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iPhone修理店の選び方は?正規・非正規店の違いやおすすめ店を紹介 | スマホスピタル

iPhoneの修理をどこに依頼すれば良いのか迷っていませんか?

結論から申しますと、iPhoneの修理は「正規店」と「非正規店」のどちらかに依頼することになります。

なお、「正規店」はApple Storeやカメラのキタムラ等の正規サービスプロバイダ(Apple公認店)のことを指し、それ以外の修理店(いわゆる街のスマホ修理店)が「非正規店」に該当します。

それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらに依頼すべきかも人それぞれ異なります。

そこで本記事では、iPhone修理における正規店と非正規店の違いをはじめ、ご自身の状況に合うおすすめの修理店を紹介していきたいと思います。

iPhone修理のおける正規店・非正規店の違いは?

違い 正規店(Apple Store等) 非正規店(街の修理店)
保証適用の有無 AppleCare+等の保証が使える Apple提供の保証は使えない
修理料金の高さ 保証なしだと高い 安い
修理期間の長さ 即日~1週間前後 即日対応が多い
データの取り扱い 原則データ消去 原則データ保持
スタッフの技術力 Apple認定技術者が対応 店舗スタッフの能力に依存
修理部品の品質 純正部品を使用 互換部品を使用
事前準備の有無 非常に多い ほぼ無い
来店予約の有無 必須 不要

正規店と非正規店の違いとしては、保証・料金・期間・データ・技術力・部品・準備・予約といった様々な点が挙げられます。

まずはこれらの違いを把握し、ご自身の状況や希望に合う修理店を見つけましょう。ここでは上記に挙げた各項目について詳しく解説していきます。

保証適用の有無

1つ目は、iPhoneの修理において保証が使えるかどうかに違いがあります。

Appleでは、過失・事故の故障に対する有料保証プラン「AppleCare+」や、初期不良を対象とした「Apple製品1年限定保証」を提供しています。これらを適用できるのは正規店のみであり、無料または割引価格で修理を受けることができます。

一方、非正規店では上記のようなApple保証を一切使うことができません。非正規店の中には修理後の保証制度を設けている店舗もありますが、AppleCare+に加入している場合は正規店での修理が総じてお得と言えます。

参考:AppleCare製品 – iPhone – Apple(日本),Apple 製品 1 年限定保証

修理料金の高さ

2つ目は、修理料金の高さの違いです。

正規店の修理料金はAppleCare+に加入していれば比較的安価ですが、未加入の場合は高額になる傾向があります。特に本体交換になるような故障の場合、AppleCare+に加入していれば一律12,900円(税込)で済みますが、未加入の場合は最大123,800円(税込)とかなり高額な費用が発生します。

対して非正規店では、あらゆる故障に対して部品単位での修理が可能なため、正規店よりも料金が安く設定されている傾向にあります。例えば、バッテリー交換は正規店だと11,800円〜19,400円(税込)の料金設定ですが、非正規店なら最新モデルのバッテリー交換でも10,000円(税込)以下が相場となっています。

参考:iPhone の修理サービス – Apple サポート (日本)

修理期間の長さ

3つ目は、修理期間の長さの違いです。

正規店では修理部品の在庫があれば即日修理が可能なこともありますが、店舗の混雑状況や修理内容によっては数日から1週間程度、あるいはそれ以上かかることもあります。特にAppleリペアセンターでの配送修理となると5〜7営業日を要するため、緊急を要する方は注意が必要です。

一方、非正規店では画面割れやバッテリー交換といった一般的な修理であれば、部品在庫も十分に備わっていることが多く、場合によっては30分〜1時間程度で修理が完了するケースもあります。また正規店では修理対象外となっているような、旧世代スマホの修理に対応している点も強みと言えます。

データの取り扱い

4つ目の違いは、修理時のデータの取り扱い(本体初期化の有無)です。

正規店での修理はプライバシー保護の観点から、原則としてiPhoneの初期化(データ消去)が行われます。ゆえに修理前のデータのバックアップは必須であり、Appleの規約にも「サービス実施の際に、本件データが喪失する可能性があります。そうした場合、Appleは本件データのいかなる喪失についても責任を負いません。」と記載があります。

