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スマホのバッテリー交換の値段は?交換方法や劣化状況を確認する方法 | スマホスピタル
スマホのバッテリー交換費用はどの程度かかるのか?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
スマホのバッテリー交換は、どこに依頼するかによって費用が異なります。安く済ませたいなら、依頼先の料金比較は重要です。
本記事ではスマホのバッテリー交換の値段について解説。また、バッテリーの交換方法やバッテリーの劣化状況を確認する方法についてもまとめました。
Contents
スマホのバッテリーの劣化状況を確認する方法

スマホのバッテリーの寿命は1年半〜2年程度と言われています。しかし、スマホの使用頻度やアプリの稼働時間などによって、バッテリーの劣化速度は異なります。
ここで、スマホのバッテリー劣化状況の確認方法を確認してみましょう。
iPhoneの場合
iPhoneのバッテリーがどのくらい劣化しているか確認する際は、下記の手順でチェックできます。
- 「設定」アプリを開き「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップし、最大容量を確認
バッテリー最大容量は購入時は100%になっており、使用するにつれてどんどん下がっていきます。もしバッテリーの最大容量が80%未満になっている場合は、バッテリー交換のサインです。
Androidの場合
Androidスマホのバッテリーの劣化を確認する際は、下記の手順でチェックできます。
- 「設定」アプリを開き「端末情報」をタップ
- 「機器の状態/バッテリー情報」をタップし、最大容量を確認
機種ごとにバッテリー状態の確認方法は異なります。上記手順で調べられない場合は公式HPまたは説明書をご確認ください。なお、機種によってはバッテリー状況について調べられない場合もあります。
スマホのバッテリーが劣化するとどうなる?

スマホのバッテリーが劣化すると、次のような症状が現れます。
- 充電の減りが早くなる
- 突然電源が切れる
- バッテリー膨張で本体が壊れる
充電の減りが早くなる
バッテリー劣化が進行すると最大容量が減少するため、充電の減りが早く感じるようになります。
劣化バッテリーはフル充電しても1日持たないことが殆どで、症状が酷い場合は短時間で充電が切れてしまうこともあります。
常にモバイルバッテリーに接続しておくといった方法でしのぐ方もいますが、そういった行為はさらにバッテリー劣化を進行させるため、悪循環となってしまいます。
突然電源が切れる
バッテリー残量があるにも関わらず、突然電源が切れるのもバッテリー劣化の代表的な症状です。
具体的な症状としては、100%充電からいきなり50%まで減ったり、50%から急に電源が落ちる等、本来ではあり得ない減り方をします。
これはバッテリー劣化がかなり進んでいるサインであり、最終的には充電ケーブルを抜いた瞬間に電源が落ちるような状態に陥ることもあります。
バッテリー膨張で本体が壊れる
バッテリー劣化を放置しすぎると、バッテリーが膨張してスマホが変形する恐れがあります。
スマホに使われているリチウムイオン電池は、経年劣化でバッテリー内にガスが発生・膨張します。結果的に本体が変形したり、画面が割れたり、耐水性が失われて水没したり等、あらゆる故障の原因に繋がります。
バッテリー膨張は劣化の末期状態にあたり、最悪の場合はスマホが発火することもあります。既に本体の膨らみを感じる方は、速やかにバッテリー交換を依頼することをおすすめします。

スマホのバッテリー交換方法と値段相場

ここからは、各スマホのバッテリー交換方法、値段相場について解説します。
- キャリアに依頼する
- メーカーに依頼する
- スマホ修理店に依頼する
- 自分で交換する
キャリアに依頼する
キャリア | ドコモ | ソフトバンク | au |
修理料金 | 9,240円〜 | 8,250円 | 5,000円※ |
修理日数 | 1〜2週間 | 1週間〜10日間 | 10日間 |
※故障紛失サポート加入の場合
1つ目は、ドコモ・ソフトバンク・auといったキャリアに依頼する方法です。
各キャリアの補償サービスに加入済みであれば、代替機の提供や修理に関連した各種サポートを受けられるのがメリットです。一方、修理はメーカー修理に出すため日数が必要です。
バッテリー交換費用は機種ごとに値段が異なるため、詳しい料金については確認が必要です。詳しい料金や補償サービスに関しては、各キャリアの公式サイトをご覧ください。
メーカーに依頼する
キャリア | Apple(iPhone) | Sony(Xperia) | SHARP(AQUOS) | Samsung(Galaxy) |
修理料金 | 11,200円〜 | 10,450円〜 | 10,648円〜 | 11,000円〜 |
修理日数 | 即日(※) | 約14日間 | 7〜10日間 | 即日(※) |
※店頭修理の場合
2つ目はメーカーに依頼する方法です。
iPhoneは、AppleCare+に加入済みで無償交換、未加入の場合は11,200円以上費用がかかります。他のメーカーも1万円前後の料金がかかり、配送修理の場合は数週間の日数が必要です。
スマホ修理店に依頼する
3つ目は、スマホスピタルをはじめとするスマホ修理店に依頼する方法です。
キャリアやメーカーの割引が無い場合、修理店に頼む方が交換費用を安く抑えることができます。なお、スマホスピタルでのバッテリー交換の値段目安は、1,180円〜10,000円程度です。
ただし、スマホ修理店は数多くあります。お店選びの際は、次の3つを押さえておくと安心です。
- 総務省の「登録修理業者」に認定されているか
- 修理後の保証があるか
- 見積もり以外の値段が発生しないか
自分で交換する
4つ目は、自分で交換する方法です。
昔のスマホは、後ろの蓋を外せばバッテリーが取り外せる仕組みになっていました。しかし、最近のスマホはバッテリーが内蔵型になっており、自分で交換するにはかなり難易度が上がっています。自己修理は別の故障を招く可能性も高く、電子工作の知見が無い方はプロに依頼した方が無難です。
スマホのバッテリー交換を依頼する際の注意点

