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AQUOSのバッテリー交換を自分でやってはいけない理由 | スマホスピタル
「AQUOSの電池持ちが悪い…」「でも、バッテリー交換にあまりお金を掛けたくないし、自分でやったら安上がりなのでは?」とお考えの方、お待ちください。
AQUOSのバッテリー交換を自己修理で行うことには様々なリスクがあり、最悪の場合は端末の買い替えを余儀なくされたり、スマホ内のデータが取り出せなくなります。
今回は「AQUOSのバッテリー交換を自分でやってはいけない理由」をはじめ、安心・安全にバッテリー交換を行う方法、バッテリー交換に掛かる料金について解説していきたいと思います。
Contents
AQUOSのバッテリー交換タイミングについて
AQUOSのバッテリー交換は「電池持ちが極端に悪くなった時」や「突然再起動やシャットダウンを繰り返すようになった時」が1つの目安です。
これらの症状が発生する原因は、主にバッテリーの劣化です。AQUOS内蔵のリチウムイオン電池は経年劣化によって電池の容量が徐々に減少し、必要な電力を安定的に供給できなくなると、電源トラブルを筆頭に様々な不具合が生じるようになります。
特に朝フル充電しても昼過ぎには残量が数%まで落ち込んでしまうような状態であれば、もはやスマホとしての利便性は失われているといっても過言ではありません。そうした明確な劣化サインを感じたらできるだけ早めにバッテリー交換の検討を始めるのが望ましいと言えます。
その際に「自分でバッテリー交換をすれば安上がりなのでは?」と考える方もいるかと思います。ですが、数多くの自己修理に失敗された方々からの修理依頼を受けている当店スマホスピタルとしては、決して自己修理はおすすめできません。その理由について、次項で詳しく解説していきます。
バッテリー交換を自分でやってはいけない理由
AQUOSのバッテリー交換を自分でやってはいけない理由としては、次のようなリスクがあります。
- 保証が無効になるリスク
- パーツ選びに失敗するリスク
- 端末が故障するリスク
- バッテリーが発火するリスク
- データを損失するリスク
保証が無効になるリスク
AQUOSのバッテリー交換を自分で行うと、メーカーや各種キャリアでの保証が受けられなくなります。
本体を分解した時点で保証の対象外となり、仮に自己修理に失敗し、改めて正規サポートで修理を受けようにも依頼自体が出来なくなります。
民間のスマホ修理店に依頼するという選択肢もまだありますが、正規サポートにこだわる方は注意が必要です。修理費用を浮かすつもりが、結果的に端末の買い替えで高額な費用が発生しかねません。
パーツ選びに失敗するリスク
素人判断で交換用バッテリーを購入すると、端末に適合しない場合や本来の性能よりも低下する恐れがあります。
なぜそうなるかと言うと、同じAQUOSでも機種や製造時期ごとに細かい仕様が異なります。これに加え、純正バッテリーは単体で市販されていないため必ず互換品となります。ゆえに知識不足だとサイズやコネクター形状が微妙に合わないものを購入する可能性があるのです。
一見同じように見えるバッテリーでも、実際に接続する際に端子の位置ズレで装着できずに終わったり、無事に交換できても以前よりも電池性能が低下したり、最悪の場合は品質が悪く電源が入らないといった問題が起きることもあります。
端末が故障するリスク
自己流のバッテリー交換は、AQUOS本体そのものを故障させる危険性もあります。
例えば、AQUOSを分解する際は専用のヒーターを使用し、パネルを固定している両面テープを剥がす必要があります。ここで専用工具が無いからとヘアドライヤーを代用すれば、パーツが溶ける恐れがある上、力尽くでこじ開けようとすれば、基板が破損して全損することもあります。
仮にパネルが開封できたとしても、その先の作業も専用工具が必要になり、最後はパネルを圧着させるための専用の両面テープも必要となります。つまり、故障リスクのみならず、各種必要な工具類も用意する必要性があることから、コスパが良い状況とは言い難くなります。
バッテリーが発火するリスク
バッテリーは取り扱い方法を誤ると発火や爆発する恐れがあります。
AQUOS搭載のリチウムイオン電池は化学反応で電力を生み出しますが、衝撃や傷が入った際にショートを起こし、急激な熱暴走を起こす性質を持っています。
