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iPhoneが起動しない・電源が入らない原因や対処法を解説 | スマホスピタル

iPhoneが起動しないと日常生活のさまざまな場面で困ります。なぜiPhoneが起動しないのか、原因を特定し、早めに対処することが大切です。この記事では、iPhoneが起動しない場合の原因と対処法を紹介します。

Contents

1 iPhoneが起動しないのはなぜか
2 起動しないときに試すべき対処法
3 起動の途中で動かなくなる場合はどうしたらいい？
4 iPhoneがそれでも起動しない！対処法を試したが改善されない場合
5 非常事態に備えてバックアップはこまめに取ろう
6 まとめ

iPhoneが起動しないのはなぜか

iPhoneが起動しない原因としては、「バッテリーの充電切れ」「電源ボタンの故障」「一時的な不具合」「本体内部の高温化」「本体の故障」が挙げられます。

故障原因はひとつとは限らないため、1カ所ずつ確認しましょう。

バッテリーの充電切れ

最初に考えられるのが、充電時に問題が発生していた可能性です。ケーブルがしっかり差さっていなかったり接触不良を起こしていたりすると、充電はされません。

純正品でない充電器やケーブルを使用している場合も、充電されないトラブルが起こる原因です。

バッテリーの劣化

充電されていてもすぐに電源が落ちてしまうときは、バッテリーの劣化が理由として考えられます。

バッテリーが大幅に劣化してしまうと、電力を蓄えられなくなるため起動できません。

電源ボタンの故障

次に考えられる問題は、電源ボタンの故障です。電源ボタンを押しても反応がない場合は、ボタンの接触部分が破損しているおそれがあります。

一時的な不具合

さらに、起動できないのは一時的なトラブルである可能性もあります。少し時間を置いても解決しないときは、電源ボタンや本体の故障を疑いましょう。

くるくるマークが画面に表示されて起動しない場合は、アプリの複数起動やゲーム・動画編集などの高負担のアプリによるメモリ不足が原因で、一時的に起動できていない可能性があります。

ほかにも、iOSのバージョンが古いことで一時的に不具合を起こしているかもしれません。

本体内部の高温化

「直射日光の当たるところ」「ストーブやヒーターの近く」「炎天下の車内」など、熱が当たるような場所にiPhoneを置いていると、iPhone内部が高熱を帯びます。

すると、情報処理機能が低下してiPhoneが起動しなくなることがあります。基板は多くの機能を制御する精密機械なので、非常に繊細に作られています。本体内部の高温化によって、基板に負荷がかかるのです。

本体が熱くなっているときは、置き場所が悪いのかもしれません。涼しい場所に置いて熱を冷ます必要があります。

本体の故障

「本体が水没する」「強い衝撃が加えられる」といったダメージでも、内部の部品が破損して起動できなくなる場合があります。

起動しないときに試すべき対処法

起動しないときには、自分でできる対処法を試すと不具合が改善される場合があります。自分で行える対処法は、充電と強制再起動です。

充電する

iPhoneがバッテリー切れを起こしている可能性を考え、電源に接続して充電します。充電されている表示があらわれたら、そのまま起動するまで待ちましょう。

iPhoneが充電されない場合は、USBアダプターや充電ケーブルがしっかり接続されているか、損傷がないか確認してみてください。そしてiPhone本体の底部にある充電ポートも、汚れが付着しているか、損傷がないか確認しましょう

充電ケーブルに損傷がある場合は、新しい充電ケーブルを使用すれば充電できるはずです。

また、ケーブルの差込口に汚れが付着していないか、損傷していないかなども確認してみてください。汚れが付着していると、ケーブルを差しても充電されないことがあります。汚れがあるときは、やわらかいもので傷つけないように掃除すると、良くなることがあります。

しかし、本体の故障や差込口の故障の場合は、修理業者に依頼しなくてはいけません。

強制再起動

しっかり接続していても起動しなかった場合は、強制再起動が適切です。バッテリー切れを防ぐため、iPhoneを電源に接続した状態で行います。

iPhone7や7Plus以前の機種の場合、電源ボタンとボリュームボタンの下を10秒ほど長押しすることで再起動が可能です。

iPhone8以降およびiPhoneSE(第2世代)は、音量ボタンの上下を順番に押してすぐに離し、電源ボタンを長押しします。画面にロゴが表示されて起動されたら完了です。

iPhone6s以前、iPhoneSE(第 1 世代)は、電源ボタンとホームボタンを同時に長押しして、Appleのロゴが表示されたら再起動完了です。

リカバリーモードで復元

iPhoneの機能である「リカバリーモード」にすることで、改善される可能性があります。リカバリーモードとは、iOSの起動システムを使用して、iPhoneを強制的に初期化し、iOSを最新バージョンに更新することです。

