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iPhoneのホームボタンが壊れた!?原因と困った時の対処法を詳しく紹介 | スマホスピタル
iPhoneの代名詞的特徴といえば、画面下の大きく丸い「ホームボタン」。
iPhone X以降ハイエンドモデルでは廃止された一方、廉価モデルのiPhone SE(第二世代)では引き続き搭載されました。
iPhone 8以前の旧機種を愛用される方にとっても、まだまだ身近な存在です。
そんなiPhoneのホームボタンですが、「押しても反応しない」といったトラブルは珍しくありません。
頻繁に押すボタンなだけに、故障などのトラブルに見舞われやすいパーツでもあります。
そこで今回は、iPhoneのホームボタンが壊れたときの原因と対処法を詳しくご紹介します!
ホームボタンの故障が疑われる症状と困ること
iPhoneのホームボタンには、故障を疑うべき症状がいくつかあります。
ホームボタンはそれ1つで多数の機能をまかなう為、ホームボタンが壊れてしまうとiPhoneの操作に大きな支障をきたします。
まずは、ホームボタンの故障が疑われる症状と、ホームボタンが故障すると困ることを見ていきましょう。
ボタンを押せない・押しても反応しない時は故障の可能性大
ホームボタンは毎日の様に押すボタンですから、押した時の違和感や異常にも気付きやすいパーツです。
以下の様な症状が見られた場合には、故障の可能性を疑いましょう。
・ホームボタンが押しにくい
・ホームボタンを何度押しても画面に変化がない
・ホームボタンを押しても反応が返ってこない
・ホームボタンが陥没したように感じる
なお、iPhoneのホームボタンは、前述の通りiPhone Xで廃止されました。
2020年11月現在、ホームボタンの搭載されたiPhoneは、第二世代を含むiPhone SEと、iPhone 8/8 Plus以前のモデルです。
ホームボタンが壊れると多くの操作ができなくなる
ホームボタンが壊れると、以下のような操作ができなくなります。
・ホーム画面を半分にする
・Siriを呼び出す
・スクリーンショットの撮影
・Touch IDによるロック解除
・アプリの切り替えと終了
「AssistiveTouch機能」を使えば、多くの操作はある程度代用が可能です。
しかし、AssistiveTouchは画面上をタッチする必要があり、ホームボタンと比べると操作性は落ちてしまいます。
ホームボタンが壊れる主な原因は経年劣化
iPhoneのホームボタンが壊れる原因として、最も多いのがパーツの劣化です。
ホームボタンの内部に使われる金属が劣化することで、反応が悪くなったり、動かなくなったりします。
ホームボタンは毎日の様に押す為経年劣化が進みやすい
iPhoneにはホームボタンの他、音量ボタンやスリープボタンといったボタンがあります。
iPhoneを長く使い続けることで経年劣化していくのは、どのボタンも変わりません。
しかし、ホームボタンは他のボタンと比べて、圧倒的に押す頻度の多いボタンです。
その為、他のボタンと比べて、経年劣化が進みやすく、故障もしやすいパーツといえます。
ホームボタンが動作しないときの対処法
つづいて、iPhoneのホームボタンが動かない、反応しないときの対処法を紹介します。
対処によって症状を改善できる場合もあるため、まずは慌てず対処法を試してみることをおすすめします。
iPhoneを再起動する
ホームボタンが上手く動作しないときは、まずiPhoneの再起動を試しましょう。
再起動は、iPhoneの動作が重い、反応が悪いといった症状の改善に有効な方法です。
iPhoneの電源を長時間入れ続け、多数のアプリを動かしていると、メモリがいっぱいになり動作が著しく不安定になることがあります。
そんな時はiPhoneの電源を一度落とし、再起動することで、メモリがリセットされ、動作が軽くなります。
その為、ホームボタンの異常の原因が物理的なものでない場合は、再起動するだけで改善する場合も多くあります。
不要なデータを削除する
iPhoneの空き容量が少なくなると、動作が全体的に重くなり、ホームボタンの反応も悪くなることがあります。
iPhoneを再起動しても動作が重いままな時は、iPhoneのストレージの空き容量を確認してみましょう。
ストレージの空き容量は、設定アプリを開き、「一般」>「iPhoneストレージ」の順にタップすることで確認できます。
もし空き容量がほとんどない場合には、不要なアプリやファイルを消すなどして、空き容量を作ることをおすすめします。
なお、空き容量が全くない場合、次にご紹介するiOSのアップデートに失敗する恐れがあります。
iOSのバージョンアップに失敗してしまうと、最悪の場合iPhoneが全く動作しない「文鎮化」という症状に陥ることも。
iPhoneの空き容量には、常に注意を払うようにしましょう。
iOSをアップデートする
iOSが古いバージョンのままだと、ホームボタンが上手く動作しないことがあります。
設定アプリを開き、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順にタップして、バージョンを確認してみましょう。
バージョンがあまりに古い場合には、アップデートをおすすめします。
「AssistiveTouch」を使う
iPhoneには、ボタンが動作しないときのために「AssistiveTouch」という機能が存在します。
AssistiveTouchを使えば、ホームボタンなしにスクリーンショットやSiriの機能や、ホーム画面に戻る操作ができたりします。
つまり、ホームボタンが動かない時の代用として、AssistiveTouchが活用できるというわけですね。
(1)設定を開く
(2)「アクセシビリティ」>「タッチ」の順にタップする
(3)AssistiveTouchをオンにする
以上の操作をすると、画面上にホームボタンに似た白いボタンが表示されます。
その白いボタンをタップすると、「通知」「デバイス」「コントロールセンター」「ホーム」「ジェスチャ」「カスタム」の6つのメニューが表示されます。
この中の「ホーム」というアイコンが、ホームボタンの代わりとして動作してくれます。
なお、AssistiveTouch機能はホームボタンのないiPhone X以降のモデルでも使えます。
ホームボタンのないiPhoneでもホームボタンに近い機能がほしい!という方は、ぜひお試しください。
iPhone7以前と以後でのホームボタンの違いについて
iPhoneに搭載されるホームボタンは、実は機種によって若干構造が異なります。
iPhone 6s・6s Plusまでは物理的なボタンでしたが、7/7 Plus以降は「感圧式」のボタンに変更されました。
iPhone 7以降のホームボタンは「感圧式」
感圧式のボタンは、ボタンを押したような感覚はありますが、実際にボタンが凹むことはありません。
ボタンを押し込んだときにセンサーが反応し、プルっと振動することで、まるで本当に押したような感覚にさせるというものです。
そのため、iPhone本体の電源が入っていないときは、反応が返ってこず、押すこともできません。
まとめ
今回ご紹介した対処法を試しても、ホームボタンの動作が改善されない時は、ホームボタンが故障している可能性があります。
iPhoneのホームボタンはiPhoneの多くの操作で利用するボタンなので、使えないととても不便。
AssistiveTouchで代用することもできますが、完全にホームボタンの機能を補うことはできません。
また、ホームボタンの故障が内部パーツの破損などによる場合、それが原因で他のパーツの故障・異常に繋がる恐れも。
ホームボタンの故障は自然に治る可能性はまずないため、放置せずに早めの修理がおすすめです。
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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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