画面表示がおかしいiPhoneXSの修理について

iPhoneXSの画面交換修理

ガラス割れはしなかったが、
落としてから画面表示がおかしくなった。
また表示がおかしい部分を中心にタッチ反応が鈍くなったため、
操作が出来なくなる前にご来店されたとの事。

画面交換修理前のiPhoneXSがこちら

確かに、ガラス割れはありませんが、
画面の右側に赤い縦線の表示があります。
また線の入っている部分周辺のタッチ反応がかなり不安定で、
反応しないときも見られました。
画面表示やタッチ反応に不具合が出ているので、
まずは画面交換で改善がないか確認することになりました。

画面交換修理開始

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画面取り外し

本体右側を軸にして横向きに開いたら、
まずはバッテリーのコネクターから外していきます。

写真のようにバッテリーの接続部分は細長い金属プレートで覆われています。
固定している5本のネジを外し、プレートを外したら、
しっかり配線を目で追い、バッテリーのコネクターを外します。

次に画面側の配線を外していきます。
iPhoneXSでは合計3本の配線が画面から基板へのびているので、
外し間違いがないよう確認しながら取り外します。
写真左側に見えているイヤースピーカーケーブルについては、
一部本体フレームと粘着で固定している部分があるので、
コネクターを外した後、ゴムヘラなどで配線を傷つけないよう、
ゆっくり粘着を剥がしてから、
画面縁に残る粘着シールを剥がしながら少しずつ画面を持ち上げ、
本体から切り離していきます。

移植パーツの取り外し

iPhoneXSの画面交換の場合、画面上部に固定されている
イヤースピーカーケーブルは基本的に新しい画面へ移殖を行います。

パーツは3本のネジと粘着で固定されいます。
写真のように右下部分のネジは黒いシールで隠れている場合もあるので、
シールを剥がし3本のネジを外したら、
上端部の一部につけられた粘着をパーツを傷つけないように剥がしていきます。

動作確認

パーツが取り外せたら新しい画面に固定し、
本体基板へつなぎ直します。
その後バッテリーのコネクターを繋いだら完全に閉じる前に
まずは一度電源を入れてみて、
画面交換のみで画面表示やタッチ反応に改善があるか、
簡単に確認を行います。
問題が無ければ電源を落とし、
コネクターカバーなどを取り付け、
画面を閉じでしまってから再度電源を入れてみて
状態の確認を行います。

画面交換修理後のiPhoneXSがこちら

修理前に画面の一部にあった縦線表示は無くなっております。
またタッチ反応や充電反応、カメラ機能など
iPhoneXSの各種機能のチェックを行いましたが、
全て問題なく動作している事が確認できたので、
iPhoneXSの画面交換修理完了となります。

店舗紹介

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