【iPad7】異物混入で反応しなくなった充電口の修理対応

今回お預かりした端末「iPad（第7世代）」です！

症状としては、充電器のパーツが折れてしまい充電ができないとのことでした。

同様の症状でご相談いただく機会が増えております。

純正のケーブル以外を使用するとこのようになる可能性が高くなります！

今、お使いのケーブルが純正のケーブルでない場合はお気を付けてご使用下さい。

それでは早速修理過程のご紹介です！

☆修理過程☆

①ガラス取り外し

さて、今回修理するiPad7はガラスと液晶が分かれている端末です。

まずは、本体を温めフレームとガラスを固定している粘着を弱め開けていきます！

次にパネルを外します。

ここで無理やりに開けてしまうとガラスが割れてしまう可能性があるため慎重に開けていきます。

ガラスを開けることができたら次に液晶を持ち上げてきます！

②液晶取り外し

さて、液晶を持ち上げると、ガラスや液晶のケーブルやバッテリーが見えてきます。

そして、バッテリーを絶縁してからガラスと液晶を取り外します！

次にガラス、液晶の取り外し、充電口の交換をするために基板の取り外しを行います！

また、充電口のパーツは基板に直接ハンダで付いているためハンダの技術も必要になります。

③基板の取り外し

基板の下にも粘着が付いている為、無理やり剥がすことが出来ないので下の粘着を切り取り外します！

充電口（ドックコネクター）の交換はiPadの修理の中でも時間の掛かる作業となります。

取り外しが完了したら、充電口の交換をしていきます！

☆修理後☆

壊れてしまった、充電口を取り外して新しいパーツの取り付けを行います。

その際ハンダを用いて新しいパーツへの交換を行います！

そして、新しいパーツの取り付けが終わったら逆の手順で端末を組み上げていきます！

組み上げが終わり、無事に交換後は問題なく充電もできるようになりました！

☆まとめ☆

今回は充電口に折れた充電器のパーツが詰まってしまったとのご相談を頂き、まずはメンテナンスで対応しました。

ですが、お客様ご自身でもパーツを取り除こうチャレンジをしましたが取れずにお持ちいただいた流れになります。

もし、同じ症状になってしまった場合は無理に取り除こうとせずにまずはご相談下さい！

iPadの修理価格表はこちら！