iPadの充電が遅い時の対処法！買ったばかりならケーブルが原因？ | スマホスピタル

「買ったばかりなのにiPadの充電が遅い」「急に充電が遅くなった」とお困りではありませんか？

iPadの充電が遅い原因にはケーブル等のアクセサリーの問題、バッテリー劣化など様々あります。

本記事では、iPadの充電が遅い時の原因・対処法を解説。さらにバッテリー交換を行う場合の具体的な修理費用について紹介していきたいと思います。

iPadの充電が遅いのはなぜ？

iPadの充電が遅い時の主な原因は次のとおりです。

• 充電器の互換性
• ケーブルの断線
• アダプターの問題
• 電源の電力不足
• デバイスの温度上昇
• 充電口の故障
• バッテリー充電の最適化機能
• バッテリー劣化

大きく分けると「アクセサリー」「使用環境」「iPad本体」の3つ。まずは本項で紹介する内容をもとに、ご自身のiPadの充電速度が落ちている原因を探ってみましょう。

充電器の互換性

世の中には様々なiPadの充電器が売られていますが、中にはiPadとの互換性が保証されていない製品もあります。

特に「安さ」を売りにしている製品は、MFi認証（Appleによる互換性の保証）を受けてないことも多く、こういった製品の中には新品状態でも接触不良を起こすものがあります。

ケーブルの断線

ケーブルの断線によって充電が途切れたり、完全に通電していない可能性が考えられます。

断線は目に見えてわかる場合もありますが、内部で断線していることもあります。充電ケーブルは抜いたり挿したり、曲げたりすることから、長期的に使っているものは壊れていることも少なくありません。

アダプターの問題

iPadの充電に適していないアダプターを使っている可能性があります。

現在、Apple純正の充電器は「20W」以上のものが製品ラインナップとして並んでいますが、旧式のアダプターの中には「5W」のものがあります。こういった給電量が不十分な充電器を使うと、充電に時間が掛かるようになります。

ちなみにiPadはiPhoneに比べてバッテリー容量が大きく、iPhone用のアダプターを併用したり、給電量が不十分な社外製のケーブルやアダプターを使っている場合も同様のことが起きます。

電源の電力不足

コンセントやUSBポートなど、電源の電力不足が原因の可能性もあります。

特にUSBハブのポート、パソコンのUSBポート、車のUSBポートなどは、データ転送用に作られていることが多く、充電に適していない場合があります。

コンセントに接続することが最も確かですが、電源タップ（タコ足配線）に接続している場合は要注意。あまりにも多くの機器を同じ電源タップに接続すると、電力不足になることもあります。

デバイスの温度上昇

iPadの使用環境が暑すぎると充電速度に影響がでます。

iPadは異常なデバイスの温度上昇を検知すると、自動的に本体保護のために充電機能を制限することがあります。

車の中にiPadを放置したり、高温多湿の浴室でiPadを使った時に見られがちな現象ですが、アプリの不具合によって発生する熱暴走でも同様のことが言えます。

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充電口の故障

iPadの充電口（充電ドック）の故障による接触不良も考えられます。

耐久性は充電ケーブル以上にありますが、それでも接続を繰り返す部分である以上、使い方次第では劣化が早まってしまうこともあります。

症状もケーブルと同様で、充電が途切れ途切れになったり、完全に機能しなくなることもあります。

バッテリー充電の最適化機能

iPadの機能である「バッテリー充電の最適化」が働いている可能性もあります。

充電式のバッテリーは充電しすぎると劣化する特性があります。これを抑えるための「バッテリー充電の最適化」には、80％以上からは自動的に低速充電になるような機能が備わっています。

不要な場合は、「設定」＞「バッテリー」＞「バッテリーの状態」＞「バッテリー充電の最適化」をオフにすることで機能を無効化することもできます。

バッテリー劣化

「充電が遅い」というのは、バッテリー劣化のサインでもあります。

iPadに使用されているリチウムイオン電池は、充電を繰り返すことで徐々に劣化し、最終的には電池としての機能を失います。

バッテリー劣化の前兆としては「充電が遅い」「充電頻度が増えた」「急に充電が減る」といった症状が見られます。

iPadの充電を早くする方法は？

iPadの充電速度を上げる方法は次のとおりです。

• 純正品の充電器を使う
• コンセントで充電する
• アプリを閉じる
• 適温で充電する
• バッテリーを交換する

純正品の充電器を使う

iPadに最適な充電ケーブル・アダプターは、現行のApple純正品です。

とはいえ純正品は少々高額ですので、社外製でもコストを抑えたい方は「MFi認証」があり、なおかつ「20W」以上の電力供給ができるものを選ぶようにしましょう。

コンセントで充電する

電源アダプターは直接コンセントに接続するようにしましょう。

ただし、USBポートの中には充電用に設計されているものもあります。商品説明をよく読み、充電に適したものか確認してから商品を購入してください。ちなみに車での充電に関してはUSBポートを利用したものではなく、シガーソケットを利用したアダプターを選択しましょう。

アプリを閉じる

充電中の無駄なバッテリー消費を抑えるために、不要なアプリは閉じましょう。

バックグラウンド待機状態（非アクティブ状態）でも、アプリの通信が行われることがあります。その量が増えれば、バッテリー消費も増えますので、使っていないアプリは基本的に閉じるようにしましょう。

適温で充電する

充電中は高温＆低温を避けましょう。

高温状態での充電は先ほど説明しましたが、低温状態での充電もバッテリー劣化を進める要因になります。暑すぎず、寒すぎずの環境で充電するようにしてください。

バッテリーを交換する

新品バッテリーに交換し、バッテリーのパフォーマンスを復活させるのも1つの手です。

劣化したバッテリーは使い方次第でわずかに駆動時間を伸ばすこともできますが、バッテリーそのものの最大容量等が復活するわけでもなく、根本的な解決にも至っていないため利便性は低下したままです。

修理費用は多少掛かりますが、新品バッテリーに交換することで煩わしさを解消するというのも選択肢としては大いにアリだと思います。

iPadのバッテリー交換費用

ここでは各iPadモデルの具体的なバッテリー交換費用について、Appleでの修理費用と比較しながら紹介していきます。

先述しますと、最安値はAppleでの無償交換になります。ただし、その条件として「AppleCare+加入済み＆バッテリー最大容量が80％以下」である必要があり、条件を満たさない場合は有償交換になります。また配送修理によるバッテリー交換は5〜10日間、本体も初期化が必須となる点に注意しましょう。

「費用を抑えたい」「早く修理を済ませたい」という方はスマホスピタルでのバッテリー交換がおすすめです。

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