ホーム画面上で削除する

手軽でオーソドックスなのは、iPhoneのアプリをホーム画面上で削除する方法です。ホーム画面上でアプリを削除する方法は、iOSのバージョンによって若干手順が異なります。iOSのバージョンが不明な場合は、次の手順で確認可能です。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「情報」をタップ
  4. 「システムバージョン」の横にバージョンが表示

それでは、ホーム画面上でアプリを削除する方法をiOSのバージョン別にみていきましょう。

iOS13/iOS14以降の場合

iOS13/iOS14以降の主なモデルは、iPhone 12シリーズやiPhone 13シリーズなどがあります。ホーム画面上でアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面で削除したいアプリアイコンを長押し
  2. 「ホーム画面を編集」の「Appを削除」をタップ
  3. 再度「Appを削除」をタップ
  4. アプリの削除完了

iOS13からiOS13.3以前の場合

iOS13からiOS13.3以前の代表的なモデルには、iPhone 11シリーズがあります。ホーム画面上でアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面で削除したいアプリアイコンを長押し
  2. 「Appを並べ替える」をタップ
  3. 削除したいアプリの「×」をタップ
  4. 「削除しますか?」のメッセージが表示
  5. 「削除」をタップ
  6. アプリの削除完了

iOS12以前の場合

iOS13からiOS13.3以前のモデルには、iPhone 7シリーズやiPhone 8シリーズなどがあります。ホーム画面上でアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面で削除したいアプリアイコンを長押し
  2. ジグルモードに切り替わる
  3. 削除したいアプリの「×」をタップ
  4. 「削除しますか?」のメッセージが表示
  5. 「削除」をタップ
  6. アプリの削除完了

ジグルモードとは、ホーム画面ですべてのアプリアイコンが震えた状態になることです。この状態は、アプリの削除だけでなく配置換えもできます。

削除方法2|Appライブラリで削除する

iOS14以降のモデルでは、新機能として追加された「Appライブラリ」でも削除できます。

Appライブラリでは、インストールしたアプリがエンタテイメントやクリエイティビティなどのカテゴリ別に分類されています。

Appライブラリでアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面で最後のページまで左にスワイプ
  2. Appライブラリが表示
  3. 削除したいアプリアイコンを長押し
  4. 「Appを削除」をタップ
  5. 「削除しますか?」のメッセージが表示
  6. 「削除」をタップ
  7. アプリの削除完了

削除方法3|App Storeから削除する

iOS13以降のモデルでは、App Storeからアプリの削除が可能です。ただし、削除できるのはApp Storeの一覧で表示されるアップデート可能なアプリと、直近にアップデートしたアプリに限られます。

App Storeからアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. App Storeを開く
  2. 画面右上のアカウントアイコンをタップ
  3. 削除したいアプリを左にスワイプ
  4. 「削除」をタップ
  5. 「削除しますか?」のメッセージが表示
  6. 「削除」をタップ
  7. アプリの削除完了

削除方法4|設定のアプリから削除する

ストレージの空き容量を減らす目的でアプリを整理したい場合、設定アプリでの削除がおすすめです。設定アプリでは、各アプリの容量を確認しながら削除できます。

設定アプリからアプリを削除する手順は、次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhoneストレージ」をタップ
  4. アプリの横の表示で容量を確認
  5. 削除したいアプリを選ぶ
  6. 「Appを削除」をタップ
  7. 「○○を削除するとその書類とデータもすべて削除されます。この操作は取り消せません」のメッセージが表示
  8. 「Appを削除」をタップ
  9. アプリの削除完了

削除方法5|サブスクリプションサービスのあるアプリの削除方法

アプリの中には、動画配信や電子書籍などのサブスクリプションサービスが利用できるものもあります。このようなアプリは、サブスクリプションを解約してから削除しましょう。

解約しないままアプリを削除しても自動的に解約されないため、支払いが続いてしまいます。サブスクリプションサービスのあるアプリを解約する手順は、次の通りです。

【サブスクリプションサービスの解約】

  1. 「設定」を開く
  2. 自分の名前をタップ
  3. 「サブスクリプション」をタップ
  4. 解約したいサブスクリプションを選ぶ
  5. 「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ
  6. キャンセルの確認で「確認」をタップ
  7. サブスクリプションの解約完了

サービスの解約後は、上記で紹介したいずれかの方法でアプリを削除しましょう。

iPhoneのアプリが削除できない時の原因と対処法

設定アプリやAppライブラリなどのさまざまな方法を試しても、アプリが削除されないことがあります。iPhoneのアプリが削除できない時の原因は、主に次の通りです。

  • 原因1|iPhone標準アプリを削除しようとしている
  • 原因2|アプリの削除ができないよう制限がかかっている
  • 原因3|3D Touchの機能が働いている
  • 原因4|iPhoneの一時的な不具合

