iPhone11落として画面割れしてしまった？【タッチが効かなくなるのも時間の問題かも】

iPhone 11

iPhone11の画面交換修理

本日のiPhone修理速報は「iPhone11画面交換修理」になります。

Contents

1 iPhone11の画面交換修理
- 1.1 タッチ不良や操作感の状態確認
2 画面交換修理開始
3 スマホスピタル佐賀駅前店
- 3.1 公式LINEでご相談
- 3.2 修理だけじゃない！？

こちらのiPhone11は、普段ズボンのポケットに入れて持ち歩いているそうですが、
ポケットから取り出す時に、コンクリートに落としてしまい、ガラスが割れてしまったとの事です。

ガラスが割れているだけなら良かったのですが、触っていないのに勝手に操作される
ゴーストタッチと呼ばれる症状も少し出てきてしまっていたようです。

初期化しないと使えなくなる危険もあるので注意です。

タッチ不良や操作感の状態確認

ご来店頂いた際に、まずは端末の状態をしっかりと確認させて頂いております。
なぜなら、落としてしまった際に、ガラスが割れているだけでなく、
落としてしまった衝撃で、他の機能が故障している可能性もございますので、
iPhone修理前に動作の確認をさせて頂いております。

今回ご依頼頂いたiPhone11は、画面の左下の部分から落ちてしまったようで、
その結果、ガラスが部分的に割れてしまっております。

指で操作する際に最初は特に問題なく操作できている状態でした。
しかし時折、触っていない部分が勝手に反応したりなど、タッチ不良が出てしまっている状態でした。

このまま、画面交換修理せずにいると症状が悪化してしまい、
常にゴーストタッチの症状が出てしまう可能性もあります。

画面交換修理開始

iPhone修理前の動作確認も終わり、今回は画面割れと、タッチ不良以外は
特に問題もない状態でしたので、画面交換修理でお預かりさせて頂きました。

画面展開

まずは、画面を展開すると内部の状態が見えてきます。
こちらのiPhone11の場合ですと、画面と本体基板が3つのケーブルで繋がっている状態となっており、
それらのケーブルが外れないようにする為にプレートで止められております。

どの端末でもそうですが、ケーブルなどを外す前には、必ず、バッテリーからの電力供給を止める必要があります。
なぜなら、バッテリーを外さずに作業を行うと、基板がショートしてしまう恐れがある為です！！

こちらの、赤の枠で囲んだ部分がバッテリーのコネクターと液晶画面との接続コネクター部分です。
これらを外してから、画面交換の作業に入っていきます。

画面分解

取り付けられていた、画面を本体基板から取り外し、
その後、パネル裏に取り付けられている、イヤースピーカーの部品を取り外し、新しい画面に移植する必要があります。

イヤースピーカー取り外し後

ちょっとわかりにくいですが、イヤースピーカを取り外した状態となります。
取り外す際にも、ケーブルを傷つけないように慎重に取り外す必要があります。
なぜなら、イヤースピーカーのケーブルが傷ついてしまうと、
「FaceID」が使用できなくなってしまうからです。

新しい画面の移植完了

取り外したイヤースピーカーの移植も終わり、画面を本体基板に取り付ける準備が出来ましたので、
次は、外した際の逆の手順で取り付けを行っていきます。

勿論、ただ単に取り付ければいいわけではありません。
特に、コネクターと呼ばれる接触部分を傷つけないように丁寧に取り付ける必要があります。

画面交換修理完了

画面を取り付けて、ネジ止めを行い、画面がしっかりと取り付けられているか、
その他にも、動作に問題はないかを確認して、問題ない事が確認が取れて、修理完了となります。

今回は、画面交換修理を行わせて頂き、
データはそのままで即日修理させて頂きました。

フレームの歪み等がある場合は、新しい画面を取り付けた際に、
画面の一部が浮いている等の症状が出てしまう場合もございます。
特に、普段カバーをしてご利用されている方は、気が付かない事が多い為、
たまに、カバーを外してスマートフォンの状態を確認してみて下さい。
稀に、バッテリーが膨張していたり、背面パネルが割れていたりなどがあるかも知れません。