水没させてしまった有機EL Switchの内部調査を行いました！

こんにちは！スマホスピタル立川店です。

本日は有機EL Switchの水没復旧修理をご紹介いたします。

水没復旧と言ってもお持ち込みいただいた段階で、

本体は問題なく起動しておりました。

ただ、ボリュームボタンの挙動がおかしく

一度分解して内部に浸水が見られないか確認・乾燥等行うためにお預かりいたしました。

作業過程

こちらは有機EL Switchのスタンド部分ですが、すでに水滴が確認できます。

銀パネルを取り外した状態です。

パッと見た感じでは大きな水没・腐食等は見られません。

続いて排気口とヒートシンクを外して見ると、

やや分かりづらいですが白いサビのような水没跡が見られます。

排気口の裏側、スリープ・ボリュームボタンケーブルにも

同様の白サビが見受けられます。

ボリュームボタンの挙動不良はケーブルの腐食が原因のようです。

接点を磨いて改善が見られるか確認しましたが改善せず、

こちらに関してはパーツ自体の交換が必要です。

錆びた箇所を掃除し、乾燥時間を多めに取ってから組み上げました。

まとめ

今回の水没は、そもそも多量の水分に浸ったわけではなかったようで

メイン基板への水没跡がほとんどない状態でした。

また、浸水直後に電源をつけることなくしばらく放置して

乾燥させてから起動確認をしたとお伺いしましたので、

初期対応の早さも被害の最小化に繋がったのではないかと思われます。

ただ、水没端末に関してはその後の絶対に再発しないとは言い切れないので、

バックアップが取れるソフトに関しては早めにバックアップを取り、

可能であれば新しい端末にデータ移行してしまうのが良いのかもしれません。

当店ではiPhone,iPad,Android,Switch,3DS等の修理を承っております。

立川エリアで修理店をお探しの方はぜひ当店にご相談ください！！