水没したiPadPro11 第2世代。自然乾燥したが画面が映らなくなり腐食跡が発生！　水没したら早めに修理へ！

iPad Pro11 第2世代の水没の影響で画面が映らない！外部ディスプレイだと問題なく映る状態！

iPad Pro11 第2世代を水没させてしまい、自然乾燥させたのち、外部ディスプレイに接続し使っていたそうです。

水没から1ヶ月が経過した状態でお持ち込みでの修理依頼を頂きました。

水没した端末を自然乾燥させてしまうと腐食跡ができてしまい、基板修理が必要になるリスクがございます。

またパーツや基板も劣化するリスクがあり、修理しても長期間使えるというわけではございません。

いつ、また使えなくなるかわかりませんので復旧後はバックアップを取りつつご使用を推奨します。

画面全体を温めアルコールやクラフトナイフ等を使い画面を外していきます。

画面は強力な両面テープで固定されており、温めたりアルコールを使う事で粘着が弱まります。

画面を開いたら、フロントセンサーケーブルを外してから画面を立てます。

画面ケーブルを固定しているプレートを外し、バッテリーと基板を絶縁します。

画面を取り外し、新しい画面を取り付け映るか動作するかチェックを行います。

水没により画面側のチップ付近がショートし腐食している状態でした。

ラッチパーツも腐食により割れている状態でした。

水没した場合には早めに修理依頼に出しましょう！

フロントセンサーを新しいパネルに移植し画面を圧着します。

水没の影響でフロントセンサーの一部が故障しFaceIDが機能しない状態でした。

水没によりパーツ故障のリスクもあれば基板故障のリスクもございます。

基板修理にもご対応しておりますのでデータ救出がしたいなどございましたらお気軽にご相談くださいませ。