画面が割れてから画面操作が出来なくなってしまったiPhone 6。飛び込みで修理の相談だがすぐに直るのか？

画面が割れてしまったという話はよく耳にするが、同じ画面割れでもその症状は様々。

純粋にガラスが割れているだけで気を付けて使えば普通に使えるという場合や、画面表示が壊れてしまっていて画面に線が映る・画面に触っても操作が効かない・画面に触っていないのに勝手に動く、はたまた画面が真っ暗で何も表示されないなど。

上記に挙げたように同じ画面の故障でも症状は様々あります。

症状は様々あるが、修理内容としては基本的に画面を丸ごと交換して修理していくことになります。

それでも症状が改善しない場合は、画面破損の他にもメイン基板のコントロールチップなどが壊れてしまっていて基板自体を修理していかないといけません。

ただ、画面割れの大半は画面破損のみなので、通常の画面交換修理によって修理が可能です。

今回は画面操作が効かなくなっていたiPhone 6の修理事例をご紹介します。

事前予約は特になく、壊れて使えなくなって困っているとの事で飛び込みで当店までお越しくださいました。

症状としては、画面が割れてしまってからというもの画面の操作が出来なくなってしまって全く使用できない状態でした。

使用出来なくなってしまっては予約も何も出来ない状態ですね。

そういった方も多くいらっしゃるので、当店では予約のない方でも修理の受付をさせていただきます。

持ち込み時の写真をご覧ください。

修理前写真①

修理前写真②

割れている部分としては画面の上方だけなんですが、画面操作しようとしても反応がありません。

ここで考えられるのが、破損個所が画面部品なのかそれとも、画面部品とメイン基板のコントロールチップ両方なのかという事です。

メイン基板が壊れてしまっているケースはそこまで多くありませんが、その可能性がある症状になります。

ここからは画面を新しいものに交換して症状が改善するのか確かめる必要があります。

部品を分解していき、動作に問題のない新品画面と交換しています。

交換を行った結果、問題なく操作が出来ました。

修理前までは、パスコードロック画面から先に進めない状態でしたが、画面交換後は通常通りロック解除して操作ができる状態に戻っています。

メイン基板には手を加えていないので故障前のデータもしっかりと残っています。

時間にして30分～50分程度でこのような交換修理が完了しました。

今回の修理はメイン基板の故障がない状態だったので画面交換による修理が可能でした。

もしメイン基板にも損傷がある場合も、基板修理という修理が可能です。

その場合作業期間が2週間程掛かってしまう様な修理内容であり、修理費用も高額な為、データの復旧を望まれるお客様を対象とした修理になります。

といううのも修理費用が本体端末価格を超えてしまう可能性があるからです。

データバックアップを取れている方や、データを戻すことが出来なくても大丈夫という方には機種変更をお勧めしております。

データ復旧が目的の方はスマホスピタル大丸札幌店までご相談くださいませ。