AQUOSが充電できない？原因と対処法を解説！ | スマホスピタル

AQUOSはSHARPが販売しているAndroidスマホで、高い人気を誇っています。AQUOSを使っているが充電ができなくなって困っているという方もいるのではないでしょうか。

本記事ではAQUOSが充電できない原因と対処法について解説します。また、AQUOSの充電ができない場合の修理依頼先についてもまとめました。

本記事を読むことで充電トラブルを解決できます。AQUOSを使っている方はぜひ参考にしてください。

AQUOSが充電できない原因は？

AQUOSが充電できない主な原因は、次のとおりです。

• 充電ケーブルやアダプターの問題
• バッテリーの劣化
• 充電口の劣化
• 本体の温度上昇
• インテリジェントチャージの影響
• OSの不具合

充電ケーブルやアダプターの問題

充電ケーブルやアダプターの汚れ・故障または規格外の場合、充電が正常に出来なくなります。

外見上は問題なくてもケーブル内部で断線しているケースがあり、特にコネクターの付け根部分は劣化しやすい部分になります。こういった充電器は正しく通電しないため、途中で充電が途切れたり、充電速度が低下することがあります。

また新品の充電器だとしても、非純正である場合は規格外である可能性もあります。現在は安価で多種多様な充電器が販売されていますが、こういった製品の中にはコネクターの作りが甘く、最初から接触不良を起こすものもあるため注意が必要です。

バッテリーの劣化

スマホを長期間使用している場合、バッテリー劣化が充電不良の原因である可能性があります。

AQUOS内蔵のリチウムイオン電池は消耗品であり、充電を繰り返すうちに一度に蓄電できる容量が徐々に減少していきます。初期症状としては電池持ちの悪さを感じる程度ですが、そのまま劣化が進行すると電源が突然落ちたり、完全に充電できなくなります。

なお、AQUOSにはバッテリーの「健康度」を良好・標準・低下の3段階で表示する機能があります。「健康度」を調べる方法は次のとおりです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」をタップ
3. 「健康度（health level）」をタップ

※2020年より前に発売された機種には搭載されていない場合があります。

充電口の劣化

充電口（ドッグコネクター）の劣化や故障も充電不良の原因です。

ホコリの混入や充電口の変化による接触不良をはじめ、充電口のピンが折れたことによる故障など、その故障状態は様々です。

ホコリやゴミの混入であれば充電口内の清掃で済みますが、変形やピン折れが原因の場合は、充電口の交換修理が必要になります。

本体の温度上昇

本体が高温状態になると保護機能が働き、一時的に充電を停止することがあります。

本体内部にはICチップやバッテリーといった高熱に弱いパーツが多数用いられており、これらの故障リスクを回避するために、あえて急速充電を停止したり、充電自体を無効化することがあります。

特に夏場の熱い部屋で、ゲーム等の高負荷アプリをながら充電で使用していると、本体温度が急上昇しやすいので注意が必要です。なお、メーカー情報によると、周囲温度が5℃〜35℃の範囲で使用することが推奨されています。

インテリジェントチャージの影響

AQUOSのインテリジェントチャージ機能により、充電できないように錯覚している可能性もあります。

インテリジェントチャージは、バッテリー劣化を最小限に抑えるための機能であり、端末の使用状況や時間帯を学習し、不要な時は急速充電を制限したり、一時的に充電を休止したりします。しばらく充電しても90％付近で止まる場合は、この機能が働いている可能性が高いと言えます。

なお、この機能が煩わしく感じる方もいるかもしれませんが、不必要な長時間充電は「過充電」と呼ばれる状態となり、バッテリー劣化を加速させます。長期的にスマホを使うと言う意味ではオンにしておくことをおすすめします。

OSの不具合

稀なケースですが、OSの不具合が充電不良の原因になることもあります。

Android端末全般で稀に見られる事象として、OSのバグや一時的な不具合によって正しく充電制御が行われないことがあります。例えば、アップデート直後に充電残量が大幅にズレて表示され、実際には充電しているものの、表示的に充電されていないように見えてしまうといった例がありました。

