起動できないXperia XZ (SO-01J) 修理をご依頼いただきました！

起動できなくなったXperia XZ (SO-01J) のご依頼

今回は、SONYが開発するAndroidスマホのXperiaシリーズのひとつ
Xperia XZ (SO-01J) の修理をご依頼いただきました。

こちらは2016年に発売されていた機種となっているため、
2022年現在では6年目になる比較的古いモデルです。

ご相談の内容は、電源が入らなくなってしまったというものです。
電源ボタンの長押しや、充電ケーブルを接続しても全く反応がなく、
音やバイブレーションもしないため完全に電源が切れたままの様です。

今回はこちらのXperia XZの修理を行わせて頂きました。

まずはバッテリー交換を試してみる

スマホの起動ができなくなってしまった時、
その原因の多くを占めているのがバッテリーです。
バッテリーは毎日使っているだけでも劣化が進み、
いずれ限界がきて充電できなくなってしまったり
起動できなくなってしまったりします。

Xperia XZは画面から分解をしていく機種のため、
液晶を破損させないように慎重な作業が必要です。

バッテリーは内部のメタルプレートに貼りついています。
一度こちらを取り出して、新しいバッテリーを取り付け、
液晶パネルを再度組み直して起動させてみます。

すると…

無事起動ができるようになりました！
情報保護のため、目隠しの用紙を置いております。
しかし、ここで問題が発生しました。

充電コードを差しんでいるのに、充電マークがでていません。

これでは結局残りの充電がなくなってしまうと
また起動ができない状態に戻ってしまいます。
もしかしたら、今回は充電口（ドックコネクター）が悪いかもしれません。

ドックコネクターを交換してみる

もう一度分解して、ドックコネクターを取り外します。
SO-01Jのドックコネクターは3つのケーブルがひとつに合体した
かなり特徴的な見た目をしています。
このうちの一番右側が充電口部分となっています。

新しいドックコネクターを取り付けました。
ここから改めて組み立てて動作を確認していきます。
バッテリーは一度、お客様の元々のものに戻しています。

すると充電反応が確認でき、0%から
少しずつ充電されていくことが確認できました！

そして無事起動もできるように！
バッテリーは交換せず、ドックコネクターのみで復活しました！

充電口も、スマホの修理ではご依頼の多いパーツです。
当店ではAndroidの充電口（ドックコネクター）の修理も行っております。
なお、機種によっては在庫がなく取り寄せが必要な場合や、
流通が無く対応できない場合もございますのでご了承ください。

対応可否につきましては、一度お持ち込みいただけましたら
スタッフにて診断しお調べさせて頂きます。

スマホの故障ｄえお困りの際はぜひご相談ください！