【iPad Pro9.7 バッテリー膨張！】

【iPadPro9.7　バッテリー膨張！】

【iPad Pro9.7 バッテリー膨張！】

さて、今回2件目の修理案件のご紹介は

大東市谷川　よりバッテリー膨張にてお越しのお客様になります。

まずは、修理興交換前の状態をご覧ください

分かりますでしょうか⁈

本体フレームと画面（フロントパネル）に隙間が出来ています。

これは、内部のバッテリーパックが

経年劣化により膨張してしまい

画面が浮いてきたことにより生じている状態です。

なぜバッテリーパックは膨張するのか⁈

リチウムイオンバッテリーが膨張する主な原因は

内部でガスが発生するためです。

これは、バッテリーの劣化や不適切な使用によって引き起こされる化学反応の結果です。

具体的には

経年劣化

・リチウムイオンバッテリーは消耗品であり

充放電を繰り返すことで徐々に劣化します。

・劣化が進むと、電解液などの内部材料が化学変化を起こし

水素や二酸化炭素などのガスが発生しやすくなるためです。

・過充電、過放電

・過充電：バッテリーが満充電になっても充電を続けると

過剰な電力が供給され、内部の温度や圧力が上昇します。

これにより、電解液の分解が促進され、ガスが発生しやすくなります。

・過放電：電池残量がゼロになった状態でさらに使用し続けたり

長期間放置したりするとバッテリーが過放電状態になり

内部の化学反応を不安定にし、有機電解液が分解されて炭化水素

（メタン・エタン・プロパンなど）が発生し

膨張を引き起こすことがあります。

バッテリーが膨張している場合は

すぐに使用を中止し、充電も絶対に行わないでください。

また、自己判断で穴を開けたり分解したりすることは非常に危険なので

避けましょう！

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