これに対し、非正規店では画面割れやバッテリー交換など、記録媒体に直接影響しない部品交換修理の場合、データを消去せずに修理を行うことが基本です。ただし、故障状態や修理内容によってはデータの初期化が必要となるケースも稀にあるため、データ取り扱いについて店舗ごとに確認することが賢明です。

参考:Legal – 修理規約 – Apple

スタッフの技術力

5つ目は、修理を担当するスタッフの技術力の違いです。

正規店の修理スタッフは、Appleが定めた研修プログラムを受け、認定資格を取得した技術者です。つまり、スタッフごとの技術力に差が少なく、Appleの公式修理マニュアルに基づいた質の高い、均一なサービスが期待できます。

一方、非正規店のスタッフの技術力は店舗によって様々です。中には経験豊富で高い技術力を持つスタッフが在籍する店舗もあれば、そうでない場合もあります。ただし、総務省の「登録修理業者制度」に登録されている修理店に関しては、一定の技術水準を満たしていると言えるでしょう。

参考:登録修理業者制度 – 総務省

修理部品の品質

6つ目の違いは、修理に使用される部品の品質です。

正規店では純正部品のみを使用しており、規約にも「Appleが修理または交換サービスにおいて提供する交換品には、Appleの機能要件検査に合格した新品または中古のApple純正パーツが含まれる」と記載があることから、修理後の互換性や安全性が担保されていることが分かります。

一方、非正規店は純正部品を入手できないことから、修理パーツには互換品が使用されます。互換品の品質は製造元によって大きく異なり、高品質なものから著しく劣るものまで様々です。ゆえに修理店の実績や口コミを確認するなど、事前の店舗調査が重要になってくることは言うまでもありません。

参考:AppleCare製品 – iPhone – Apple(日本)

事前準備の有無

7つ目は、事前準備が必要かどうかの違いです。

正規店では事前準備が非常に多く、詳細は割愛しますが「データのバックアップ」はもちろん、「Apple Cashのオフ」「Apple Walletからカードやパスの削除」「iPhoneを探すのオフ」といった設定変更、「本体と付属品」「購入証明書(レシート等)」「本人確認書類」の用意が必要です。(配送修理の場合は本体初期化とSIMカードの取り外しが必要)

これに対し、非正規店では必須の事前準備は特にない傾向にありますが、万が一に備えてデータのバックアップを取っておく方が無難と言えます。ただし、例外として、パスコードを忘れてロック解除ができないiPhoneについては、正規店・非正規店いずれも修理は非常に困難となります。

参考:iPhoneやiPadを修理に出す準備をする – Apple サポート (日本)

来店予約の有無

8つ目は、修理において来店予約が必要かどうかの違いです。

正規店であるApple Storeや多くの正規サービスプロバイダでは、修理サービスを受けるために事前の来店予約が必須です。例外的に予約なしでも受け付けてもらえるケースもありますが、長時間待たされたり、後日の来店予約の受付のみで終わるといったことも予想されます。

特に全国に10店舗しかないApple Storeは予約が取れないことも多いようで、そういった場合はカメラのキタムラの一部店舗、クイックガレージの一部店舗といった正規サービスプロバイダが近所にないか、Apple公式サイト「Service & Support」で検索してみることをおすすめします。

一方、非正規店では基本的に予約なしの飛び込み来店に対応しています。もちろん事前予約にも対応しているため、希望の日時がある場合は問い合わせてみると良いでしょう。

非正規店での修理は危険?