ここでは、上記で紹介した方法でアプリが削除できない場合の原因と対処法を解説します。

原因1|iPhone標準アプリを削除しようとしている

iPhoneで利用できるアプリの中には、ユーザー側で自由に削除できないものがあります。

iPhoneにもともとインストールされている標準アプリと呼ばれる一部のアプリは、削除できないシステムになっているため、ホーム画面から削除したい場合は非表示に設定しましょう。

なお、アプリを非表示にする方法は後述の「iPhoneのアプリを削除ではなく非表示にするには」で詳しく解説します。

iPhoneの削除できないアプリ例

iPhoneで削除できない標準アプリは数多くありますが、代表的なものは次の通りです。

  • safari
  • App Store
  • 電話
  • 時計
  • 写真
  • 設定
  • カメラ
  • メッセージ など

標準アプリの場合、アプリアイコンを長押ししても「×」が表示されず削除できない仕組みになっています。さまざまな方法を試してもアプリが削除できない時には、標準アプリの可能性を疑いましょう。

原因2|アプリの削除ができないよう制限がかかっている

標準アプリ以外のものは、基本的にホーム画面やApp Storeなどで削除可能です。

標準アプリでないにも関わらず削除できない場合は、削除制限がかかっている可能性があります。削除制限が疑われる場合は設定を確認し、必要に応じて解除しましょう。

iOS12以降の場合

iOS12以降のモデルでアプリの削除制限を解除する手順は、次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
  5. 「Appの削除」をタップ
  6. 「許可しない」に✔が入っている場合は「許可」をタップ
  7. アプリの削除制限の解除完了

iOS11以前の場合

iOS1以前のモデルでアプリの削除制限を解除する手順は、次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「機能制限」をタップ
  4. 機能制限のパスコードを入力
  5. 「Appの削除」がオフの場合は右にスライドしてオンに切り替える
  6. アプリの削除制限の解除完了

機能制限のパスコードは、画面ロックを解除するパスコードとは異なるので注意しましょう。なお、パスコードを入力した後の画面で、「Appの削除」ではなく「機能制限を解除」をタップしても削除制限を解除できます。

原因3|3D Touchの機能が働いている

iPhoneに3D Touchと呼ばれる機能が搭載されている場合、通常の手順でアプリを削除できないことがあります。3D Touchとはマルチタッチ操作のことで、タッチの圧力でプレビュー画面やメニュー画面を表示できる機能です。

3D Touch機能が搭載されているモデルは、次の通りです。

  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone X
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max

iPhoneが上記のモデルに該当する場合は、タッチの圧力加減や機能のオフでアプリを削除できる可能性があります。

画面を優しくタッチする

アプリの削除方法によっては、画面を長押しする必要があります。この時にタッチの力が強すぎると3D Touch機能が働き、アプリが削除できないことがあります。

3D Touch機能の搭載されたモデルでアプリを削除する際には、画面に優しくタッチして長押しするようにしましょう。

3D Touch機能をオフにする

画面にタッチする際の力加減が難しい時には、3D Touch機能の設定自体をオフにしてみましょう。3D Touch機能の設定をオフにする手順は、次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「アクセシビリティ」をタップ
  4. 「3D Touch」をタップ
  5. 左にスライドしてオフ
  6. 3D Touchのオフ設定完了

3D Touch機能の設定画面では、タッチの感度も調整できます。感度の種類は「弱い」・「中」・「強い」の3種類で、機能の働きを軽減したい場合は「弱い」を選ぶとよいでしょう。

原因4|iPhoneの一時的な不具合

さまざまな方法を試してもアプリが上手く削除できない場合、iPhone本体に一時的な不具合が発生している可能性があります。

iPhoneに何らかの不具合が発生した場合、一度再起動するだけで症状が改善されるケースも少なくありません。

再起動後に、再度通常の手順を踏むとアプリを削除できる可能性があります。iPhoneを再起動する手順はモデルごとに異なります。

【iPhone Ⅹ・iPhone 11・iPhone 12・iPhone 13シリーズの場合】

  1. 「電源ボタン」と「音量を上げるボタン」または「音量を下げるボタン」のいずれかを同時に長押し
  2. 画面に電源オフスライダが表示
  3. 長押しを解除
  4. スライダをドラッグ
  5. 電源がオフになるまで30秒程度待つ
  6. Appleのロゴマークが表示されるまで「電源ボタン」を長押し
  7. 再起動完了

