構造で修理時間が変わる！？iPadAir2 バッテリー交換

スマホスピタル相模原店ではiPad修理も承っております！

今回はiPadAir2のバッテリー交換修理のご依頼を頂きました。

状態としては、バッテリー劣化の為起動がままならない症状です。

また、購入後から一度もバッテリーを交換していないとの事でした。

販売から8年経過しているので、基板劣化の可能性もございます・・・。

ですが、まず店舗でできるバッテリー交換から対応致します！

早速修理を開始いたしましょう。

☆画面の構造について☆

まず初めにiPadの修理に関して、大きく二つに分けれます。

それは「画面が一体型かどうか」です。

画面はガラスと液晶の2つのパーツで構成されています。

この二つのパーツが一体型か、分離型かで修理過程が変わってまいります。

また、修理料金も同様です。

オーソドックスな無印のiPadシリーズや、
Air、mini1/2/3などの比較的古い機種は分離型が主体でした。

その後のiPadProシリーズ、Air2、mini4以降の機種は、
構造が一新され一体型のパーツへと変わっていきました。

その為、今回のiPadAir2は一体型となります。

一体型のメリットは分解の容易さです。

大きいiPhoneのようにフレームと画面がついているだけです。

画面を開いた後は直接バッテリーや基板にアクセスできます。

一方、分離型はどうでしょうか？

まずはガラスをはずし、次に液晶をはずします。

この工程差が修理時間に分かれます。

混雑状況にもよりますが、一体型の場合は、
画面・バッテリー交換などは最短即日でお返しが可能です。

基本的には在庫も常に確保しておりますので、
お困りの際はお気軽にご来店下さいませ。

☆iPadAir2 バッテリー修理☆

さて、ウンチクが終わったところで作業に入ります。

と言っても前述のように容易な為、大きな説明はございません・・・。

しいて言えば画面の分解でしょうか。

画面とフレームは強力な粘着テープで固定されています。

これを剥がすためには本体を温める必要があります。

粘着テープを熱で柔らかくするのです。

その後は液晶に傷をつけないようにトランプなどで開口します。

開いてしまえば、後はコネクタカバー・バッテリーを外し交換するだけです。

今回はここまでで約30分程で完了いたしました。

その後、圧着作業をしてのお返しとなりますので、トータルは2時間ほどです。

もちろん交換後は細かな動作の確認を行います。

起動不可の状態でしたが、交換にて無事起動しました。

今回の修理はこれにて完了です。

iPadシリーズの不具合でお困りの方は是非お気軽にご相談下さい。

ご来店をお待ちしております。