【iPhone 6s】マナーモードの切り替えが出来ない・サイレントスイッチ故障の修理

iPhoneの横についているサイレントスイッチの故障で修理のご相談を頂きました。

サイレントスイッチというとあまり馴染みが無いかもしれませんが、マナーモードのON/OFFの切り換えを行うスイッチの事をサイレントスイッチといいます。

このつまみが上に上がったままになっていて、下にさげようとしても押し戻されてさがらなくなっていました。

マナーモードの切り替えが出来なくなり不便を感じていたそうなので当店へとお越しくださったとの事でした。

実際に端末を見させていただきましたが、確かにつまみが下に降りなくなっているようでした。

中には汚れなどが原因でサイレントスイッチのつまみが動かなくなっている端末もあったりはしますが、今回のiPhoneは見たところ汚れが詰まっているようには見えません。

さらに詳しく点検するためにiPhoneを分解しつつ内部パーツの確認をしていきました。

するとあることが判明します。

サイレントスイッチの内部はレバーになっている端子がついておりその裏側に金属のプレートが取り付けられていて固定されています。

そのプレートから端子の根元部分が剥離してレバーを固定出来ない状態になっていました。

その結果、サイレントスイッチのつまみを下げようとするときに内部端子根元から動いてしまい、レバーを下げる事が出来ない状態になっていました。

修理方法としては、内部パーツを丸ごと新しいものに取り替えて対処いたしました。

パーツ交換を行ってから動作テストを行った結果、マナーモードの切り替えはスムーズに出来る様になりましたので無事に修理完了となります！

修理はスリープボタン交換というメニューになり、iPhone 6sなので税別6,500円となりました。

機種によって料金設定は異なりますので、こちらのページをご参照ください。

iPhone修理メニュー

似たような故障でお困りの方がおりましたら、スマホスピタル大丸札幌店までご連絡下さいませ。