【Pixel6】バッテリーが膨れ上がって画面と本体の間に隙間が…⁉非常に危険です！

本日はPixel6のバッテリーが膨張してしまったと修理依頼がございました。
まずハッジ債の状態から見ていきましょう。

修理前

修理前の様子です。
本体と画面の間に不自然な隙間が出ていますね。
これ、バッテリーが膨張してしまったことで下画面を押し上げている状態なんです。

そもそもバッテリー膨張ってなぜ起きるのでしょうか。
まずはそこから解説していきます。

バッテリー膨張が起こる仕組み

そもそも、スマホのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーなるものが採用されているのですが、
バッテリーが膨張してしまうのは実はバッテリー内部でガスが発生しているからなんです。

リチウムイオンバッテリーの経年劣化、または過充電や過放電、
あとは高温環境での使用（例えば真夏の車の中に置きっぱなし）などが原因でガスが発生します。

ただ膨張するだけではなく、最悪の場合発火する危険性もあるので、
本来であればバッテリーの減りが早いなと感じたタイミングでバッテリーを交換するのがいいのですが、
今回のように気が付けば膨張していた…なんてこともあります。

非常に危険な状態ですので、バッテリー膨張してしまった場合には
速やかにスマホスピタル大阪梅田店にお持ち込みください。

修理中

分かりますでしょうか？
バッテリーが膨らんで本来平らであるべき部分が盛り上がってきてしまっています。
バッテリーに衝撃が加わることで発火につながる場合もあるので
慎重にバッテリーを取り外し、新しい物へと交換します。

修理後

修理後は、無事問題なくスマホが起動してくれました。
もちろん、捜査上にも問題は見られませんでした。

スマホのバッテリー膨張は、特に気温が高くなってくる今時期によくおこります。
特に車中で使っている音楽を聴く用の端末なんかが、
バッテリー膨張してしまうケースが非常に高いです。
あとは、充電ケーブルに挿しっぱなしの端末も非常に危険です。

ですので、できれば涼しい室内での保管をするようにしてあげてください。