スマホのバッテリーを起因とする事故は世界中で発生しており、自己修理はそのリスクも高まります。また、交換したバッテリーは一般ごみとして捨てることができず、自治体ごとの専用回収スペースに持参するか、廃棄業者に回収を依頼する必要があることから、破棄にも手間も掛かります。
データを損失するリスク
自己修理時のミスによって、連絡先・写真・動画・アプリなどのデータが失われる恐れがあります。
バッテリー交換の際は必ず基板を触ることになりますが、この基板には画面表示や電源管理、ストレージ機能といった非常に重要な機能を制御するパーツが集約されています。この基板の一部にでもダメージが入るとあらゆる不具合が発生するようになり、最悪の場合はスマホ内のデータ復旧が難しくなります。
「予めバックアップを取っておけば良いのでは?」とお考えの方は要注意。アプリの中にはデータ引き継ぎの際に、アプリ内で独自の操作を行わなければならないものがあります。こういったアプリは仮にバックアップを取っていたとしても、新端末で復旧することはできません。
安心・安全にバッテリーを交換するための方法
AQUOSのバッテリー交換を安心・安全に行う方法は、次のとおりです。
- メーカーやキャリアに依頼する
- 民間のスマホ修理店に依頼する
メーカーやキャリアに依頼する
最も安心かつ確実なのは、メーカーやキャリアでのバッテリー交換です。
最大のメリットは市販されていない純正バッテリーに交換してもらえる点。ただし、メーカー・キャリアがそれぞれ提供している有料保証プランに加入していない場合、修理料金が高くなる傾向にあります。
修理期間としては1〜2週間。また修理の際は端末が初期化されるため、事前のバックアップは必須事項です。さらに修理には「保証書」「購入日が分かる書類(レシート等)」「付属品」「FeliCaデータ初期化同意書」などの事前準備が必要な点にも予めご注意ください。
民間のスマホ修理店に依頼する
メーカー・キャリアよりもコストを抑えたい場合、実績と信用のある民間のスマホ修理店を利用するのも選択肢の1つです。
民間のスマホ修理店は修理を専業としていることから、一般的にメーカーやキャリアよりも料金が安く、バッテリー交換に関しては最短即日の修理も可能。また、基本的に修理によって端末が初期化されることもなく、保証書や購入証明書等の事前準備も特に不要です。
ただし、交換されるバッテリーは互換品である上、さらに修理店ごとにもパーツ品質が異なります。ゆえに「近所にあるから」「一番安いから」等の理由で安易に決める前に、軽く修理店の実績や口コミを調べておくことをおすすめします。
AQUOSのバッテリー交換料金
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ここでは下記の各依頼先のバッテリー交換料金を紹介していきます。
- SHARPの料金
- 民間のスマホ修理店の料金
SHARPの料金
機種名 | 修理料金 | 往復送料 | 合計 |
AQUOS sense lite(SH-M05) | 8,140円 | 2,508円 | 10,648円 |
AQUOS sense plus(SH-M07) | 8,360円 | 10,868円 | |
AQUOS sense2(SH-M08) | 8,140円 | 10,648円 | |
AQUOS R2 compact(SH-M09) | 8,140円 | 10,648円 | |
AQUOS sense3(SH-M12) | 8,800円 | 11,308円 | |
AQUOS sense4(SH-M15) | 9,020円 | 11,528円 | |
AQUOS sense4 plus(SH-M16) | 9,020円 | 11,528円 | |
AQUOS sense5G(SH-M17) | 9,020円 | 11,528円 | |
AQUOS sense6(SH-M19) | 9,020円 | 11,528円 | |
AQUOS wish(SH-M20) | 8,910円 | 11,418円 | |
AQUOS R6(SH-M22) | 9,020円 | 11,528円 | |
AQUOS sense7(SH-M24) | 9,240円 | 11,748円 | |
