iPhone修理について
充電減りの早いiPhone Xにまずやるべき設定はこれ!簡単にできる5つの電池節約術とは | スマホスピタル
iPhone Xが発売されてから今年の秋で
2年が経とうとしています。
一つを機種を長期間使っていると
最初に比べて電池の持ちが悪くなり
減りが早くなったと思われる方も
多いと思います。
iPhone Xに使われているような
「リチウムイオンバッテリー」の
寿命はだいたい1年半から2年くらいと
されているので、どうしても経年劣化で
持ちが悪くなってきます。
今回は実際iPhone Xのバッテリーで
減りが早くなってきたときに、
やった方が良いことを幾つかご紹介します。
iPhone Xのバッテリーを長持ちさせる「バッテリー省エネ法」
バッテリーの減りが早くなってくると
「そろそろバッテリーも替え時かな」なんて
すぐにバッテリー交換を考えていませんか?
もちろん交換すれば電池持ちも
改善するかもしれませんが、
ちょっとした工夫で電池持ちが改善したり、
よりバッテリーを長持ちさせることができます。
iPhone Xの初期設定を見直して電池消費を抑える
iPhone XにはそれまでのiPhoneシリーズで
培われた技術で数多くの機能が備わっています。
そんな数多くの機能の中には、人によっては
必要なものもあれば、不要なもの、
使わなくても困らないものもあると思います。
ただ不要な機能、使わなくても困らない機能を
知らず知らずのうちに設定されて
利用している場合があります。
もちろんそういった機能にもバッテリーは
消費されますので、使っていない機能を
オフにして起動しないようにすれば、
その分電池の持ちも良くなる訳です。
残量の表示、アプリごとの電池消費を知る
まず自分が何にどれくらい電池を使っているかを
知ることが大切です。
漠然とiPhone Xを使ってなんとなく減りが
早くなったきたなと感じても、
普段どんな機能やアプリを使って電池を
消費しているかを知らないと、
バッテリーを長持ちさせることは難しいです。
デフォルトの設定だと、バッテリー残量の
パーセンテージ数値が表示されていませんが、
試しに表示させてみましょう。
実際、一日で何パーセント使用しているか
厳密に数値で確認することができます。
また【設定】→【バッテリー】と進むと、
バッテリー使用状況の内訳を確認できます。
これで何にアプリを使っているかを
知ることができると思います。
「自動ロック」になるまでの時間を短くする
iPhone Xを使っていないときに
自動的にスリープ状態にする「自動ロック」機能。
皆さんはどれくらの時間を設定されていますか?
設定したことがない方もいるのではないでしょうか。
少しずつの積み重ねにはなりますが、
スリープになるまでの時間が短ければ
無駄な電池使用も減り長持ちさせることができます
できる限り短くする方が良いですが、
使い勝手に関わるのでベターな時間を
設定してみてください。
使わないときはWi-Fi,bluetoothの機能をオフにする
最近では無料Wi-Fiが利用できるエリアが拡がり、
Wi-Fiの利用がより身近になりました。
ご自宅のインターネット環境もWi-Fiを
使っているところが多いと思います。
家でも外でもWi-Fiがあると、
ずっとWi-Fi機能のONの状態で
使っていませんか?
実はWi-Fi環境がないところで設定がONに
なっているとiPhone自体がWi-Fi電波を
常に探している状態になるので、
OFFの状態よりも電池消費量は多くなります。
ですのでWi-Fiも使わないときは設定をOFF
にすれば電池消費を抑えることができますので
できる限りこまめに切り替えてみてください。
bluetoothも同じようなことがいえます。
最近はワイヤレスイヤホンの登場で、
利用される方も増えていますので、
こちらも使わないときはOFFにしてみましょう。
頻繁に受信する不要な通知はオフにする
アプリの通知をOFFにすることも
電池消費を抑えることにつながるので
おすすめです。
スマートフォンのアプリについては
基本的に何かしらをユーザーに
お知らせするとき通知がでます。
メッセージアプリだと受信したときの
通知になりますが、やりとり多いと
その通知だけでも電池消費は大きいです
アプリの中にはそこまで重要な通知で
ないこともあるので、
それらをOFFするだけで電池消費を
抑えることができると思います。
一度見直してみてはどうでしょうか?