こういったOSの不具合に関しては、一時的なものであれば再起動で症状が改善することがほとんどです。OSそのものにバグがある場合は、アップデートによる更新を待つ必要があります。

AQUOSが充電できない場合の対処法は？

AQUOSが充電できない場合の対処法は、次のとおりです。

• 充電器がしっかり接続されているか確認する
• 充電ケーブルやアダプターを交換する
• 充電口内を確認・掃除する
• 本体温度・室内温度を下げる
• 本体を再起動する
• OSをアップデートする
• スマホ修理店で点検してもらう

充電器がしっかり接続されているか確認する

まずは、充電ケーブルやアダプターが正しく接続できているか確認しましょう。

アダプターがコンセントに、正しく差し込まれているか
充電ケーブルが充電口に、ぐらつき等が無く正しく接続されているか
電源タップを使用している場合、急速充電に必要な電圧が確保できているか

このような点を一通り確認してみてください。問題なく充電できていると思っても、意外と見落としていることも多くあります。

電源タップを使用している場合は、直接コンセントにアダプターを接続してみてください。充電できる場合は電圧不足または電源タップの故障が疑われます。

充電ケーブルやアダプターを交換する

長期間使っている、または互換品を使っている場合は別の充電ケーブルやアダプターを試しましょう。

特に充電ケーブルは断線していることも多く、ケーブルを交換するだけですんなり充電できることも少なくありません。なお、確認には互換品のType-Cケーブルでも特に問題はありませんが、長期的に使うという点では純正の充電ケーブルやアダプターが理想的です。

充電口内を確認・掃除する

充電口内にホコリやゴミが詰まっていないか確認し、汚れがある場合は掃除も試しましょう。

周辺を綿棒で優しく拭き取り、充電口の奥はエアダスターや100均で販売されているスマホお掃除グッズなどで掃除ができます。先の細いもので掃除をすることもできますが、端子を傷つけてしまうと、完全に充電できなくなる恐れもあるので注意しましょう。

本体温度・室内温度を下げる

本体温度が上昇している場合は使用を控える、室内温度が35℃以上の場合は空調を入れる、といった温度管理を行いましょう。

前述のとおり、AQUOSを使用する際は周囲温度5℃〜35℃が推奨されています。本体が熱を帯びている場合は、スリープ状態にしてしばらく使用を控えましょう。

なお、冷却のために冷蔵庫に入れたり、エアコンの冷風に当てるのはNGです。急激な温度変化は内部に結露が発生する恐れがあり、最悪の場合は水没して電源が入らなくなります。

本体を再起動する

OSの一時的な不具合が原因である場合、再起動で症状が改善する可能性があります。

AQUOSを再起動させる手順は次のとおりです。

1. 「電源ボタン」または「電源ボタン＋音量UPボタン」を長押しする
2. メニューから「再起動」をタップ
3. スマホが再起動されるのを待つ

この方法で再起動できない場合は、画面上端から下に向かってスワイプして、通知パネルを表示させます。もう1回下にスワイプして、クイック設定パネルを表示させたら、右下の「電源アイコン」をタップすると、「再起動」を含むメニューが表示されます。

OSをアップデートする

充電残量に余裕がある場合は、OSのアップデートを試してみましょう。

OSをアップデートする手順は次のとおりです。（機種によって細かい手順は異なります）

1. 「設定」アプリを開く
2. 「システム」あるいは「端末情報」をタップ
3. 「システムアップデート」をタップ

「お使いのシステムは最新の状態です」などと表示されている場合はアップデートは不要。「新しいソフトウェアのダウンロードが可能です」なら画面の指示に従ってアップデートを行いましょう。

スマホ修理店で点検してもらう

バッテリー劣化や充電口の故障が疑われる場合は、スマホ修理店にて点検を依頼しましょう。

ハードウェアの故障を原因とする場合、基本的に故障部分のパーツ交換修理が必要になります。具体的な修理内容や金額は状態によりけりですが、提示される見積もり金額を参考に、そのまま修理を依頼するのか、新しい端末に交換するのかの判断材料にもなります。

