Surface Pro3、タブレット端末の画面交換です！

今回は、ちょっと珍しい「タブレット修理」です。

本日はタブレット修理のお問い合わせをいただきました。

内容は「画面が割れてしまって、操作も効かない」とのことでした。

実際に端末の状態を確認しないと、判断が難しいところではありますが、

基本的には画面交換で解決する場合が多い内容となっています。

修理の可不可は事前にはわからない？

基本的にSurfaceに限らずタブレット修理では限らず「やってみないと分からない」事が殆どです。

例えば、「画面が映らない」という内容のご依頼があったとします。

基本的にやる処置は画面交換修理になるのですが、

これは「液晶画面パーツ自体に問題が起きている」と仮定しての作業です。

液晶と本体を繋ぐケーブル自体が通電していない状態であったり、液晶自体がつかなくなってしまっている場合は

画面交換で改善します。

しかし、大元の基板が故障している場合、その限りではありません。

では、そもそも基板とはなんなのか？

基板とは何か、パーツ交換で直らない場合とは？を知る為に

一度スマホの仕組みを簡単に学んでみましょう。

そもそもスマホってどうやって動いているの？

タブレットに限らず、殆どの精密機器の造りは、「入力」と「出力」で構成されています。

スマホの機能を分解して考えると、入力をする部品と出力をする部品に分けることができます。

「入力」は外部から情報を受け取ることです。

例えば、画面のどこをタッチされたのか、カメラはどのように写っているか、充電器が刺さっているか、マイクから拾う音などですね。

入力をする部品はタッチパネル、カメラ、充電口、マイクなどです。

対して「出力」は、内部から各パーツにどのような動作をさせるかの指示を送ることです。

例えば、画面に表示をさせる、カメラをズームさせる、音を出す、バイブレーションをさせるなどです。

出力をする部品は液晶画面、カメラ、スピーカー、バイブレーションなどですね。

上記の部品のうち、画面は入力も出力もするように見えますが、

実際はタッチパネルと液晶は別々の部品という扱いなんです。

ちなみに、iPhoneはタッチパネルと液晶画面が一体型になっている複雑な作りになったりしています。

実際の処理ってどんな感じ？

まず情報処理を行うCPUが付いているメインの基板があり、

そこへ、様々な情報が入力されます。

例えば画面のどこを触られているのか、充電が刺さっているかなどですね。

入力された情報をCPUが処理し、どのように反映するかを（画面に表示させる、音を鳴らす等）

各出力部品へ指示します。

こうやって、我々は動画を見たり、音楽を聴いたりすることが出来るわけですね。

パーツ交換で直る場合と直らない場合まとめ

では、スマホの仕組みをざっくり理解した上で、

画面交換の話に戻りましょう。

「画面が映らない」という症状を修理で改善しようとした場合

パーツ交換で修繕できるのは「基板からの指示を液晶画面が受け取れていない、反映できていない」場合です。

基板はしっかり入力を受けとり、処理をして出力指示まで行えているにも関わらず、

液晶までのケーブルが切れていたり、液晶が故障して写せなくなっている場合、

液晶を交換すれば症状は改善します。

一方で、パーツ交換で改善が出来ないのは

「そもそも基板からの指示がない」場合です。

例えばCPUが壊れてしまい処理能力を失ってしまっていたり、

基板側のピンが折れてしまっていて指示を送れなかったりすると

パーツに正しい支持が届いていない状態なので、パーツ交換をしても改善はありません。

そのような場合、基板を交換すれば直るのではないか？と思われるかもしれません。

結論、画面は映るようにはなりますが、基板に記憶されていた今までのデータごと交換してしまう事になるので、

データは消えてしまう事になります。

せっかく直ってもデータが消えるともはや新品を購入するのと変わらないです。

スマホスピタルでは、基板の故障状態によっては基板自体の修理も出来ますので、

まずは当店にお持ち込みください！

修理開始

• 機種名：Surface Pro3
• 症状：画面が割れてタッチが効かない
• 修理内容：画面交換

こちらが今回修理をするSurfacePro3です。

液晶表示はしているので、基板からの指示は受け取れているようです。

ということは、タッチパネル部分の入力が壊れてしまっているようですね！

では、画面交換をする為に内部を開いていきましょう！

画面展開

こちらが、画面を取り外した状態です。

画面と本体は粘着でしっかりついてしまっているので、

温めてから、ゆっくり外しましょう！

左半分を覆いつくしている黒い部品は「バッテリー」です。

右半分の銅色の部品の下に隠れているのが「基板」です。

画面下側真ん中に見える銅色の線が「画面コネクター」です。

今回は画面を交換しますので、画面コネクターをはずして交換します！

これで直らなければ、画面右側の基板のどこかに不具合があるという事になります。

交換完了後

こちらが交換完了後の写真です。

しっかりと修理完了しました！

表示も問題なく、タッチ反応もしっかり復活しました！

今回の修理も、「データはそのまま」「即日修理」で完了しました！

タブレット修理ならスマホスピタル佐賀駅前店まで

本日、SurfacePro3のタブレット修理の工程をご紹介しましたが

「不器用だから出来るか不安」

「家に道具がない」

「そもそもパーツが手に入らない！」

など、実際に自分でやるとなると心配になることは多いかと思います。

そんな時は「スマホスピタル佐賀駅店前」にお任せ下さい！

データはそのまま修理可能！

総務省登録修理業者のスマホスピタル佐賀駅前店では、

• データはそのまま
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を行っております。

もちろん、SurfacePro3以外のスマートフォン、タブレット、ゲーム機等の修理も受付中です！

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(参考：任天堂Switch Liteのスティック交換ってできるの？ゲーム機修理もスマホスピタル佐賀駅前店へお任せ！)

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本日の記事は、総務省登録修理業者 タブレット修理のスマホスピタル佐賀駅前店からお送りいたしました！