まずはiPhoneと、iTunesが入ったPCをUSBケーブルで接続します。iPhoneの強制再起動と同じ手順で、ボタンを長押しし、リカバリーモードの画面が表示されたら完了です。

リカバリーモードで復元すると「工場出荷状態」にリセットできますが、iOSのシステムを使って起動させるため、iOS自体に不具合が起きていると作業が失敗してしまいます。

以上の対処法を試しても解決しない場合は、電源ボタンやハードウェアが故障している可能性があります。

起動の途中で動かなくなる場合はどうしたらいい？

電源がついても、起動の途中で動かなくなる場合は特別な対処をする必要があります。一時的な不具合の可能性があるため、ソフトウェアの制御を一度リセットするためにも再起動が適切です。

正常に動作させるリカバリーモードを使用して起動させます。

まず、iPhoneをコンピュータに接続して、iTunes を開きます。iPhoneがコンピュータに接続されている状態で強制的に再起動し、ロゴが表示されるまで待ちましょう。

ロゴが表示されても再起動するために押したボタンは放さず、リカバリーモード画面が表示されるまで長押しし続けます。画面に「復元」もしくは「アップデート」の選択肢が表示されたら、「アップデート」を選択して完了です。

アップデートに15分以上かかるとリカバリーモードは終了してしまいます。そのような場合はもう一度強制リセットし、リカバリーモードに戻しましょう。

iPhoneがそれでも起動しない！対処法を試したが改善されない場合

充電・強制再起動・リカバリーモードでの再起動といった対処法を試しても改善しない場合、データの破損やボタンの故障などが原因として考えられます。

Apple storeに相談

自力で直すのは非常に困難なため、Apple storeに相談したり修理業者に修理を依頼したりするのが良いでしょう。

修理を依頼するときは、故障した原因を説明すると状態を把握してもらいやすくなります。原因がわからないときは、最後に使ったときの状態を説明しましょう。

充電できない場合はコネクターの修理やバッテリーの交換、ボタンや本体の故障であれば故障個所に応じて必要な修理が行われます。

Apple storeに修理を依頼した場合は本体交換となるため、内部のデータは消えてしまうので気をつけなければなりません。

Apple storeに直接相談する際は、まず近くのApple storeを探し、Web上で事前に予約してiPhoneを持ち込みましょう。

直接店舗に行けない場合は、郵送で修理に出すのがおすすめです。Apple公式のサポートサイトで、サポート方法の選択画面から「配送修理」を選択し、iPhoneのシリアル番号や集荷希望住所、希望時間などの必要事項を入力してください。

郵送の場合は、業者が自宅まで取りに来てくれます。AppleCareに加入していたり保証期間内であったりすれば、無償で修理可能です。ただし、落下や水漏れが原因の故障は、修理代金が別途発生するため注意しましょう。

上記以外にも、docomo、au、SoftBankなどのキャリア業者に依頼して、Apple Storeの修理も受けられます。修理の際にデータが消えることがあるため、事前にバックアップをしておく必要があります。

正規の修理店

正規の修理店とは、Appleの認定を受けて正規の修理サービスを提供している修理業者のことです。正規修理店は家電量販店内にお店を構えているため、AppleStoreよりも多く、地方も含めて全国各地にあります。

修理はデータが消えてしまうかもしれないので、バックアップを取っておきましょう。

非正規修理店

非正規修理店とは、街のスマートフォン修理店のことです。お店の規模は大小さまざまですが、全国各地にあります。Appleからの認定は受けていなかったり、修理技術や使用部品の品質にばらつきがあったりなど、業者選びには注意する必要があります。しかしデータの保護が可能で、修理期間が短いなど、正規店にはないメリットがあります。

iPhoneが起動できなくて悩んでいる人は、スマホスピタルへご相談ください。150万台以上の修理実績があり、安心してお任せいただけます。

以下が、よくご相談いただく修理メニューです。