洗濯機で回して起動不可になったiPhoneSE3…、水没復旧をデータ救出を！！

iPhoneSE3 水没復旧修理

本日はアイフォンの水没修理事例をご紹介いたします。

今回の端末は誤って洗濯機入れてしまい、起動不可になったiPhoneSE3です。

分解してみると全体的に浸水が見られます。

内部に水分が残った状態で通電確認を行ってしまうと最悪の場合基板が故障し

基板修理が必要になる場合がございます。

このため水没後、電源を落とすことができるのであれば速やかに電源を落とし、

内部を十分に乾燥させてから通電確認を行うことが望ましいです。

作業内容

黒い保護シートを剥がした下にも浸水していため、

これらを剥がして洗浄・乾燥を行います。

チップの一部に焦げ付きが見られます。

細かい腐食やサビ、焦げ付きはブラシを使って磨いていきます。

基板の洗浄後、筐体全体をしっかりと乾燥させてから分解した小パーツを組み上げていきます。

復旧作業によって体感として6割は起動確認ができているのですが、

端末の復旧率は水没状況や日数経過によって大きく異なります。

今回の端末に関しては元の画面が映らない状態だったため、

画面交換作業も同時に行なっております。

また、バッテリーに関しても水没の影響を受けており、

測定器を通した数値が0.68Aと低く、電池の貯まりづらい状態にありました。

復旧次第機種変更を検討されているとのことでしたので

今回は水没復旧＋画面交換で端末をお返しいたしました。