【iPhone11Pro】 割れたバックパネル(背面)も綺麗に交換修理可能です!!

スマホスピタル関内店では主にiPhoneシリーズの修理を承っております！

今回は珍しい修理依頼を頂きました！

それは「iPhone11Proのバックパネル交換修理」です。

皆様ご存じの通り、iPhone８/X以降の機種は背面がガラスに変わりました。

ワイヤレス充電の為ですが、同時に割れのリスクも生まれてしまいました・・・。

Appleさんの背面交換修理は基本的に「本体交換」となります。

機種によっては高額になる可能性も・・・。

背面のパネル交換は画面やバッテリーのように取ってつけてとはいきません。

パネルに付いているパーツを全て移植しての修理となります。

さっそく取り掛かりましょう。

☆修理過程☆

①開口

さて、まずはいつも通り画面を開いていきます。

画面に少しヒビが入っている状態なので、ヒビが広がらないよう慎重に開口していきます。

割れが気になる方は同時に画面の交換をオススメしております。

割引対象となりますのでお得ですよ！

画面を開くと内部が露わに。

コネクタカバーを外して画面と本体を分けていきましょう！

ここまではいつもの画面交換修理と同じですね。

今回はここから更にパーツを外していきます！

ただ、細かい&複雑なので、あくまで解説ではなく事例としてご覧いただければ・・・。

かなり難易度が高いので個人修理はあまりお勧めしておりません。

➁充電口取り外し

まずは本体下部の充電口を外していきましょう。

多々あるパーツの中でダントツNo.1のネジ量です。

作業としてはネジを外すだけなので特殊な工程はございません。

しかし、パーツの下にネジがあったりするので戻すときに大変です。

また、二層構造の部分もあるので、余計ややこしくなってます。

元に戻す参考として写真や動画などを撮っておく事をおすすめ致します。

③バッテリー取り外し

次にバッテリーを外していきます。

ここはいつもの工程なので簡単・・・ではありません。

バッテリーと本体フレームを固定しているのはご存じ粘着テープです。

この粘着テープが横に付いているのですが、高確率で切れます。

横にフレームがあるのでそこに引っかかって簡単に剥がれないのです。

結果パワープレイで外すしかないのですが、移植するので慎重に進めていきます。

④カメラパーツ取り外し

次はカメラパーツ類(フロント・バック)を外します。

基板から外すコネクタ類が多いのですが、ネジ止めも複雑では無いので容易です。

今回の休憩ポイントです・・・。

ただ、コネクタの下にコネクタが隠れていたりするので注意が必要です。

⑤本体基盤取り外し

主要パーツとしてはラストになる「本体基盤」です。

一番重要なパーツですが、一番簡単です！

止まっているネジは3本。

外せば取れ・・・ないです。

SIMカードが入っていると外れないので、予め外しておきましょう。

SIM取り出しピンが引っかかって取れない場合もございます。

確認しながら、必ず無理やりやらないよう注意です。

⑥背面フレームに付いているパーツを分解

ここからが重要です！

急に難易度が上がります。

取り外すパーツは2種類。

「ワイヤレス充電・音量・マナーボタンケーブル」

「フラッシュ・マイク・電源ボタンケーブル」

いくつもの機能が一つのパーツに集約されています。

それぞれの機能を持つパーツ同士が細いケーブルで繋がっています。

このケーブルが切れてしまうと当たり前ですが使えなくなります。

しかもケーブルがフレームに接着されているのです。

気を引き締めて対応していきます。

⑦フラッシュ・マイク・電源ボタンケーブル取り外し

まずは「フラッシュ・マイク・電源ボタンケーブル」からです。

電源ボタン本体も移植していくので、非常に複雑で時間が掛かりました。

この部分だけで15分程です。

写真は移植した後です。

（気を張りすぎてて取り外し写真を失念してしまいました。）

⑧ワイヤレス充電・音量・マナーボタンケーブル取り外し

次は「ワイヤレス充電・音量・マナーボタンケーブル」の取り外しです。

音量・マナーボタン部分の取り外しはケーブルに気を付ければ特に問題ありません。

しかし、ワイヤレス充電部はそうはいきません。

粘着テープで固定されている&破けやすいので、一番繊細な部分です。

シール剥がし液の「ソルベント」を染みこませながら剥離していきます。

⑨元に戻して修理完了

いきなり飛ばしますが、あとはパーツを戻すだけなので・・・。

前述したように膨大なネジの数です。

間違えてネジ止めすると接点の関係で不具合の元となります。

焦らず確認しながら戻していきましょう。

最後に動作の確認をして修理完了となります。

今回のトータル修理時間は約2時間程でした。

空いていたこともあってスムーズに修理は進みました。

☆バックパネル交換修理に関して☆

iPhone8以降のバックパネル交換修理は非常に稀です。

その為、パーツ取り寄せが必要となる場合がございます。

また、パーツを全移植する修理の為、リスクも伴います。

ご検討されている方は是非一度ご相談頂ければ幸いです。

2020年12月25日時点

バックパネルのみの交換対応が可能となりました！

iPhone14ProMaxまでのバックパネル交換が対象となっております！

最短で即日のお返しも可能となっております！

割れの再発を防ぐための「ガラスコーティング」もオススメしております。

今回も対応させて頂きました！

お困りの際はスマホスピタル関内店へご来店下さいませ。

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