AQUOS wish3(SH-M25) | 8,910円 | 11,418円 | |
AQUOS R8 pro(SH-R80P) | 9,350円 | 11,858円 | |
AQUOS R8(SH-R80) | 9,240円 | 11,748円 | |
AQUOS sense8(SH-M26) | 9,350円 | 11,858円 | |
AQUOS wish4(SH-M27) | 9,460円 | 11,968円 | |
AQUOS R9(SH-M28) | 12,870円 | 15,378円 | |
AQUOS sense9(SH-M29) | 12,760円 | 15,268円 | |
AQUOS R9 pro(SH-M30) | 12,870円 | 15,378円 |
※税込価格 / 参考:SHARP – 電池交換修理(有償)について(2025年2月時点)
SHARPでのバッテリー交換料金は、10,648円〜15,378円が目安です。
注意点としては、SHARPに依頼できるモデルは「SIMフリーモデル」および「楽天モバイル」端末に限ります。docomo等のキャリアモデルを使用中の方は、契約中のキャリアに修理を依頼しましょう。
なお、上記価格はSIMフリーモデルの金額となるため、楽天モバイル端末の料金については「SHARP公式サイト」をご覧ください。
民間のスマホ修理店の料金
機種名 | 修理料金 |
AQUOS sense シリーズ | 8,500円〜 |
AQUOS sense2 シリーズ | 8,800円〜 |
AQUOS sense3 シリーズ | 9,800円〜 |
AQUOS sense4 シリーズ | 9,800円〜 |
AQUOS sense6 | 11,800円〜 |
AQUOS R シリーズ | 9,800円〜 |
AQUOS R2 シリーズ | 9,800円〜 |
AQUOS R3 | 9,800円〜 |
AQUOS R5G | 9,800円〜 |
AQUOS R6 | 12,980円〜 |
AQUOS zero | 9,800円〜 |
AQUOS zero2 | 9,800円〜 |
※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の場合(2025年2月時点)
当店スマホスピタルでのバッテリー交換料金は、8,500円〜12,980円(税込)が目安になります。
メーカーやキャリアと比べて特別料金が安いわけではありませんが、AQUOSのバッテリー交換については最短即日の対応が可能であり、さらにデータもそのままで作業を行うことができます。
各種保証・補償プランに未加入の方、当日中に端末をお持ち帰りになられたい方、修理によってデータを失いたくない方は、ぜひスマホスピタルにご相談ください。
AQUOSのバッテリー交換は『スマホスピタル』にお任せください!
AQUOSのバッテリー交換を自分で行うことには様々なリスクがあります。前述のとおり、当店では実際に自己修理に失敗された方々からの修理依頼も数多く承ってまいりました。
一見安上がりに済みそうな自己修理ですが、必要なのは交換用バッテリーのみならず、各種工具類の用意はもちろん、バッテリーの交換方法を調べたり、作業自体にも時間も掛かります。これらを踏まえると、自己修理は金銭的・時間的にコスパが優れているとは言い難いものとなっています。
特に昨今のスマホはオーバースペック化が進み、本体価格も高騰しています。自己修理の失敗により、買い替えが余儀なくされた場合の出費の大きさは想像に難くないかと思います。そういったリスクを避ける上でも、バッテリー交換はメーカー・キャリア・民間のスマホ修理店に依頼しましょう。
当店スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。iPhone・Android共に多数の修理実績を保有しており、どこに修理を依頼して良いのか分からない方も安心して修理をご依頼いただけます。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後最長6ヶ月の保証がつきます。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
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