【即日対応】XperiaXZPremiumの充電口修理

スマホスピタル関内店では日々様々な機種の修理を承っております。

今回お預かりした端末は「XperiaXZPremium」となります！

不具合の症状としては「充電が出来ない」との事です・・・。

実は、XZPremiumの充電口不良は「持病」と呼ばれております。

それほどまでに数年前まで非常にご依頼件数が多かったものになり、

昨今になってようやく落ち着いてきました。

充電口が不良であれば交換修理で改善できることが殆どです。

しかし、XZPremiumの持病は交換で改善される可能性が低いのです。

その原因は、充電口と本体基盤をつなぐコネクタにございます。

なんと経年劣化によってコネクタの接点不良が起こるのです・・・。

その為、この場合は交換修理ではなくコネクタを押さえつける為の「メンテナンス修理」で対応致します。

☆修理過程☆

さて、まずは分解していきます。

この機種は背面から開けていきますが、例によって「粘着テープ」で固定されています。

背面はガラスなので無理やり外そうとすると確実に割れます。

その為、粘着テープを一度温めて粘着力を弱めて外していきます。

次に基板右下のカバーを取り外します。

基本はネジ止めですが、カバー左部分がヒンジ止めとなっております。

ヒンジを折らないように注意して外していきます。

カバーが外れたら原因の充電口コネクタ部が見えました。

念の為コネクタの洗浄や動作の確認を行います。

やはり改善されない為、押さえつけの加工を施します。

加工と言ってもシンプルで、コネクタ上に粘着テープを貼っていきます。

コネクタ上に貼ったら、さらにカバーを付けてその上からもう一枚貼ります。

あとは背面ガラスを粘着テープで固定し元に戻すだけです。

上記の処理をすることで、基板のカバー、背面ガラスの二重でコネクタを押さえつけられます。

ここで動作確認です。

充電ケーブルをつないだら問題なく反応がございました。

お返しまでの間は圧着機で粘着テープを固定します。

バッテリーが溜まり、起動を確認出来たところでお返しとなりました。

この圧着による方法の他、

はんだ割れ接点部分をメンテナンスで直す特殊方法も修理の際ご案内が可能です。

☆Xperia修理に関して☆

今回対応させていただいたのはXperiaXZPremiumでしたが、他のXperiaも対応可能です！

基本的には在庫を確保しておりますが、修理箇所や機種によっては取り寄せが必要な場合もございます。

一度ご来店頂ければ在庫の有無や修理料金、お時間などもお伝え可能です。

iPhoneに次いで使用されている方が多いと思われますので、お気軽にご相談下さいませ。

また、今回の修理に関しては過程をInstagramに投稿しております。

ご興味があればご覧いただければ幸いです。