【iPhone 6・iPhone 7・iPhone 8・iPhone SE(第2世代)シリーズの場合】

  1. 画面に電源オフスライダが表示されるまで「電源ボタン」を長押し
  2. スライダをドラッグ
  3. 電源がオフになるまで30秒程度待つ
  4. Appleのロゴマークが表示されるまで「電源ボタン」を長押し
  5. 再起動完了

【iPhone 5以前・iPhone SE(第1世代)シリーズの場合】

  1. 画面に電源オフスライダが表示されるまで「電源ボタン」を長押し
  2. スライダをドラッグ
  3. 電源がオフになるまで30秒程度待つ
  4. Appleのロゴマークが表示されるまで「電源ボタン」を長押し
  5. 再起動完了

データを残して一時的にアプリを削除するには

一度削除したアプリを再度利用する可能性がある場合は、データを残したまま一時的に削除することも可能です。例えば、ゲームアプリで現在の進行状況のまま一時的に削除したいケースが挙げられます。

ここでは、データを残して一時的にアプリを削除する方法を解説します。

データを残して一時的にアプリを削除する方法

データを残したまま一時的にアプリを削除する場合は、ホーム画面からアプリアイコンが消えることはありません。アプリのデータを残して一時的に削除する手順は、次の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhoneストレージ」をタップ
  4. 削除したいアプリを選ぶ
  5. 「Appを取り除く」をタップ
  6. アプリの削除完了

一時的に削除したアプリを再インストールする方法

さまざまな理由で一時的に削除したアプリは、App Storeのほかにホーム画面からも再インストールできます。アプリを再インストールする手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面を開く
  2. 再インストールしたいアプリアイコンの横にある「↑」をタップ
  3. 表示が「アプリ名」から「読み込み中…」に切り替わる
  4. 「読み込み中…」から「アプリ名」に表示が切り替わる
  5. アプリの再インストール完了

iPhoneのアプリを非表示にするには

iPhoneのアプリは、削除しなくてもホーム画面で非表示にする方法があります。

ただし、iOS14以降のモデルに限られます。非表示にしてもAppライブラリから起動できるため、ホーム画面を整理したい場合に効果的です。

ここでは、iPhoneのアプリを非表示にする方法解除する方法を解説します。

iPhoneのアプリを非表示にさせる方法

iPhoneのアプリを非表示にする手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面を表示
  2. 非表示にしたいアプリアイコンを長押し
  3. メニューから「Appを削除」をタップ
  4. 「○○を取り除きますか?」のメッセージが表示
  5. 「ホーム画面から取り除く」をタップ
  6. アプリの非表示完了

「○○を取り除きますか?」のメッセージが表示された画面では、「ホーム画面から取り除く」と「Appを削除」の2つが選択肢になります。ここで誤って「Appを削除」をタップすると、非表示ではなくアプリ自体が削除されるので注意しましょう。

このほかに、ホーム画面で表示されるアプリ一覧のページごと非表示にする方法があります。非表示にする場合は次の手順をお試しください。

  1. ホーム画面を開く
  2. 空白部分を長押し
  3. 画面下部のページ数を表示する部分「・・・・」をタップ
  4. ホーム画面の全ページが表示
  5. 非表示にしたいページに✔を外す
  6. ホーム画面のページ非表示完了

iPhoneのアプリ非表示を解除する方法

アプリを非表示にしても削除した訳ではないため、ホーム画面に再度表示させることが可能です。アプリの非表示を解除する手順は、次の通りです。

  1. ホーム画面で最後のページまで左にスワイプ
  2. Appライブラリが表示
  3. 非表示を解除したいアプリアイコンを長押し
  4. 「ホーム画面に追加」をタップ
  5. アプリの非表示解除完了

iPhoneのアプリを整理しよう

インストールしたアプリの数が増えると、必要な時に目当てのアプリが探しにくかったりiPhoneのストレージを圧迫したりなど管理が難しくなる可能性があります。

不要になったアプリは定期的に削除し、iPhoneを快適に使用できる環境を作るとよいでしょう。

iPhoneのアプリは通常の手順で削除できるものも多いですが、標準アプリはシステム上削除できないことを覚えておきましょう。

また、iPhoneのアプリはデータを残したまま一時的な削除や、ホーム画面から非表示にすることも可能です。目的に応じた削除方法は複数あるため、自身の利用状況を踏まえて定期的にアプリを整理しましょう。

iPhoneが故障して修理が必要になった場合には、全国のさまざまなエリアに店舗を展開しているスマホスピタルがおすすめです。修理内容によっては即日返却に対応しており、データを残したままの修理も可能です。

どこに修理を依頼すれば良いか迷った場合は、スマホスピタルに相談してみましょう。

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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