水没後起動しなくなったiPhoneの修理事例

つい先日、水没して起動しなくなってしまったというiPhoneの修理希望のお客様より端末をお預かりさせて頂きました！

キッチンでiPhoneを使っていた時に間違って流しの中に落としてしまったようで、その時にiPhoneが水浸しになり壊れてしまったみたいでした。

慌てて取り出したようですが、すぐにiPhoneの調子が悪くなり動かなくなってしまったということでiPhone修理のスマホスピタルまでお越しくださいました。

水没したiPhoneの修理は今までもたくさんお預かりさせて頂いたのですが、iPhoneの中にある重要な基板までショートしてしまっていたりすると復旧がなかなか困難だったりします。

水によってショートした内部の破損の度合いにも左右されてしまうのですが、水没時の復旧確率はおよそ６０～７０％となっています。

修理としては内部のクリーニングと点検を重点的に行っていき、起動可能な状態か修理困難な状態か判断していきます。

その上で各パーツの故障が無いかどうか診断していき、その結果によってはさらに部品交換修理が必要になる場合があります。

部品の破損が無い場合や起動に支障のない部品に関しては修理せずにそのままという事も可能です。

作業時間は３時間前後かかる見込みですのでお時間に余裕をもってお越しいただければと思います！

今回お持ちいただいたiPhoneはお預かり時にうんともすんとも言わなかったのですが、水没復旧修理の結果無事に起動するように直すことが出来ました。

復旧後の状態としては、部品交換を必要とせずに正常動作しているのを確認出来ていました！

液晶画面には水による影響は残っているのですが、これは部品交換を行わなければ消えないものだったことと見え方に影響が出ているのみで普通に使う事が出来ていたのでお客さんとのご相談の上交換はせずにそのまま組み上げさせて頂きました！

今回修理を行ったのはiPhone6Sという機種になります。

修理費用は水没復旧作業（内部のクリーニング・点検）のみの料金で７０００円+税となりました。

もし画面の交換などが必要な状態だった場合には画面の修理費用がかかりますので、復旧するための修理費用はもっとかかってしまいます。

ご予算などもあると思いますので修理が必要かどうか診断した上で、修理途中にお客様とご相談の上最終的な修理の内容は確定します。

万が一復旧困難と診断された場合にも、当店ではデータ復旧目的の基板修理ということもお承りしています。

修理期間が数週間かかってしまう可能性が高いことや費用もそれなりに高額な内容になってしまうのですが、データがどうしても必要という場合にはご相談下さいませ。