劣化したバッテリーを継続使用したときの危険性
iPhone Xのバッテリーが経年劣化してくると
さまざまな不具合が起こるようになります。
「バッテリーの減りが早くなる」
といったこともその一つです。
ただそれ以外にもバッテリー劣化が原因で
起こってくる故障があるのでご紹介します。
バッテリーの膨張で有機ELに悪影響が出ることもあります
個体差もありますが、経年劣化によって
バッテリーが膨張してくることがあります
iPhone X等、最近のスマートフォンは
バッテリーパックではないので、
簡単に内部のバッテリーが膨張しているか
確認することはできません。
それでも気付くことはできます。
スマートフォンの構造は、
パーツが綿密に組まれているため
余分なスペースはほとんどありません。
ですので、バッテリーが膨張してくることで、
他のパーツに影響が出てくることがあります。
例えばフロントパネルを押し上げて
有機ELの表示に影響したり、
iPhone以外だとバックパネルが
浮いてきたりということで
気づくことができると思います。
もし少しでも異変に気づいたら
お早めにご相談ください。
そのまま放置していると、
バッテリーが故障するだけでなく、
フロントパネル等の別のパーツの
故障にも繋がってしまうので要注意です。
消耗したバッテリーによってドックコネクター故障も誘発
バッテリーが消耗劣化することで、
他のパーツに影響して故障してしまう
ことも少なくありません。
ドックコネクターもその一つです。
ドックコネクター、すなわち充電口は、
バッテリーを充電するときに充電ケーブルを
つなげる部分になりますが、
バッテリーが劣化するとバッテリーへ
供給される電流が不安定になることがあり、
それがドックコネクターにも負荷となって
故障してしまうことがあります。
ドックコネクターが故障すると充電できなくなったり
イヤホンが使えなくなったりするので
注意してみてください。
最悪、本体基板を破損させると起動不可になることも
バッテリー故障を放置して最悪の結果が
起動不可になってしまうことです。
ここでいう起動の不具合は、
バッテリーを交換することで改善するもの
ではなく、電気的な負荷によって
メイン基板が破損してしまい
修理もできない状態になります。
こうなってしまうと修理のしようもないので、
バッテリーの消耗も甘く見ないで
放置せず早めにお問い合わせください。
劣化故障したiPhone Xのバッテリーを新しくする方法
では、実際にiPhone Xのバッテリーの
減りが早くなってきたので交換修理を考えたとき、
どうすれば良いのでしょうか?
どこに持っていけばいいのか?
どこで交換するのがいいのか?
少しご紹介していきます。
バッテリーを自分で交換するのはおすすめできません
一番おすすめできないのが、
自分でバッテリーパーツを取り寄せて
自分で交換修理を行うことです。
少し前のiPhone以外のAndroidスマホの
中には裏ブタやバックパネルを外して
バッテリーパックを交換できるモデルも
ありました。
ただiPhone Xも含めて最近のスマホは
バッテリーを簡単に取り外すことができません
本体自体が強力な粘着テープで
固定されていたり、パーツの配置も複雑で
手順を間違うとバッテリーだけでなく
他のパーツも破損しかねません。
使用不可になってしまっては本末転倒ですよね。
修理は修理店にお任せください。
Appleの正規修理店で交換するメリット・デメリット
iPhone XのようなApple製品をお使いなら
一番に思いつくのが正規サービスプロバイダ、
すなわち正規修理店での修理だと思います。
正規の修理店なので部品や技術は純正のものになりますし、
メーカー保証で対応してくれるので安心ですよね。
ただ直ぐに持ち込んで修理、という訳にはいきません。
Appleは基本的には飛び込み修理を受け付けていません。
事前予約が必要になってきます。
ただ事前予約についても場合によっては
修理が混み合って1ヶ月待ちになることもあるようです。
そうなると予定が立たずなかなか交換できない
なんてこともありえますよね。
また正規修理店の場合、内部データの初期化が
必須となることも修理が後回しになる原因の一つです。
今やiPhoneのデータとなると、
連絡先だけでなく写真やアプリ等
数多くのデータが保存されています。
それら全てのバックアップとなると
なかな大変な作業ですよね。
だったらもう少し我慢しよう、
と考える方もいるのではないですか?
最近では正規修理店以外の修理店での修理も人気です
最近では、来店予約の手間、
バックアップの手間の手軽さから
正規店以外の修理店で
バッテリー交換をされる方が増えています。
当店もそんな修理店の一つですが、
「総務省登録修理業者」の認定、
全国80店舗以上のスマホスピタル系列の
技術とノウハウを活かして
iPhone Xの修理を取り扱っております。
iPhone Xのバッテリー交換なら
保存データそのまま、
即日交換で対応しておりますので
もし少しでもiPhone Xの故障で
お困りのときはお気軽にご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。