バッテリーの減りが早いiPhone7の修理について

バッテリーの減りが早くなったiPhone7をお持ちいただきました。

落としたりせず、修理にも出すことなく
購入から4年使い続けていたiPhone7。
しかし以前から少し気になっていたバッテリーの持ちの悪さが
ここ最近になってよりひどくなり、
100%まで充電しても3，4時間程で残量が20%を切るようになって、
さすがに不便に感じてきたので今回ご来店されたとの事。

バッテリー交換前のiPhone7がこちらです。

設定から確認できるバッテリーの最大容量は78%と
交換目安である85%を下回っており、
画面上部にもバッテリー劣化に関する注意メッセージが出ております。
バッテリーは消耗品ですので、充電する事で繰り返し使用できるものであっても、
年数が経つにつれて徐々に状態は悪くなっていきます。
またバッテリーが消耗してくると減りが早くなるだけでなく、
常に充電していないと軌道を維持できなくなったり、
どれだけ充電しても電源が入らなくなる可能性があります。
バッテリー持ちが悪くなったと感じたら早めに修理に出しましょう！

スマホスピタル佐賀駅前店ではバッテリー交換の他にも
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それではバッテリー交換修理に入ります。

iPhone7は画面側からの分解を行います。
配線が右側2カ所に分かれているので、
本体右側を軸に展開していきます。

画面を開いたらバッテリーのコネクターを外していくのですが、
コネクター接続部分は写真の様に金属プレートで覆われているので、
プレートを外してからコネクターを外します。

画面の取り外し

安全にバッテリーの取り換え作業を行うために
今回交換はしませんが、画面の配線も一度外します。

iPhone7の場合、画面から基板へのびる配線は2カ所に分かれており、
うち1箇所は先程外したバッテリーのコネクター付近にあるので、
まずはこちらを外します。

もう1カ所は本体上部にあります。

こちらも先ほどと同じく接続部分はコネクターカバーで覆われているので、
ネジを外し、プレートを外してからコネクターを外します。
合計3本の配線を外せたら画面縁に残った粘着を剥がしながらゆっくり画面を持ち上げ、
本体と画面を切り離します。

バッテリーの取り外し

iPhone7にはワイヤレス充電機能は搭載されていない機種なので、
バッテリーは縦2本の粘着シールで本体に固定されています。
シールの末端がバッテリーの下側から表に伸びているので、
少しずつ引っ張るようにして1本1本剥がしていきます。

バッテリーを取り外すと写真のようになります。
この時バッテリー取り付け位置やフレームの縁に
粘着などが残っていたら取り除きなど簡単な清掃作業を行います。

組み上げ、修理後動作確認

清掃作業ができたら新しいバッテリーを固定していきます。
その後一度取り外していた画面を繋ぎ直してからバッテリーのコネクターを繋ぎます。
コネクターを繋ぎ、カバーを固定したら画面を閉じます。
もし修理前電源が入らない状態だった場合は画面を閉じる前に一度電源を入れて、
まずは起動が出来るか確認をしてから画面を閉じます。
画面を閉じたら電源を入れて各種機能の動作チェックを行います。
バッテリー状態や動作に問題が無ければバッテリー交換修理完了となります。

店舗紹介

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