スマホのバッテリー交換を依頼する際の注意点は次の2つです。
- 事前にバックアップを取る
- 修理の予算上限を決めておく
事前にバックアップを取る
スマホのバッテリー交換を依頼する前に、バックアップを取ることをおすすめします。
バッテリー交換に限らず、スマホの修理でデータが消失してしまう可能性がゼロでは無いため、バック
アップを取っておいた方が安心です。スマホデータのバックアップ方法は次の2つがあります。
- クラウドストレージを利用する
- SDカードなどの外部ストレージを利用する
クラウドストレージはネット上のデータ保管場所であり、iCloudやGoogle Driveといった種類があります。ネットに接続されていれば、パソコンなどからでもデータを確認・取得可能。また、サービスに登録すれば誰でも簡単に使えるのも魅力です。
一方、SDカードなどの外部ストレージは、保存できる容量が多いのがメリットです。クラウドストレージは一定以上のデータを保存する場合、有料になることがほとんどです。
どうしてもバックアップが取れない場合は、スマホ修理店の多くではデータをそのままに修理してもらえます。
修理の予算上限を決めておく
スマホのバッテリー交換を依頼する前に、予算を決めておくとよいでしょう。
予算を決めておくと、修理店などから修理額の見積もりを提示された後に、契約するかどうか素早く判断できるようになります。しかし、他店より安すぎる場合は、粗悪なパーツを使っている可能性もあるので注意が必要です。
また、場合によっては、修理に出すよりも新品を購入や機種変更した方が安く済む場合もあります。「これ以上修理費用がかかるなら買い換えよう」とあらかじめ決めておいた方が、損な選択をしにくくなるでしょう。

スマホのバッテリーの寿命が短くなる原因とは?

