バッテリーが膨張してしまったWALKMANのバッテリー交換修理をしました！

 Walkman(NW-S774) バッテリー膨張・電池交換

今回の端末はバッテリーが膨張してしまったWalkman(NW-S774)です。

写真から一目瞭然ですが、バッテリーが膨張したことで画面がかなり浮き上がっています。

とはいえ電源は問題なく入っており、画面も映っていました。

こういった場合、新しいバッテリーに変えることである程度収まりが良くなるのですが、

フレームや側面にある固定用のツメが一部欠損している場合は完全には戻らない可能性がございます。

作業過程

まずは背面のネジを外していきます。

ネジによって膨張バッテリーが抑え付けられている状態のため、

下方2箇所のネジを外したところ背面が一気に開きました。

この端末は上部に2箇所隠しネジがあります。

全体的にプラスチックの外装が用いられているので、

分解する際は極力破損に気をつけて外していきます。

ネジを隠しているパーツもツメが割れやすいのでゆっくり外しました。

背面が空きました。

真上から見て分かる程にバッテリーが膨張していますね。

上部のパーツ類を外した先にバッテリーのケーブルがあるため、

細かいパーツを外していきます。

バッテリーそのものは強めの粘着テープで固定されています。

赤と黒のケーブルが半田付けされているため、ハンダゴテを使って

取り外していきます。

バッテリーが取り外せました。

あとは全く逆の手順でバッテリーを半田付けし、

分解したパーツを元に戻していきます。

スッキリしました。

ツメの破損している箇所とフレームが歪んでいる箇所に浮きが見られます。

ボリュームボタンは反応していますが、ホールドスイッチは浮きによって噛み合わせが悪いため、

今回の端末に関しては使用を控えていただくようご案内しました。

※スイッチの噛み合わせが食い違った際に、ホールド解除できなくなる恐れがあるため

充電も問題なくできています！

まとめ

今回はWalkman NW-S774のバッテリー交換修理をご紹介いたしました！

WalkmanのSシリーズはバッテリー持続時間の長さが特徴としてありますので、

日常使いの範囲内であればさほどバッテリーの持ちを意識することが少ないのではと思われます。

このため数年単位で同じバッテリーを入れていたところ、

ある日気がついたらバッテリー膨張していたなんてことが・・・。

膨張バッテリーの放置は発火や爆発の恐れがあるため、

気づいた際は早めに交換もしくはバッテリーの適切な破棄を推奨いたします。

バッテリー膨張でお困りの方はぜひ当店にご相談ください！！

また、当店ではiPhone,iPad,Android,Switch,3DSなどの修理も受け付けております。

立川エリアで修理店をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

なお、機種によってはバッテリー自体の販売がない、または受注発注する必要がございます。