前項の内容を踏まえると、非正規店にメリットが多いと感じる方も多いかと思います。しかし、残念ながら非正規店の一部には、いわゆる悪徳業者が存在します。

悪徳業者を避けるためにも、まずは具体的にどのような危険性があるのかを理解し、信頼できる店舗を選ぶための知識を身につけましょう。下記は悪徳業者の典型的な手口となります。

  • 低品質な部品を使用する
  • 部品代と作業代が別になっている
  • アプリ割などの勧誘をしてくる

低品質な部品を使用する

悪質な修理店の特徴として、低品質な部品の使用が挙げられます。

修理店にとって部品はコストであり、この部品が安ければ安いほど利益に繋がります。ただし、低価格な部品は品質に問題があることが多く、修理後にiPhoneの操作性や強度が悪化する場合があります。

私自身が経験したことを例に挙げると、iPhone 7 Plusに入った小さなひび割れを直すために一番安い修理店で修理を行いました。修理直後こそ綺麗な状態であったものの、後日少しぶつけただけで画面全体に大きなひび割れが入るという事態に発展してしまいました。

この例から分かることは、画面強度が著しく低いパーツが使用された可能性があるということ。このように「一番安いから」という安易な理由でお店を選ぶことは、私自身の経験からも危険だと言えます。

部品代と作業代が別になっている

「部品代は〇円、作業代は来店後に別途請求」という形で、実質的に料金をつり上げる悪質な修理店も存在します。

具体的にはウェブ広告や公式サイトに書かれている金額は部品代であり、注釈として作業代が別途かかる旨が小さく記載されているパターンが通例です。

店名は伏せますが、料金ページの下部に「※上記に別途、作業料がかかります。作業料は各店舗毎に異なりますので、各店舗までお問合わせ下さい。」と小さく注釈を入れている修理店が実際に存在します。

こういったユーザーの見落としを逆手に悪質な商法を行う修理店が実在するため、料金ページの内容をよく確認することはもちろん、実績や口コミがどうなっているかもしっかり確認することが重要です。

アプリ割などの勧誘をしてくる

「アプリ割」等と称して、特定のアプリのダウンロードと登録を条件に修理代金を割り引くサービスを勧誘してくることがあります。

具体的な例としては、2〜3ヶ月の利用を条件とする直接的なものから、初月無料アプリをダウンロードさせた後、複雑な解約手続きを設けて放置させたり、解約忘れによる課金(いわゆる解約忘れ商法)を狙ったものまで様々あります。

いずれにせよ、修理とは直接関係のないサービス勧誘には慎重に対応し、修理以外に別途費用が発生しないか十分に確認するようにしましょう。もし、勧誘された場合はその時点で修理依頼を取り下げることも1つの手です。

信頼できる非正規店の見分け方は?


前項の内容で非正規店に対して不安を覚えた方も多いかと思います。しかし、非正規店の中にも技術力が高く、高品質なパーツを使用し、なおかつ適正価格でサービスを提供している優良店舗は数多く存在します。

では、どのようにして信頼できる非正規店を見分ければ良いのか?ここではお店選びをする際に特に注視すべき下記ポイントについて解説していきます。

  • 総務省登録修理業者である
  • 実店舗が数多く存在する
  • 修理実績が豊富にある
  • 価格表示が明確で事前見積りができる
  • 修理後の保証制度がある

総務省登録修理業者である

信頼できる非正規店を見分ける上で非常に重要な指標となるのが、「総務省登録修理業者」であるかどうかです。

総務省登録修理業者とは、電波法や電気通信事業法に基づき、修理方法や使用部品が国の定める基準を満たしていることを認められた修理業者のことを指し、個人情報の取り扱いに関しても一定基準をクリアしています。

候補の非正規店が総務省登録修理業者であるかは、その店舗の公式サイトや店頭で確認できる他、総務省が公開する「登録修理業者一覧」でも確認が可能です。

実店舗が数多く存在する

全国展開している、あるいは地域に複数の実店舗を持つ非正規店は、比較的信頼性が高いと言えます。

多店舗展開しているということは、それだけ多くの修理実績があり、修理サービスとして安定した評価を受けていることの現れでもあります。

とはいえ、店舗数はその修理店を評価する上での一要因に過ぎません。必ず他の要素と合わせて判断するようにしましょう。

修理実績が豊富にある

修理実績の多さは、その店舗の技術力や経験値を測る上で重要な指標です。

長年にわたり数多くの修理を手がけてきた修理店は、様々な故障事例に対応するノウハウを持っており、多くの修理店で未対応の「基板修理」といった高難易度の修理にも対応してるのが特徴です。

