本日折りたたみスマホ Libero Flip A304ZTの分解！ディスプレイ故障でも基板移植で修理対応可能です！

折りたたみスマホ Libero Flip A304ZTの画面が故障！映らなくなったためデータ移行ができない！

本日折りたたみスマホ Libero Flip A304ZTの修理依頼を頂きましたのでご紹介！

折りたたみスマホは名前の通り折り曲げられるスマホになります。

折りたたみすることでコンパクトになったり、機種によっては画面サイズが大きくなるメリットがございます。

メリットの反面デメリットもあり、壊れやすいというデメリットがございます。

今回ご依頼頂いたLibero Flipの端末は、購入から2,3ヶ月しか経過しておらず、すぐに壊れてしまった様です。

バックアップを一部取ってはいましたが、Lineや一部データのバックアップを取っていなかったため修理のご相談を頂きました。

折りたたみスマホは修理可能？

折りたたみスマホにはおおまかに2種類ございます。

縦折りのフリップ型と横折りのフォールド型がございます。

どちらも有機EL＋特殊なガラスを使用されており、画面単体では交換できない場合がございます。

画面周りを覆っているパッキンや新しいパネルがあっても固定ができない場合がほとんどで、フレーム付きのパネルに交換といった方法になります。

画面付きフレームの販売も機種によってあったりなかったりします。

ですが、修理パーツが手に入らない場合でも修理する事が可能です！

それは…

同端末の中古端末を購入し内部にある基板を移植する方法となります。

今回は、Libero Flip A304ZTと同じA304ZTの中古品端末をご用意した上で修理を行いました！

修理費用や修理時間はどのくらい？

基板移植で故障しても修理対応ができる。という事が分かりました！

では、修理費用がどの位かかるのかですが、

機種によって目安の料金は異なる。

中古端末の用意が必要ですが、機種によっては1万前後で入手できますが、

修理する機種のスペックや世代などによっては5,6万以上の場合もございます。

後は中古品の状態によって金額に変動がございます。

傷アリ品や使用感がある品、美品や新古品など。

端末代金に加え、作業費用も発生致します。

作業費用は端末により変動しますが、12800円～20800円前後発生致します。

今回ご依頼頂いたLibero Flip A304ZTは2024年11月現在価格で17800円～24000円前後となります。

機種名＋中古で検索頂けると相場が分かります。

Libero Flipの分解へ！

落としたりぶつけたりなどは無く、折りたたみの開閉時に突っかかりがあった。との事でした。

現状では、画面がほとんどつかない状態で画面の下側が少しだけ映る状態でした。

有機ELパネル自体が壊れている状態で操作はできる状態でした。

Libero Flipは折りたたみしたときにディスプレイがあり、こちらは正常に映る状態でした。

Libero Flipは円形ディスプレイの下に基板が搭載されており、逆側は充電パーツなどが搭載されています。

防水・防塵のため、特殊なテープで固定されており、温めたりIPAを使い剥がしていきます。

ディスプレイは1本のケーブルで接続されています。

ネジと固定金具を外し、基板から背面ディスプレイを取り外します。

アンテナカバーを固定しているネジ9本を外します。

ブラケットを外すと基板が出てきます。

ケーブルやバッテリーコネクタを外します。

基板を本体から取り外します。

用意した移植側の端末も分解していき、基板パーツを取り外します。

基板を入れ替えたら、背面ディスプレイを取り付け、スマホ用接着剤で圧着を行います。

一度剥がすと粘着が弱まり、そのまま流用すると剥がれ落ちる事がございます。

作業時間＋圧着時間を頂いており、機種によっては2時間～3時間程頂いております。

動作チェックを行います。

背面ディスプレイも問題なく動作し修理完了となります。

Liberoシリーズのスマホは修理パーツが手に入らなかったり、折りたたみスマホでも修理パーツが手に入らない場合がございます。

上記の基板移植を行えば修理可能です！

ご郵送の修理にもご対応していますのでお気軽にご相談下さいませ。

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