バッテリーの交換にはお金がかかるため、「なるべくバッテリーの寿命を長くしたい」という方も多いでしょう。そこで、スマホのバッテリーの寿命が短くなる原因について解説します。
寿命が短くなる原因は次の2つです。
- 過充電
- ながら充電
過充電
過充電とは、充電がフルにできているにも関わらず充電することです。
過充電を続けると、バッテリーに負荷がかかってしまいます。特に寝る時にスマホを充電する習慣がある方は要注意です。
ただ、最近のスマホは過充電の防止機能が備わっているモデルもあり、そういったスマホは充電が100%にならないように自動的に充電が止まるようになっています。
ながら充電
充電中のデバイス使用は充電と放電が同時に行われるため、バッテリー劣化に繋がります。
またリチウムイオン電池は熱に弱いという特徴があります。充電したまま使用するとスマホが高温になりやすく、リチウムイオン電池の劣化も早めてしまう可能性があります。
スマホのバッテリー劣化を防ぐ5つの対策
スマホのバッテリー交換をしても、適切な使用方法をしないとすぐに劣化してしまいます。ここからはスマホのバッテリー劣化を防ぐ5つの対策について解説します。
- 充電中はスマホを使用しない
- 画面の明るさ調整をする
- OSを最新バージョンにアップデートする
- 高温多湿でのデバイス使用を控える
- 過充電・過放電に注意する
充電中はスマホを使用しない
充電中のデバイス使用は、バッテリーに負荷が掛かります。
特に高グラフィックのゲームなど、負荷の重いアプリは発熱しやすく、バッテリーに大きな負荷が掛かります。緊急時を除き、充電中はデバイス使用を控えましょう。
画面の明るさ調整をする
画面の明るさは必要最低限の光量に調節することで、バッテリー消費を抑えることができます。
なお、明るさの自動調整機能を使用している方は手動に切り替えることをおすすめします。自動調整機能は周囲の明るさを検知するセンサーが常に働くことに加え、その精度に問題があることも多く、余計な電力消費に繋がることがよくあります。
■iPhoneの場合
- 「設定」アプリから「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「明るさの自動調節」をオフにする
■Androidの場合
- 「設定」アプリから「ディスプレイ」をタップ
- 「明るさの自動調整」をオフにする
設定方法は機種によって異なる可能性があるため、詳細はメーカーや説明書を確認してください。
OSを最新バージョンにアップデートする
OSのバージョンアップには機能追加の他、バッテリー効率の最適化プログラムが含まれる場合があります。
また、古いOSは脆弱性を狙ったサイバー攻撃の対象になるリスクもあるため、常に最新のバージョンを使用するようにしましょう。
高温多湿でのデバイス使用を控える
前述したようにリチウムイオン電池は高温に弱い特性があるため、車内など高温の環境にスマホを放置してしまうと、バッテリーが加熱され劣化しやすくなります。
また、高温多湿の環境下は熱暴走を起こすリスクも上がります。まれに発火やバッテリー膨張など、トラブルの原因にもなるので、バッテリー劣化を防ぐなら必ず適正温度内で使用しましょう。
過充電・過放電に注意する
充電のしすぎを「過充電」、バッテリー切れで長期間放置した場合を「過放電」と言いますが、どちらもバッテリー劣化を進行させます。
バッテリー残量は20〜80%を維持することが理想とされており、過度な充電、放電はしないように気をつけましょう。
iPhoneと一部のAndroid端末には、最適化されたバッテリー充電機能もあるので、利用してみてください。
■iPhoneの「最適化されたバッテリー充電機能」
- 「設定」アプリを開き「バッテリー」をタップ
- 「充電の最適化」をタップし「バッテリー充電の最適化」「上限80%(※)」のどちらかをタップ
※iPhone15シリーズのみ
■Androidの自動調整バッテリー機能(Xperiaの場合)
- 「設定」アプリから「バッテリー」をタップ
- 「いたわり充電」をタップし、右上のONにする
設定方法は機種によって異なる可能性があるため、詳細はメーカーや説明書を確認してください。
スマホスピタルのバッテリー交換事例

スマホスピタルは、これまでに数多くのスマホのバッテリー交換を行ってきました。
ここでは数あるうちの4つの修理事例を紹介します。
- iPhoneのバッテリー交換事例
- Xperiaのバッテリー交換事例
- Nexusのバッテリー交換事例
- HUAWEIのバッテリー交換事例
① iPhoneのバッテリー交換事例
こちらの事例はバッテリー膨張によって画面が剥離してしまったiPhone SEの修理事例です。
幸いにも画面が映る状態だったため、修理前に点検がスムーズに行えました。約40分で「バッテリー交換」と「画面交換」の修理を同時に実施。交換後も問題なく動作し、新品同様の状態に戻りました。
関連記事:バッテリーの膨張により画面が剥離してしまったiPhone SE?このような2箇所同時修理もスマホスピタル熊本下通店にお任せ下さい!
② Xperiaのバッテリー交換事例
こちらはXperia XZ2 Premiumのバッテリー交換事例です。
本体購入から3年が経過し、バッテリー消耗の早さに不便を感じるということでご依頼を受けました。本体を分解後、新品バッテリーに交換。交換後も正常に使うことができています。
関連記事:XperiaXZ2Premium(SOV38)のバッテリーの劣化が気になるのでとバッテリー交換をご依頼頂きました
③ Nexusのバッテリー交換事例
こちらはバッテリー残量80%にも関わらず、シャットダウンしてしまうNexus 6Pのバッテリー交換事例です。
NexusはGoogle Pixelの前身であり、2010年から2016年まで販売された旧世代のスマホですが、スマホスピタルでは古い端末でもバッテリー交換ができる場合があります。
関連記事:Nexus 6Pのバッテリー交換もおまかせ─スマホバッテリー交換事例をご紹介
④ HUAWEIのバッテリー交換事例
こちらはバッテリー膨張で背面パネルが浮き上がったHUAWEI Mate10Proのバッテリー交換事例です。
HUWEIは高コスパで一部の層から支持を得ている中国製のスマホです。iPhone等と比べると、国内ではそこまで人気の機種ではありませんが、こういった機種もスマホスピタルでは修理に対応しています。
関連記事:気が付いたらバッテリー膨張!?Mate10Proのバッテリー交換修理!
スマホのバッテリー交換は『スマホスピタル』にお任せください!

スマホのバッテリー交換をご検討中の方は、ぜひ『スマホスピタル』にお任せください。
スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしているため、安心して修理をお任せいただけます。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日で修理が可能です。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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