こういった点から修理店の公式サイトを確認する際は、修理実績の確認はもちろん、修理事例を公開しているか、対応機種は幅広いか、といった要素にも注目してみましょう。

価格表示が明確で事前見積りができる

料金体系の透明性は、信頼できる店舗選びにおいて不可欠な要素です。

具体的には修理箇所ごと、機種ごとの料金が明確に表示されているか、部品代と作業代を含んだ総額が表示されているか、故障状況を診断した上で詳細な見積もりを提示してくれるか、といった要素を満たす修理店の利用が好ましいと言えます。

なお、見積もり内容に不明な点があれば遠慮なく質問し、納得した上で修理を依頼することがトラブル回避の基本中の基本です。

修理後の保証制度がある

修理後の保証制度の有無も、店舗の信頼性を判断する上で大切なポイントです。

優良な非正規店の多くは、修理箇所に対して一定期間の保証を設けています。保証期間や保証対象となる内容は修理店によって異なりますが、一般的には3ヶ月程度の保証が付いている傾向にあります。

保証付きの修理店であれば、仮に修理後に不具合が再発した場合にも、保証期間内であれば無償で再修理を受けられるため安心して依頼ができます。

【属性別】iPhone修理のおすすめ店は?


これまで正規店と非正規店の違いや、信頼できる非正規店の見分け方について解説してきました。

最後にご自身の状況に合わせて、どのような修理店がおすすめなのかを具体的にご紹介します。

  • AppleCare+加入者は「Apple」
  • キャリア独自の補償プラン加入者は「キャリア」
  • 安く・早く・データを失いたくない人は「非正規店」

AppleCare+加入者は「Apple」

AppleCare+に加入している方は、Appleまたは正規サービスプロバイダでの修理がおすすめです。

通常の修理料金こそ高額なものの、AppleCare+を適用すればリーズナブルな金額で修理を受けることができます。特に水没といった重篤な故障に関しては部分修理では改善に至らないことも多く、本体交換(一律税込12,900円)による対応はユーザーにとってもかなりのメリットになります。

なお、AppleCare+はAppleの配送修理をはじめ、Apple Storeでの店頭修理、各正規サービスプロバイダ、契約中のキャリアショップで使用できます。お住まいの地域に該当の修理先がないか確認してみると良いでしょう。

キャリア独自の補償プラン加入者は「キャリア」

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといった各キャリアが提供する独自の補償プランに加入している方は、キャリアの補償サービスを利用した修理がおすすめです。

具体的には、auの「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」、ソフトバンクの「あんしん保証パック with AppleCare Services」、楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+」などがこれに該当します。ドコモの「smartあんしん補償」のように、AppleCare+とは異なる独自サービスもありますが、こちらも故障時には手厚いサポートを提供しています。

なお、ドコモ・au・ソフトバンクの一部店舗では店頭での最短即日修理にも対応していますが、基本的にはApple Storeや正規サービスプロバイダが修理先に指定されています。お住まいの地域によって修理依頼先が変わってくるため、間違えないように注意しましょう。

安く・早く・データを失いたくない人は「非正規店」

修理費用を抑えたい方、即日修理をご希望の方、修理でデータを失いたくない方は、非正規店での修理がおすすめです。

非正規店は修理メニューが細分化されており、部品単位での修理が可能かつ修理時間も短いのが特徴。さらに基本的にデータもそのままで修理を行うため、事前準備も不要です。

特に非正規店はAppleCare+に未加入の方が利用する傾向にあり、中には複数回の修理によって旧世代のiPhoneを使い続けている方もいます。非正規店と聞こえは悪いですが、総務省登録修理業者であるなど、信頼できる修理店も数多くあるため、こういった修理店を利用すれば安心です。

iPhoneの修理は『スマホスピタル』にお任せください!


もしiPhoneの修理をご検討中なのであれば『スマホスピタル』にお任せください。

スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしているため、安心して修理をお任せいただけます。※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値

データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後は最長6ヶ月の保証がつきます。
ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。

どこに修理を依頼して良いのか分からない…。そんな方はぜひお近くのスマホスピタル店舗にてお気軽にご相談ください。

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