バッテリー膨張したiPhone8のバッテリー交換

今回はバッテリーが膨張したiPhone8をご紹介

「バッテリーが膨張してしまって、怖いから交換して欲しい」
今回持ち込み頂きましたiPhone8、気が付いたら膨張していたということで、
お持ち込み頂きました。

早速、状態を見てみましょう。

膨張の影響で開いています

一見大丈夫そうに見えますが、横から見ると開いています。

通常、ビスを外しても画面は本体の粘着でくっついているのですが、
膨張した状態だと、ビスを外した状態でもこのように開いてしまいます。

バッテリーの膨張具合によっては、画面を内側から破損させてしまったり、
フレームを歪ませてしまって、基板など他のパーツを破損させてしまいます。

幸い、お持ち込み頂いた端末は画面・本体フレームともに状態は良好でした。
それでは交換していきます。

内部はバッテリーが膨張しているだけでした

内部を確認したら、バッテリーが膨張しているだけで他の部品は特に問題ありませんでした。

上の写真は取り外したバッテリーと新しく取り付けるバッテリーです。
左のバッテリーが膨張していますね。
一見少し膨張しているように見えますが、これだけの膨張で簡単に画面が浮いてしまいます。

劣化が進むと膨張します

さて、バッテリーがなぜ膨張するのか、主な原因として挙げられるのは経年劣化です。

このバッテリーはリチウムイオン電池というものです。
劣化が進むと内部での酸化と化学反応でガスが発生してしまい、そのガスが逃げることが
出来ないので膨張してしまいます。

iPhone8は2017年に発売されている端末ですので、バッテリー交換をした事がないものについては、
バッテリー膨張のリスクが高くなっていると思っても過言ではありません。

綺麗に直りました

交換してパネルも問題なく綺麗に映りました！
その他基本的な動作も確認して、指紋認証もカメラも問題なく動作しています。

さて、皆様はもし画面と本体の間に隙間が空いてしまっていると、
このまま使っても大丈夫なのか？発火してしまわないか？
と使用するのにためらってしまいますよね。

その時は、ぜひ当店にご相談ください！