AQUOSが充電できない場合の修理依頼先

AQUOSが充電できない原因が分からない場合は、プロに見てもらうことをおすすめします。AQUOSの修理依頼先は大きく分けて次の3つです。

• SHARP公式
• 携帯ショップ
• 非正規の修理業者

ただし、SHARP公式はSIMフリーのスマホのみ修理を受け付けています。

ひとつひとつのAQUOSの修理依頼先について詳しく解説します。

SHARP公式

SIMフリーの場合はSHARP公式に修理を依頼できます。修理の申し込みはSHARPの公式サイトの申し込みフォーム、あるいは電話から行うことが可能です。不具合内容を伝えたら、修理が必要と判断された場合のみ、宅配業者がスマホを引き取りに来てくれます。

宅配修理になるため、スマホが戻ってくるまで時間がかかるのがデメリットです。どの程度かかるかは明記されていませんが、1〜2週間程度かかると予想されます。

メリットはSHARP製品には1年の保証が付けられており、自然故障に関しては購入して1年未満なら無料で修理してもらえる点です。ただし、購入時の保証書が必要なのと、自然故障ではなく、自己責任での故障の場合は対象外になる点には注意しましょう。

また、バックアップは修理前に必ず取る必要があります。『データの消失や付属品の紛失に関し、当社では一切の責任を負いかねます』と公式サイトに明記されているためです。

携帯ショップ

SIMフリーではなく携帯キャリアで購入したAQUOSに関しては、SHARP公式では修理してもらえませんが、契約したキャリアの携帯ショップでは修理してもらえます。

ただし、携帯ショップはあくまで窓口であり実際に修理を行うわけではありません。修理依頼があったスマホは一旦預かり、メーカーに修理を依頼します。

その場で修理されるわけではないため、修理スピードが遅いのがデメリットです。修理内容にもよりますが、1〜2週間程度かかってしまうこともあります。また、データが残ることは保証していないので、依頼前にバックアップを必ず取りましょう。

メリットは携帯キャリアの補償サービスに加入している場合、安く修理してもらえる場合がある点です。

スマホスピタル

SHARPとは関わりのない非正規の修理業者に修理を依頼するのもおすすめです。修理業者の場合、宅配修理だけでなく持込修理にも対応しており、店舗に持ち込むことでその場でスマホを修理してもらえます。

修理業者のメリットは修理スピードが早い点です。持込修理の場合、その日のうちに修理してもらえることが多いです。

また、修理料金も安い場合が多いです。自然故障ではなくてSHARPの保証が効かない、携帯ショップの補償サービスが使えないという場合は、修理業者がおすすめできます。

スマホスピタルは修理業者の中でも修理実績が豊富なのが特徴であり、AQUOSを修理した実績も多数あるのが強みです。修理後は、最大6ヶ月の保証がつきます。また、全国に店舗があるので、手軽に利用できます。

更に、スマホスピタルに依頼する場合は、バックアップを取る必要がありません。スマホスピタルではデータを保護したうえでスマホ修理を行うためです。
Androidの充電口修理費用などの詳細はこちら>>

まとめ

本記事ではAQUOSが充電できない原因と対処法について解説しました。

AQUOSが充電できない場合は、まずコンセントにしっかり差し込まれているかなど充電状況を確認しましょう。また、指定品の充電器で一度試してみるのもおすすめです。

加えて、本体の再起動やOSのアップデートも試してみましょう。一時的な不具合で充電できなくなっているなら、それらで解決できる可能性があります。

充電できない原因が分からない場合は、プロに相談しましょう。スマホ本体が故障していたり、バッテリーが劣化していたりする可能性もあります。

AQUOSの診断・修理はSHARP公式や携帯ショップに依頼する手もありますが、修理スピードや費用を考えるとスマホスピタルがおすすめです。スマホスピタルはAQUOSの修理にも対応していますし、依頼する前にバックアップを取らなくて良いのもメリットです。
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