【初代3DS】上下真っ二つに分かれてしまった3DSも基板移植で生き返ります！

本日はどうしても中のデータを取り出したいという初代3DSの修理依頼がありました。
どんな状態だったかというと、なんと上下が真っ二つに割れてしまっていました。

修理前

3DSシリーズは、上下の画面が映る仕組みですが、
本来繋がっている部分にたくさんのケーブルが通っていますので、
真っ二つになってしまっている段階で、ほぼすべてのパーツが死んでしまっているということになります。

パーツの交換でももちろん修理は出来ますが、修理料金を考えるとかなりの高額になるので
今回は基板移植という対応をさせていただくことになりました。

基板移植とは、簡単に言うと生きている本体に基板を移すということ。
今回の場合だとお客様に生きてる初代3DSの本体をお持ち込みいただき、
そのお持ち込みいただいた本体にデータを取り出したい基板を入れてあげることで
使える様にするというものです。

パーツをたくさん修理するよりも、
要はこちらの方が手っ取り早く、修理費も抑えられるというわけなんですね。

しかも、3DSは最近パーツがかなり高騰してきているため
もし修理をしようと思えば、概算ですが3万円は超えてくるところになります。

ですので、状態によっては今回のような基板移植をお勧めする場合もあるわけなんですね。

分解中

分解中はこんな感じ。
基板移植自体はそこまで難易度の高い作業ではないのでおよそ1時間ほどあれば修理可能です。

修理後

本体の色などは変わりましたが、しっかり起動する様になりました！
もちろん、内部のデータもそのまましっかり残っていますのでご安心ください。

今回のような基板移植の場合、基本的に本体はお客様にご用意いただく形となりますのでご了承ください。
もちろん、修理料金の金額もご提示したうえで、どちらをお選びいただくかのヒアリングをさせていただきますので
まずは一度ご相談いただければと思います。
診断自体は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。